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第Ⅱ期[ニュース&トピックス]

なるほど!見て、聞いて、触って ~5年生の社会科見学~

投稿日:2014.11.15

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

11月6日(水)、小学5年生は安曇野市にある長野県水産試験場で社会科見学を行いました。


 


現地に着くと、たくさんのいけすがあり、いけすの中には普段塩焼きにして食べているニジマスとは比べ物にならないほど大きなニジマスや信州サーモンが泳いでいました。いけすの中には、珍しい魚も多く、特に子ども達の目を引いたのが突然変異体の黄色のニジマスです。この黄色のニジマスもバイオテクノロジー技術により、突然変異体を継続させているというのです。


 


子ども達はすでに社会科の水産業の単元で、魚の養殖について学んでいます。信州サーモンも四倍体のニジマス(メス)とブラウントラウト(オス)をバイオテクノロジー技術によって交配させた一代限りの養殖品種なのです。誕生までに約20年もの歳月をかけて、研究され、病気に強く、誕生した信州サーモンはすべてメスで、信州サーモンは卵をもたないなど、様々なことを教えていただきました。説明を聞きながら、子ども達も必死でメモをとり、多くのことを学びとろうとしていました。


 


さらに、エサやりと実際にニジマスに触る体験をさせていただきました。子ども達が大きな池に向かってエサを投げ込むと、大きなニジマスたちが我先にとエサに群がります。その様子を子ども達も興奮してみていました。ニジマスに触る体験では、ニジマスの名前の由来を教えてもらいました。ニジマスの腹の部分が虹色なことから、「虹色のマス→ニジマス」となったそうで、子ども達も「感触がヌルヌルしている」「結構やわらかい」「お腹の色が変わっていく」などと歓声をあげながら、貴重な体験をすることができました。


 


また、質疑応答の場面でも実際に水産業に携わる職員の方々の話を聞いて、多くの苦労と努力、そして工夫をして生産していることを知り、普段何気なく食べている魚でも生産者の思いを知ることで、子ども達の中に、感謝の気持ちが湧いてきたようです。


 


長野県水産試験場の皆様、楽しくて有意義な時間をいただき、ありがとうございました。

小学5年 ワクワク・ドキドキ トヨタ原体験プログラム

投稿日:2014.11.12

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

11月11日(火)、5年生はトヨタ自動車の皆様をお招きし、トヨタ原体験プログラムを受講しました。


これは、トヨタ自動車が「自動車会社として子どもたちにできること」に取り組み、子ども達の五感を刺激し、ワクワク・ドキドキする体験を伝えてくれるもので、トヨタ自動車の社会貢献活動の一つです。


 


前半は自動車と環境をテーマに、トヨタの工場の映像や四択クイズを通して自動車産業の基礎や自動車ができる工程について学び、後半はチーム対抗によるボードゲーム版「カー&エコゲーム」に挑戦しました。「十年間の自動車会社の経営者となり、いかに収益を出すか」というもので、稼いだお金を開発、社会貢献、増産体制のどれに回すのかを考え、経営判断をしていかなければなりません。収益だけを考え、自動車を大量生産しては環境に悪いなど、知らず知らずのうちに利益優先ではない現在の自動車工業のあり方を学ぶことができ、楽しみながら「自動車をつくる工業」の学習を深めることができました。


 


 さらに、屋外でプリウスPHVを実際に見せていただきました。CMなどで子ども達も見たことはありましたが、実物を見せていただき、目を輝かせ質問をしていました。現在の自動車会社は環境や社会貢献活動を一体であること、そして何より、世界的企業のトヨタに触れることができた貴重な時間となりました。


 


トヨタ原体験事務局の皆様、貴重な機会を与えていただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


 

女子テニス部 北信越大会で大健闘

投稿日:2014.11.08

お知らせ 第Ⅱ期 第Ⅲ期 部活動

11月2日(日)、新潟県南魚沼市で第5回北信越中学校選抜新人テニス大会・団体戦が行われ、本校の女子テニス部が長野県代表として出場しました。


当日は、期待と緊張が入り交じる中、チーム一丸となり勝利を目指しました。
その結果、1回戦は富山県代表の中学校、2回戦は新潟県代表の中学校に見事勝利しました。優勝決定戦で敗れ、引き続き行われた全国大会代表決定戦も本当にあと一歩のところで敗れ、惜しくも全国大会には出場することができませんでしたが、試合を重ねるごとに上達していくのが、周りで観ていてはっきりと感じることができることが出来るほどの活躍でした。
今回の悔しさを糧に、人として一回りも二回りも大きく成長していってくれることを期待しています。
テニス協会の皆様、山崎コーチ、保護者の皆様、いろいろとお世話になりありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。




大会結果はこちら(北信越テニス協会HP)


 

英語劇鑑賞会 ホワイト・ホース・シアター

10月1日(水)、ドイツに本部を置くWhite Horse Theatre(ホワイト・ホース・シアター)による演劇を鑑賞しました。日頃から英語学習に取り組む児童生徒がさらに生きた英語を学ぶために計画した鑑賞会です。小学校1~4年生は「The Mice in the Clock」、小学校5・6年生は「The Ice Queen」、中学生は「My Cousin Charles」という演目でした。それぞれ1時間ほどの劇は全編英語。熱演の中、時には席の間まで入ってきたり、児童生徒とせりふのやり取りがあったりと、楽しい鑑賞会でした。

演目が終わった後には、俳優さんたちへの質問タイム。

「どうしたら役になりきることができますか?」「演技をする上で大切にしていることはありますか?」など、たくさんの質問があがりました。俳優さんたちからは、お話の世界に入り込むこと、言葉を大切にすること、はっきり大きな声を出すこと、笑顔で演じること...との答えをいただきました。

6年生の御子柴くんは「初めて英語で劇を見ました。言葉がわからないところもあったけれど、表現や動きでストーリーがよくわかりました。」と英語で感想を述べました。

さいきょう祭を間近に控えた児童生徒にとっては、舞台に立った時の見せかたの工夫を学ぶこともでき、よい刺激になりました。

オーストラリアの高校生と交流

9月29日(月)、オーストラリアのモルヤ・ハイスクール(Moruya High School)から、先生を含めた8名のみなさんが本校を訪れました。母国で日本語を学んでいるというみなさんは、「少し緊張しています。よろしくお願いします。」と日本語で挨拶をしました。

いくつかの教室を回り、小学生とハンカチ落としに似たDuck Duck Gooseというゲームなどをして楽しんだほか、中学生の授業に参加したり給食を体験したりしました。

帰り際には、低学年の児童に囲まれ、ハイタッチをし合う場面も。笑顔で記念撮影をして、本校を後にしました。短い時間でしたが、日本滞在の楽しい思い出のひとつにしていただけたと思います。

全校で交通安全教室

9月25日(木)、松本市交通安全課と交通安全支援センターから6名の講師をお迎えし、交通安全教室を行いました。

小学校5年生以上の全学年では、自転車事故の事例や内輪差による巻き込みの危険性についてご指導いただきました。大型車両が交差点やカーブを曲がるとき、その後輪は思ったよりずっと内側を移動します。走行軌跡に注意して、安全な行動をとれるようにしなくてはいけません。

小学校低学年では、「なんのために交通安全教室を行うのか」という問いかけに対し、たくさんの手が挙がりました。「事故にあわないため」「まわりに迷惑をかけないようにするため」と、目的をはっきり答え、自分も周りの人たちも安全に通行するためのマナーについて考えました。

小学4年生には、主に自転車の乗り方や点検について説明をしていただきました。自転車免許の取得に向けて、お話を聞きながらノートに一生懸命メモを取っていました。「ブ・タ・は・しゃ・ベル」の点検作業を行い自転車を大切に使うこと、危険を予知し、正しく楽しく快適に自転車に乗ることを約束しました。

 

「車があまり通らない道だから、反対側へ突っ切っても大丈夫だろう」

「信号が点滅しているけど、急げば間に合うだろう」

このような思い込みによる「だろう運転」はとても危険なもの。

「歩行者が突然飛び出してくるかもしれない」

「前の車は急に曲がるかもしれない」

と、常に危険を予測した「かもしれない運転」を心がけることが大切です。

短時間ではありましたが、ルールやマナーと共に、自分自身の安全も一緒に守るということを改めて学ぶことができました。

講師の皆様、ありがとうございました。

大自然を満喫! 4年生の乗鞍自然体験

投稿日:2014.09.01

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期


828日から12日の行程で、小学校4年生が乗鞍高原を訪れ自然体験ツアーを行いました。 


 


1日目は、しっとりとした空気を吸い込みながら森林の中を歩き、ガイドのみなさんによる樹上の生き物や目の前の植物の説明に耳を傾けました。しぶきをあげて落ちる大きな滝や、そこから流れ出る澄んだ水を見て、美しい自然にふれました。 


 


2日目は乗鞍岳の最高峰・標高3,026メートルの剣ヶ峰を目指してのトレッキングです。本格的な登山は初めてという児童がほとんどでしたが、弱音を吐くことなく、励まし合って登ることができました。山肌の大きな岩のそばやすべりやすい足場を進むにつれ、1日目の穏やかな森林とはうって変わった、自然の持つ厳しい面も身をもって体験しました。頂上から見た景色とみんなで食べたおいしい昼ごはんは、大自然からのご褒美となりました。信州の自然を満喫して帰校した児童たちは、みんなで取り組むことの喜びをあらためて知り、絆を深めることができたと思います。


 


ガイドの皆様には、安全面はもちろん、精神面でも支えていただきました。本当にありがとうございました。


 


 


災害を考える

8月26日(火)、小学6年生と中学3年生が起震車に乗り、強く大きな揺れを体験しました。

乗車前には、芳川消防署の方から「松本市周辺はまだそれほど大きな災害はないけれど、付近には断層があり、大きな地震が想定されている。いつ・どこで・どのように起きるかわからない揺れの怖さを考え、起震車に乗ってほしい」とのお話がありました。

体験した揺れは2種類です。1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災と、近年外国で起きた地震は、どちらも震度7クラスの地震でした。家具は当然のこと、コンクリート製の建物も倒れてしまうほどの揺れを体験し、みんな机にしがみついていました。

 

起震車の机やいすはしっかり固定されていますが、実際の生活の場=学校や家庭では、机やいす、家具も揺れと一緒に動いてしまいます。そして、災害は、寝ているとき、歩いているときなど、どんな状況で起きるかを予想しにくいものでもあります。この体験をきっかけに、いざというときの行動、自分の身をどう守るかをしっかり考えていきましょう。

 

芳川消防署の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

1学期終業式

7月19日(土)、1学期終業式を行いました。

理事長から、「すべての人に1日24時間は平等に与えられている。長い休みの間は、ひとりひとりの時間の使い方が試されているということを自覚してほしい。特に中学3年生は、"時間は自分で作るもの"という意識を持って過ごしてほしい」とのお話がありました。

校長先生は、"If you want the rainbow, you gotta put up with the rain." ―虹を見たいのならば、その前に降る雨には辛抱しなくてはいけない=よい結果を出すためには、苦労もつきものだ―という言葉とともに、「夏休みを自分の智恵と力を尽くして過ごし、2学期に元気な顔が見られることを楽しみにしています」とお話されました。

式の後には生徒指導部から夏休みの過ごし方についての話がありました。

 

健康管理、事故等に十分注意して、楽しい夏休みにしましょう。

 

美術部の作品が入賞 こどもたちの彫刻コンクール

小学生・中学生を対象とした「第13回子どもたちの彫刻コンクール(主催:美ヶ原高原美術館、NBS長野放送)」において、美術部の5名が共同制作した『三十年の闇日記』が入賞しました。

黒く塗られた本棚と床の上には1冊1年分の日記帳が30冊。日記帳は縦4㎝・横3㎝ほどの大きさですが、1冊ずつ丁寧に製本されていて、ページをめくることができます。棚や机、いすは木製、そして机上のろうそくも本物のろうそくから作られていて、「自分たちが小さくなれば本当に使えるもの」になっています。

「5人で時間をかけて細かいところまで作ることができてよかった。制作途中で世界観を大きく変えたことで、現実性のある非現実世界が生まれたと思う。」と、約3か月におよんだ制作期間を振り返っていました。

 

作品は、美ヶ原高原美術館内「こども美術館」に11月まで展示されています。