5月19日(土)、声優・俳優としてご活躍されている増岡 弘先生を迎え、特別教育講演会を行いました。子育て中のお父さん、お母さん世代に向け、「ことば」の大切さなどについて話してくださいました。
増岡先生は、コップの中のお茶をことばに見立て、「飲むものは何でもいいけれど、大事なのはその温度。熱湯を相手に飲ませたらどうなるか。水を凍らせ、尖ったつららのようにして相手に向けたらどうなるか…。飲み物と同じようにことばにも温度があり、それを相手に適温で渡すことが大事です。」と語りかけました。
そして、「ことばは、相手が受け取って初めてことばになるものであり、相手がそれを受け取らなければ、どんなにいいことを言っても単なる音でしかない。みなさんは、音を出し続けていませんか。」との問いかけがありました。音だけの環境におかれると、子どもはその自衛機能を使って聞かなくなってしまいます。また、よくある声掛けとして「早くしなさい」がありますが、子どもは経験の浅さゆえ「できない」、つまりその瞬間瞬間がいっぱいにならないと次に進めない場合があるとのこと。「○○くん、がんばってるね」と、いいところを見つけ、ほめながら育てるのが一番だとおっしゃっていました。子どもたちにとっては、ああしなさい、こうしなさいと言われるよりも、親が自分たちの少し後ろについて走ってくれていると感じられるくらいがうれしいものなのだそうです。
「子どもは、子どもとして立派に完成しています。大人にならない子どもはいないし、子どもではなかった親もいない。 “子ども”という通過点で、本人のいいところを見つけ、ほめてあげれば、大きな夢を果たします。目に見えないことばだからこそ、大切にしましょう。」と結んだ増岡先生の温かい講演に、大きな拍手が送られました。
5月27日(日)、第14回体育祭をやまびこドームで行いました。小学校・中学校9学年の全生徒を赤組と白組に分けての熱い対決で、「英姿颯爽~駆けろ 貫け 我が闘志~」のスローガン通り、どちらのチームも勝利をつかもうと全力を尽くして戦い抜きました。入場行進、選手宣誓や応援合戦の演舞、競技に必要な用具のスムーズな設置など、当日を迎えるまでに周到に準備・練習を重ねてきた様子が伺えました。 今年の結果は、赤組の優勝! 来賓の皆様、地域の方々、多くの保護者のみなさんには、最後まで選手たちに温かい声援を送っていただき、本当にありがとうございました。
競技の様子などは、今後〈体育祭レポート〉で紹介します。
第3回 わくわくプレスクール
日時:6月16日(土)10:00~11:30
場所:才教学園小学校・中学校
対象:年長児
遊びの要素を随所に入れ、楽しみながら 「かず」「もじ」「えいご」を学べる小学準備講座です。1回のみの参加、連続での参加、どちらも可能です。
参加ご希望の方は、こちらからお申し込みいただくか、お電話(0263-58-0311)にてお申込みください。
<5月19日(土)、第2回わくわくプレスクールを行いました>
年長児のみなさんは、数字の歌を歌ったり、ネイティブの先生と英語の勉強をしたりと楽しく学んでいました。こくごのプリントにも大きくはっきりとした字を書くことができ、担当の先生から大きなハナマルをもらっていました。
5月15日(火)、第1回子育て教養講座「姿勢教室」を開講しました。 姿勢スタイリストの阪上晃子先生が、よい姿勢の作り方などを指導してくださいました。参加した保護者のみなさんは、足裏のアーチ=土踏まずがしっかり保てているか(偏平足になっていないか)を確認したり、いつまでも元気でいられるための正しい姿勢の重要性について、熱心に耳を傾けたりしていました。 猫背やO脚など子どもの不良姿勢が問題になっていますが、大人のみなさんにも同じことが言えるかもしれません。阪上先生は「食器洗いや洗顔の際にやりがちな前傾姿勢も、少し改善すればスクワット同様の効果が得られるようになる」、「正しい姿勢を意識するかしないかで若さを維持できるかが決まります」など、楽しいトークを交えながら生活の中で実践しやすい姿勢の正し方やひもを使った簡単なトレーニングを紹介。講座が終了したときには、参加されたみなさんの背筋が美しくなっていたように思います。 正しい姿勢を維持すると、ケガの予防や学力・運動能力の向上など良い結果がたくさん得られるとのこと。ご家庭でもぜひお子さんと一緒に「良い姿勢」を習慣づけていただければと思います。 次回の子育て教養講座は8月21日(火)、思春期を迎えるお子さんがいらっしゃるご家庭での心構えをテーマに開講します。
お問い合わせ、お申し込みは学校ホームページ「お母さんのための子育て教養講座」から、またはお電話(0263-58-0311)にてご連絡ください。
4月22日から3泊5日の行程で、9年生がオーストラリア・メルボルンへの修学旅行を実施しました。 現地での初日は王立展示館や州議事堂、聖パトリック大聖堂等を見学。会議や催し物がなかったため、各建物内をじっくりと見ることができました。中高生の案内を度々務めているというガイドの方からは、「ここまで熱心にみてまわる子どもたちは中々いません」とうれしいお声掛けをいただきました。見るもの、聞くことすべてに興味を持ち、吸収しようという姿勢はさすが才教生です。 2日目はこの度姉妹提携を結んだパークトン校(Parktone Primary School)を訪問。浴衣姿の先生や大勢の子どもたちが迎えてくれました。英語での会話も順調で、イベント「Japanese Day」では、班ごとに準備した催しを一生懸命披露。広場で全校児童と大勢の保護者の皆さんを前に、桜模様の法被を着て「よさこい」などを踊ると、会場は大喝采に包まれました。小松校長のスピーチに続いて行われた、生徒会長の城谷くんによる英語の挨拶も大変立派でした。 この夜、生徒はそれぞれのホームステイ先へ。どのご家庭でも歓待していただき、忘れることのできない経験となりました。 3日目、ホストファミリーとともにパークトン校に集合するも、すぐにお別れとなります。短くても密度の濃い時間を共に過ごせたせいか、涙を見せる生徒たちとホストファミリーの姿がありました。その後、生徒たちはグレートオーシャンロードでは大自然が年月をかけて生み出した絶景に心を動かされ、研修最後の夜は展望タワーからメルボルンの美しい夜景を楽しみました。 様々な刺激を受け、そのすべてがチャレンジでもあった修学旅行。自分たちの「これから」を幅広く考える機会にもなったのではないでしょうか。
才教学園 特別教育講演会
テーマ:「サザエさん一家は幸福みつけの達人ぞろい」
講師:増岡 弘 先生 (声優)
日時:5月19日 (土) 10:00~11:40
場所:才教学園小学校・中学校 講堂
受付開始(開場) 9:15
※9:50までにはご入場ください
国民的アニメ「サザエさん」のマスオさん役の声優としてお馴染みの増岡先生による講演会です。サザエさん一家を例に挙げ、理想的な家族の在り方、家族の幸せ、人としての在り方、愛情のある子育て等、本当の幸せを見つけるための秘訣を優しい声で教えてくださいます。ご期待ください。
案内、申し込みはこちらから
*大人の方対象の講演会です。年長児のお子様は同日開催のわくわくプレスクールにご参加ください。小学生以上のお子様は、別室で待機できます。年中児以下のお子様は託児サービス(お一人1000円 予約制 先着15名)をご利用できますので、お電話(0263-58-0311)で直接お申込みください。
4月17日(火)、普段からお世話になっている芳川消防署を4年生が訪問し、「消防車」、「救急車」、「消防署の建物の中」について説明を受けました。生徒からはたくさんの質問が出ましたが、一つひとつに丁寧に答えていただきました。
消防車のナビゲーションシステムは、普段見慣れている乗用車に搭載されているものとは全く違うこと、松本市の救急車の出動件数は年間17,000件に上っていること、芳川消防署管内以外の出動情報の際にも署内には大きな警報音が鳴り響くので、そのたびに署内の空気が引き締まることなど、驚きの連続でした。
リアルな現場を目にすると、防災意識や危機管理意識も変わります。火災や事故に迅速に対応する消防車や救急車。命と安全を守る現場は、常に緊張感に包まれていることを肌で感じ、日々尽力されている署員の方々への感謝が深まった見学となりました。
「さいきょう子育てプログラム」の一環である「親子プレスクール」を4月21日(土)に開催し、家庭でも楽しく実践できる数・文字の学習の方法について本校の教諭らが説明しました。 もじ・かず・えいごの各時間の始まりと終わりの礼と挨拶は、全員でしっかり行います。机を並べて座ったお子さんと保護者のみなさんは、先生の指示にしっかり耳を傾けながら、プリントに描かれた動物や果物の数をおはじきで数えたり、ひらがなのカードを並べ替えてことばをつくったりしました。すると、お子さんたちの「できた!」に合わせ、プリントのあちこちにお母さんたちがはなまるを咲かせました。 最後は全員で“Head, Shoulders, Knees and Toes”を歌いました。おなじみの曲なので、すぐに壇上の先生と一緒に踊ることができ、頭、肩、ひざなどにテンポよく触れながら元気よく体を動かしました。 持ち帰ったプリントやえんぴつ、おはじきを使って、ご家庭でもいろいろなことにチャレンジする機会をもっていただけたらと思います。 5月からは年長児を対象とした「わくわくプレスクール」として続いていきます。 ぜひ奮ってご参加ください。 ○お申し込みはこちらから
○プログラムの詳細はこちら
1学期の小学校・中学校授業参観が始まりました。 4月20日(金)は7年生から9年生の授業参観。担任の先生方による授業が行われました。 8年のあるクラスでは、理科で「カルメ焼き」づくりに挑戦しました。炭酸水素ナトリウムが熱によって炭酸ナトリウム・二酸化炭素・水に分解されることを応用した実験です。最初はうまく膨らませることができず苦労していましたが、何回か繰り返すうちに見事成功した班も出ていました。7年の各クラスでは、生徒と保護者が交互に「自分にとってなくてはならないもの」を、具体的な名称となぜそれが必要なのかを発表しました。道徳の授業を行った9年生は、「私たちは1日にどれくらいの水を使っているのか」をテーマに意見を出し合いました。 当日は多くの保護者の方にお越しいただき、ありがとうございました。 今週は1年生から6年生までの参観日を予定しています。
7年
8年
9年