2月25日(月)から28日(木)まで「英語の森」を行いました。今年度は1年生と5年生、2年生と6年生、3年生と7年生、4年生と8年生と、2つの異なる学年がペアになり、1時間をたっぷり使って、紙芝居仕立ての「スイミー」や「はらぺこあおむし」、そしてゲームで交流しました。 上級生は、紙芝居を作るところから準備を始め、「どのようにしたら下級生が喜んでくれるのか」「どんな読み方をしたら下級生が話の内容を理解しやすいか」などを考え、各グループで精一杯の工夫をしていました。本番では、同じグループになった下級生に優しく話しかけて誘導したり、発表をグループ内でフォローし合ったりしていました。下級生も、時折笑い声や歓声を上げながらすっかりお話に聞き入っていました。 時間の後半に計画していたゲームでは、上級生と下級生が自由に交流できるような活動を行いました。自己紹介や誕生日を訪ねるといった英語でのコミュニケーションの際は、上級生が下級生との目線を合わせようと膝をついたり腰をかがめたりしながら、ここでも積極的に話しかけ、リードする姿が見られました。 この交流を通して、上級生が下級生を思いやる気持ちや、下級生が上級生に憧れる気持ちといったものが、今まで以上に多くの生徒達に芽生えたようでした。
5年生と1年生
7年生と3年生
8年生と4年生
お父さん お母さんのための“教え方”講座
第2回テーマ 「もじ」と「かず」 ~実践編~
お子さんが楽しみながら無理なく「もじ」「かず」について学べる、ご家庭での教え方についてお話しします。特に幼少期の子どもたちは、実体験を通して「もじ」や「かず」を身につけていきますが、保護者の声がけ、接し方次第で身につき方が大きく変わってきます。この時期に知っておくと、無理なく小学準備ができる内容の講座です。
日時:3月5日(火) もしくは 3月9日(土) (2日とも同じ内容です。)
いずれも10:00~11:30
場所 才教学園小学校・中学校
対象 未就学児の保護者
主に年長児の保護者の方を対象としたお話しになりますが、年中、年少児の保護者の方もご参加いただけます。
持ち物 上履き(スリッパ)、筆記用具
申し込み方法 お電話、またはこちらからお申込みください
2月16日(土)に、第14回プレゼンテーションコンテストを行いました。 5年生から7年生までが個人で興味のあるテーマをひとつ選び、書籍やインターネットを通じての情報収集、アンケートや現地調査など、数カ月かけて調査・研究を続け、考察をしました。事前のクラス内予選(保護者審査)を経て代表に選出された10名は、本選までの1週間で修正や練習を重ねてきました。本選では校長をはじめとする審査員のみなさん、保護者のみなさん、大勢の生徒を前に、代表者はとても堂々としたプレゼンテーションを行いました。 審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、ハガキ1枚の強度について調べた加藤くん(5年)です。加藤くんは、ハガキサイズの紙の強度が折り方の違いでどのように変わるのか、水入りペットボトルが乗った本数をグラフに表して比較しました。同じ筒状でも円柱・四角柱・星型など頂点の異なるかたちにしたとき、もっとも強かったのは円柱で23㎏まで耐えられたそうです。この延長で、用紙の厚さを変えて同様の実験を行い、加藤くんが「極厚紙」と呼ぶ紙では、2リットルのペットボトル17本分に相当する35㎏という記録が出たそうです。考察として「①紙は円柱形の状態が一番強い ②頂点の数が多いほど強くなる ③厚みがあるほど強くなる」とまとめました。 講評では、「自分の作った資料はずっと大切にしてほしい」「どのプレゼンテーションも甲乙つけがたかった」「来年のコンテストをさらに楽しみにしています」などの感想をいただきました。 審査員のみなさんには、厳正な審査にご協力いただき、本当にありがとうございました。 〈審査結果〉 最優秀賞 5年 加藤 紬くん 「一枚のハガキの強度」 優秀賞 7年 伊野翔真くん「刀と日本語」
優秀賞 6年 小松 遊路くん「B型はなぜきらわれるのか?」
本選に出場した10名
2月4日(月)から14日(木)まで、今年度最後の授業参観(学年別)を行いました。 4日からの3日間はプレゼンテーションコンテストの予選として、5・6・7年生の保護者のみなさんにはお子さんのいるクラスで審査にご協力いただきました。時には内容のおもしろさに笑いが起きることもありましたが、一人ひとりの発表をうなずきながら真剣に聞いて下さっていました。この審査の結果を受けて、10名が16日(土)の本選に臨みます。 1年生「学習発表会」:グループ発表や英語での自己紹介、百人一首の親子対戦などが行われ、とても盛り上がりました。グループ発表のクイズで遠慮がちに挙手するお父さん、お母さんが「手を挙げるときは耳に腕をつけて下さい!」と子どもたちから言われる場面もありました。 2年生「未来へ 今までのわたし、これからのわたし」:自分の名前の由来やもっと小さかったころのエピソードなどをお家の方から聞いてまとめ、発表しました。また、子どもたちが将来の夢やこれから頑張りたいこと、日ごろの感謝を伝えると、目頭を押さえるお父さん、お母さんの姿が…。 3年生「昔のくらし」:「衣・食・住・行事・生活」の5つのテーマで、昔の子どもの遊びや、自分たちが直接見たことのないもの(わらぐつなど)について調べていました。中にはおじいさんが子どもの頃に使っていたという教科書を見せてくれた生徒もいて、保護者のみなさんも驚いていました。 4年生「私は○○の宣伝部長」:一人ずつ長野県の文化や観光の魅力を紹介するプレゼン形式の発表が行われました。県鳥である雷鳥や、ワカサギの生態、塩尻玄蕃まつりなど個々に発表する内容を決め、画用紙や模造紙にわかりやすくまとめていました。 どの学年でも、堂々としていた生徒たち。 お子さまのご成長ぶりはいかがだったでしょうか。 1年生から8年生の保護者のみなさん、平日のお忙しい中、ご来校ありがとうございました。
1年「学習発表会」
2年「未来へ」
3年「昔のくらし」
1月13日(日)にアンサンブルコンテスト松本地区大会があり、「木管七重奏」と「管打五重奏」の2グループが出場しました。本番前には円陣を組み、気合を入れて臨みました。どちらのグループも自分たちらしい演奏を行うことができました。木管七重奏は銀賞で惜しくも中信ブロック大会は逃してしまいましたが、「舞曲の雰囲気がとても上手に表現できていた」という講評をいただきました。管打五重奏は、バッハの美しい曲をしっとりと表現し、見事金賞をいただいて20日(日)開催の中信ブロック大会に進みました。
管打五重奏は、中信ブロック大会でも金賞を受賞し、県大会代表に選出されました。県大会までの1週間は一層練習に励み、当日27日の朝には吹奏楽部全員から励ましの声をかけられリハーサルと本番に臨みました。「中信ブロック大会のステージよりもリラックスして取り組めた」という県大会の結果は銅賞。上位大会進出はならなかったものの、オール4の評価を2名の審査員よりいただき、それぞれに「やりきった!!」という面持ちでした。
合奏・重奏を表す「アンサンブル」は「一緒に、共に」という意味を含んだ言葉です。みんなで一緒に一つの曲に向かって日々練習に励む様子は美しく印象的でした。大会では、レベルの高い他校の演奏を聴くことができ、よい刺激になりました。サポートに回ってくれた後輩部員や保護者・関係者の皆様、応援して下さった皆様、ありがとうございました。
〈大会情報〉
第44回長野県アンサンブルコンテスト 中学校の部
松本地区大会 平成31年1月13日(日) 松本市音楽文化ホール
管打五重奏 金賞・中信ブロック大会代表
滝澤 光輝(8年) 波塲 和(7年) 窪田 菜月(7年)
犬飼 陽南乃(7年) 齊木 りさ(7年)
曲目:フランス組曲第2番 作曲:J.S.バッハ
木管七重奏 銀賞
駒津 未希加(8年) 巻山 和華(7年) 西村 那祐芽(7年)
花岡 結咲(7年) 川村 優花(7年) 井口 真里花(7年)
栁沢 信太朗(6年)
曲目:ルーマニア民族舞曲 作曲:B.バルトーク
中信ブロック大会 平成31年1月20日(日) キッセイ文化ホール 管打五重奏 金賞・長野県大会代表 長野県大会 平成31年1月27日(日) キッセイ文化ホール 管打五重奏 銅賞
全校生徒の前で演奏を披露する管打五重奏のメンバー(1月7日始業式)
県大会閉会式後、キッセイ文化ホールにて
1月22日(火)に行われた4年生から8年生までのスキー・スノーボード教室。出発時間の前後、松本市周辺はずいぶん雪が降っていましたが、やぶはら高原スキー場に着いた頃には雪は止んでいました。
開講式が終わると各グループに分かれて、早速講習が始まりました。午前中は雪の影響が残ったこともあって2時間足らずの活動でしたが、鉱泉ヒュッテさんの特製カレーで例年通りお昼の腹ごしらえをしている間に天候はすっかり回復し、午後は思う存分滑ることができたようです。
初めのうちは恐る恐る滑り出だしていった生徒たちが、講習の後半には急な斜面をものともせず軽やかに滑走する姿が印象的でした。短時間でここまでできるようになるのかと驚きつつ、子どもの身体能力と学習能力の高さに感心するばかりでした。普段の学校生活とは少し違う生徒たちの一面を垣間見ることができたような気がします。
帰りのバスに乗り込むと、生徒たちは達成感に満ちた表情を見せたり、疲れ切った表情を浮かべたりと様々でしたが、今年もスキー・スノーボード教室が生徒たちにとって良い学びの場になってくれたのではないかと思います。
インフルエンザによる学級閉鎖もあったため、事前の顔合わせ会や班長会ができなかったのですが、生徒会長を筆頭に8年生が積極的に下級生のサポートをしてくれました。おかげで、大きな怪我もなく無事にスキー・スノーボード教室を終えることができました。
やぶはら高原スキー場の皆様、関係者の皆様にお礼申し上げます。また、朝早くの送迎にご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
3班(ボード中級)
18班(スキー中級)
24班(スキー上級)
1月20日(日)に塩尻レザンホールにて、第28回中信地区小・中学校重唱・合唱大会が行われ、本校合唱部が中学校の部に出場し、金賞を受賞しました。 参加したのは8年生4名、7年生1名の5名で、女声五部重唱「にわとり一羽」を歌いました。この曲は全国各地の民謡をもとに合唱用につくられたもので、独特のリズムや和音、拍子で構成されるため、中学生が歌うには難しいといわれています。 生徒たちはこの難曲を、日々の練習で培ったことを元に、豊かな表情と発声で歌うことができました。審査員の先生方からも、「統一感のあるアンサンブルで、声の鳴り方、言葉の発し方、表現の意図のまとまりがとてもいい」と、お褒めの言葉をいただき、練習を重ねてきた生徒たちも、今回の受賞を喜んでいます。 4年連続金賞という快挙は、たいへん喜ばしいことです。この経験を糧に、今後の活動がさらに充実したものになるよう期待します。 <大会情報> 平成31年1月20日(日) 第28回中信地区小・中学校 重唱・合唱大会 中学校・重唱の部 金賞 女声五部重唱 「にわとり一羽」
4年連続の快挙! おめでとうございます!
全校生徒を前に歌声を披露(1月7日 始業式)
1月7日(月)、3学期始業式を行いました。 【校長講話】 「間違った判断をしないために“学ぶ”」 3学期が始まりますが、みなさんが元気に才教の学び舎に戻ってきてくれたことを嬉しく思います。さて、2学期終業式の講話で取り上げた孔子の「知者・仁者・勇者」のことについて、もう一度しっかり学びなおそうと思って読んだ本の中で、数学者の藤原正彦さんの著書が大変勉強になりました。 「なぜ人間は学ぶのか」という理由を、私は「これから待ち受ける様々な曲がり角で、正しい判断をするため」と話しましたが、藤原さんが全く同じことを書いていました。誤った選択が大きな戦争に発展したりした世界の歴史を振り返ると、大きな決断をするときに世の中を誤った方向へ導かないために人は学ぶのだ、とありました。また、藤原さんは、「人が行動するとき、何を恥とするのか。何を恥ずべき行動とするのか。それをしっかり自覚するために、人は学ばなければいけない」としています。まさしく『才教の心得』にある内容です。 「学ぶ」ということは本当に素晴らしいことです。本を読むこと、机に向かって勉強することに留まらず、自らの五感を使っていろいろな経験をすることも学びです。平成最後の3学期、才教生として存分に学んで下さい。 【賞状伝達式】 作文コンクールの入賞者に、校長から賞状が手渡されました。 【合唱部と吹奏楽部によるコンクール演目披露】 1月20日(日)に行われる重唱・合唱コンクールに出場する合唱部と、1月13日(日)に行われるアンサンブルコンテスト松本地区大会に出場する吹奏楽部から編成の異なる2組が、当日の演目を全校生徒の前で披露しました。
校長講話
合唱部
吹奏楽部