第21回テレビ松本小・中学生立体アート作品展にて、本校の生徒4名の作品が入賞しました。展示される作品は、小学生と中学生による彫刻・粘土・紙細工などの立体造形物となっています。
今回、松本市美術館賞を受賞した小松雅治くん(3年)の作品名は、「やさしいモンスター〈海竜〉」。図工の授業が大好きだという小松くんは、「コツコツ時間をかけて作ったモンスターが大きな賞をもらえてとても嬉しい。これからもいろいろな作品を作っていきたい」と喜びいっぱいです。
このほか、六井悠斗くん(7年)の模刻「舞茸」が中学生の部・金賞、矢沢陽奈さん(6年)の「歩くハリネズミ」が小学校高学年の部・銀賞、須藤爽斗くん(3年)の「クリスマスツリー」が小学校低学年の部・銅賞をいただきました。
みなさん、おめでとうございます!
松本美術館賞を受賞した小松くん(上)と「やさしいモンスター」
模刻「舞茸」(上) 「歩くハリネズミ」
「クリスマスツリー」
2月15日(土)、第15回プレゼンテーションコンテストを開催しました。5年生から7年生までの全生徒が、個人で興味のある事柄や身の回りの自然現象(科学的な現象)を選び、書籍やインターネットを通じた情報収集、アンケートや現地調査など、数カ月にわたって調査・研究を続け、考察したことを発表するものです。 各クラスで予選を行い、保護者による審査を経て代表に選出された9名は、クラスメイトらにアドバイスを受けながら本選までの1週間で修正や練習を重ねてきました。本選では校長をはじめ9名の審査員のみなさん、保護者・一般のみなさん、在校生を前に、堂々としたプレゼンテーションを行いました。 審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、記憶術について発表した福田さん(6年)です。発表が始まるとスクリーンに15個の単語が並び、「これを順番に覚えて下さい!」という声掛けで一気に関心を掴んだ福田さん。答え合わせをするときも聴衆に声を揃えるよう促すなど、会場を巻き込んだプレゼンが続きます。 具体的な記憶術として、物語をつくることで覚えていく「ストーリー法」、身近な場所でたどる順番を決め、そこに覚えるものを配置していく「場所法」の2つを挙げました。「場所法」の説明では、学校周辺の店舗の屋根に巨大なダルマやジュースが置かれたイメージ写真を用い、写真が切り替わるたびに会場を大きく湧かせました。発表が終わったあともイメージが頭に強く残り、場所法の有効性とともに福田さんの発表の質の高さを物語っていました。 審査員のみなさんからは、「9名とも僅差でした。全員に優秀賞を贈りたい」「5年生の手書きのスライドは、ぜひ大切な宝物にしてください」「人前で話すことは、これからとても大切なこと。本選に出場しなかったみなさんもプレゼン技能に磨きをかけてください」などと講評をいただきました。厳正な審査へのご協力ありがとうございました。 〈審査結果〉 最優秀賞 6年 福田 志織さん「記憶にございません」 優秀賞 7年 赤間 幹太くん「震災食」 5年 加藤 慈子さん「魅惑のジャム ~長持ちのヒミツ~」
最優秀賞 福田さん
優秀賞 赤間くん(上)と加藤さん(下)
本選に出場した9名
1月21日(火)、4年生から8年生を対象にスキー・スノーボード教室を行いました。場所は、今年もやぶはら高原スキー場(木祖村)です。
通常より早い登校時間にもかかわらず、集合してきた生徒たちはウェアに身を包んで元気いっぱいの様子。バスに乗って現地へ向かい、開校式を終えてゲレンデへ移動しました。
降雪・積雪ともに少ない状況が続いていましたが、スタッフのみなさんによるゲレンデメイキングのおかげで、今年もスキー教室を行うことができました。本当にありがとうございます。(当日朝一番のレッスンの様子は、スキー場公式サイト内「やぶはら通信」で触れていただきました。)
生徒たちはグループに分かれ、経験豊富なコーチの指導のもと、安全にスキー・スノーボードの実習に取り組んでいました。午前と午後のレッスンを通じてずいぶん上達した生徒もいたようで、充実した1日となりました。
2月3日(月)より14日(金)まで、3学期授業参観の期間に入ります。 初日となった3日、7年生のプレゼンテーションコンテスト予選はクラスごとに会場を分け、パワーポイントによるスライドを用いた発表を行いました。これは、15日に開催する第15回プレゼンテーションコンテストの予選とあって、保護者のみなさんには審査員として参加していただきました。 自分の伝えたいことをしっかり伝えようと、時間をかけて準備をしてきた7年生。一人ひとりの発表を聞いて下さる保護者のみなさん。どちらもとても真剣な表情でした。 このような予選は5・6年生でも行われますので、保護者のみなさんにはぜひご協力をお願いします。 他学年でも「まとめの学期」の授業参観にふさわしい内容をお届けしますので、どうぞご期待ください!
7年1組
7年2組
1月18日(土)、3年生から8年生までの生徒が「英語の森」を行いました。 Hi! Hello! Thank you. Bye! 英語の挨拶や、歓声、拍手、そして笑い声が至る所から聞こえてきます。 今回の「英語の森」は、8年生が準備に1ヶ月以上費やした企画です。教室を宝の眠る洞窟に見立てた「Treasure Hunt」、ビンゴや神経衰弱ゲーム、「Ghost Maze(お化け屋敷迷路)」など、3年生から6年生までの後輩たちを楽しませる仕掛けが至る所にちりばめられ、英語を使ったゲームは大いに盛り上がりました。 単に「楽しいゲームを提供する」だけでなく、全体を見渡してどのように運営すればいいかを考えていた8年生の姿から、学校のリーダーとなる意気込みも伝わってきました。その8年生をサポートし、低学年の誘導係を担った7年生たちにも、伝わるものがあったはずです。 閉会式では、英語で司会・進行を行う8年生に対して、4年生も一生懸命英語で感想を伝えてくれ、温かい雰囲気に包まれました。 最後は校長先生から英語で講評があり、大成功となりました。
英語学習への意欲も高まり、才教学園の生徒同士で兄弟姉妹のような交流を楽しめるイベントを、生徒の力で作り上げることができました。
BINGO
盛り上げ方もばっちり
Word Bank
1月9日(木)、2年生が昔遊びのひとつである「けん玉」の出張講座を行いました。今回はGLOKEN(グローバルけん玉ネットワーク)の代表を務める窪田保さんを講師にお招きしました。窪田先生は、「世界へのけん玉の普及と、『遊び』ながら『楽しめる』けん玉文化の発展」を目指して活動されています。
国内外のさまざまなけん玉を紹介してくれた窪田先生。カラフルだったり顔が描かれたりしたおしゃれなもの、剣と玉をつなぐひもがないけん玉や変わったかたちのもの、サイズでは2㎝程度から60㎝あまりの大きさまのものまでありました。興味深く先生の話を聞きつつ、それらのけん玉を使って目の前で繰り広げられる窪田先生のスゴ技に、2年生は驚きと歓喜の声を上げていました。
生徒たちのレベルも様々で、ふたつの皿に玉を交互に乗せる「もしかめ」を長く続けられる、まだ剣先にうまく玉の穴が合わない…など幅がありましたが、窪田先生からけん玉の持ち方や体の使い方を教わった後は、成功率が格段にアップしました。
少し変わった技では、床に置いた玉に剣先をさして持ち上げる「たこやき」。一人でできる技ですが、近くの人達とグループを作り、自分の剣を隣の人の玉にさして上げてみると、大きな輪ができました。また、額に中皿をセットして玉を頭の後ろに持っていくと…あちこちでかわいらしい「ユニコーン」が誕生! 皿やひもがずれないように集中が必要でしたが、慣れてくると上手に歩くこともできました。
昔の遊びには努力・根気が必要なこともありますが、その分、上達すると一層の楽しさが得られます。頭も体も使って笑顔に溢れた授業で、けん玉をめいっぱい満喫した2年生でした。
窪田先生、吉崎先生、楽しい授業をありがとうございました。
「たこやき」できました!
「ユニコーン」の行進
1月6日(月)、3学期始業式を行いました。
【校長講話】多くのことを糧に新しい自分に生まれ変わろう
今日から3学期が始まります。年度当初に描いた自分の姿に近づくよう、まとめの学期を過ごしましょう。
今年は「ねずみ年」です。『古事記』に、オオクニヌシノミコトの危機を救った動物として描かれ、漢字では「子」と書きます。「子」という字には、「新しい生命が種子の中にきざし始める様子をかたちにしたもの」という意味があります。ぜひ、新しい自分に生まれ変わろう、新しいことに挑戦しようという気持ちをもってほしいと思います。
さて、昨年、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが会見で述べた言葉に、「むだなことをたくさんしないと、新しいことは生まれてこない」というものがありました。
日々の生活において「これはむだ(だったかも)かもしれない」と思うことがあっても、常に挑戦をしていくことでしか、新しいものは生まれない。むだや失敗といった経験も糧にして、新しい自分に生まれ変わり、新しいことを成し遂げられるような一年にしましょう。
90日間と長い2学期が本日で終わります。10月のさいきょう祭をはじめ様々な学校行事が行われ、忙しさを感じながらも充実した期間になったことでしょう。 来たる冬休みを楽しみにしている生徒のみなさんも多いと思いますが、この場を借りて学校長からのメッセージをお届けします。 【学校長より】 学期末・年度末を迎えるたびに話していることですが、改めて3つのことをお伝えします。 1. 来学期への準備をすること 2. 1年後につながる目標を立てること 3. 健康管理を怠らないこと 授業時間も多かった今学期、たくさんの課題と向き合い克服できた人も、課題が残ってしまったと感じている人も、冬休みは3学期につながる準備期間であることを意識して学力の維持向上に努めましょう。 また、元号が変わって初めての年取りとなります。「一年の計は元旦にあり」といいますが、「1年後の自分はどうなっていたいか」、その姿を想像し明確な目標を立てましょう。 そして、有意義な時間を過ごすためには「健康第一」が前提条件です。毎日を元気に過ごせることに感謝し、自分自身の健康と生活をしっかり管理してほしいと思います。 3学期始業式の日にはみなさんの元気な顔が見られることを願っています。
11月13日(水)、1年生が保護者、祖父母のみなさんと「昔の遊びを楽しむ会」を行いました。 はじめの挨拶を済ませると、机の上に置かれた遊び道具を見て、早く遊びたいと言わんばかりにソワソワしていた1年生。おじいちゃん、おばあちゃんたちからコツを教わり、おはじきやめんこなど普段はあまり馴染みのない遊びの楽しさを味わうことができました。 1年生からは、「手のひらをずらして竹とんぼの軸を回すところが難しかったけど、練習したら高く上がるようになった。」「コマのひものかけ方を教えてもらった。一緒にやってもらって、上手にひもをかけることができた。」などの感想が。 祖父母のみなさんとのふれあいを通じ、昔の遊びのよさだけでなく、みなさんの優しさにも改めて気づいたようです。 終わりの時間が近づくと、1年生は汗をかいて、ほっぺたも真っ赤。 みんなで夢中になって楽しんだ後は、祖父母のみなさんに技を見せてもらう時間もありました。「1年生のみんなと楽しめるように、練習してきました。」と、お手玉2個を片手で投げたり、3個を使ってジャグリングしたりするので、子どもたちの目はくぎ付けに。「すごい!」「わたしもあんな風にやってみたい!」との声が上がっていました。 お忙しい中ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
「お皿に乗ったよ!」
コマのひもをかけいるのは難しい…
お手玉を使った変わり遊び「いくつとれるかな?」