令和6年度プレゼンテーションコンテストの本選が2月19日に行われました。
本選には、1月の予選を突破した5〜8年生の各クラス代表者1名と学年選出4名の計12名が登壇。総合・STEAM型プロジェクト学習の流れをくんで探求してきたことを発表する姿は実に堂々としていて、どれも見応え、聞き応えのある内容でした。
生徒が描く未来予想図、身をもって体験したことや、社会で話題になっていることに自分なりの考察を加えて紡ぎ出される言葉は力強く、ご来賓・審査員のみなさんからは「順位をつけるのが難しいほど素晴らしかった」とお褒めの言葉をいただきました。
テーマ(学年別「 」内表示)と個々のタイトルは、発表順に次のとおりです。
(★・・・学年内優秀賞)
5年「未来の車」
・超音波で走る安全でエコな車
・未来を良くする車
★命を守る車
6年「防災 私たちにできること〜命が繋ぐ笑顔の輪〜」
★3日間を生き延びろ!!
・避難所で質の良い睡眠をとるために
・いざという時のために 〜想定してみよう〜
7年「平和」
・現代につながる優生思想
・温かいご飯でこころをつなぐ! 〜こども食堂はみんなの居場所〜
★守れ、家族の平和!
8年「未来を共創する」
★生成AIの未来〜最先端の技術を体験!〜
・自分らしく過ごすために
・地域との共創 〜妊娠、出産、育児に温かい社会の実現を目指して〜
◇◆◇最優秀賞◇◆◇
加藤純明くん「守れ、家族の平和!」
きょうだいげんかの実態についてアンケートをとり、けんかの理由や家族の対応などを調査・分析した加藤くん。家庭内を居心地のいい場所にするためのエッセンスを、ときにユーモアを交えて届けてくれました。
荻原知香さん「生成AIの未来〜最先端の技術を体験!〜」
めざましい発展を遂げたAI技術について調べた荻原さんは、音声会話型とテキスト生成型、それぞれのAIアプリに同じ質問をして、その返事を比較するなどしました。うまく活用すればさまざまな楽しみ方があるとし、「ぜひ生成AIを使ってみて」と結びました。
最優秀賞に2名が選ばれたのは、才教学園プレゼンテーションコンテスト始まって以来初のこと。あたたかく大きな拍手が贈られました。最優秀賞、優秀賞のみなさん、おめでとうございます!
本選に出場したみなさん、準備や練習がテスト期間と重なり大変だったと思いますが、本当におつかれさまでした。
審査にご協力くださったご来賓のみなさま、また、会場に足をお運びくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
【審査委員長 講評】
12名のファイナリストは、みんな100点満点。年々レベルが上がっていると感じます。すてきなプレゼンをありがとうございました。
この場にいるみなさんにとって多くの学びがあったと思いますが、大切なのは、自分の「なぜ?」をなおざりにしないこと。そして、自分の頭で考え、自分の体を使って経験し、自分の言葉で語ること。こうしたプレゼンテーションの根幹を意識して、ぜひ来年の発表の向上に役立ててください。
信州大学繊維学部(上田市)の学生が運営する『ハナサカ軍手ィプロジェクト』。その活動のひとつである「ちび軍手ィ贈呈式」が行われ、1年生に手作りの手袋をプレゼントしていただきました。
カラフルな手袋は「軍手ィ」と名付けられ、その販売収益でちび軍手ィを製作し、県内の小学1年生に届けるという取り組みが長く続いています。
2月12日、3人の学生が本校に来てくださり、かわいらしい柄が印刷された手袋を1年生1人ずつに手渡してくださいました。デザインは毎年変わるそうで、今年は昔話の「桃太郎」の登場人物、りんご、ニワトリとヒヨコなど全部で6種類。「エビとカニ」の赤い手袋を選んだ生徒は、「どれにするか迷ったけど、エビもカニも好きだから(それをもらえて)嬉しい!」と笑顔を見せていました。
学生のみなさんから、「寒いけど、ちび軍手ィをつけて元気に遊んでね」とのお話しがあり、みんなでゲームもしました。手つなぎおに、じゃんけん列車をして、身も心もほかほかになりました。
『花咲か軍手ィプロジェクト』のみなさん、今年もあたたかくステキなプレゼントをありがとうございました!
★贈呈式のようす
今年度の授業参観もこれが最終となりました。
2月4日は2年生の、5日は1年生の参観日。保護者のみなさまには、お忙しいなか足を運んでいただき、ありがとうございました。子ども達は、緊張しつつも、いつも以上に張り切っていたように思います。およそ1年で目を見張る成長した姿を、その目でしっかりご覧いただくことができたのではないでしょうか。
2年生は、自分が生まれたときのことや名前の由来、印象深いエピソードなど、お家の人にインタビューしたことを紹介。「ここまで育ててくれてありがとう。将来の夢に向かってがんばります」と感謝の思いが詰まった手紙も渡しました。お家の方からも、「生まれてきてくれてありがとう」と、たくさんのあたたかい言葉をいただきました。
「学習発表会」と銘打った1年生の参観では、ことわざや漢字、偉人などを調べ、グループ発表を行いました。クイズに正解したときに両手で大きなマルをつくり、百人一首で親子対決もしました。1年生が勝った場合は、ごほうびにおんぶや肩車。笑顔があふれた1時間でした。英語での自己紹介で、"I want ○○○ for my birthday."と言っていた1年生。みなさんの願いが叶うといいですね。
★2年生/「これまでの自分・これからの自分」発表会
★1年生/がくしゅうはっぴょうかい
2月3・4日の授業参観にも、多くの保護者のみなさまにご来校いただきありがとうございました。
さて、いまさらですが、「プレゼンテーション」とは、『①提示。説明。表現。②自分の考えを他者が理解しやすいように、目に見える形で示すこと(出典:三省堂 大辞林)』と定義されています。
3学期の授業参観は、生徒たちが「総合の時間」や長期休みなどを使って調べ、まとめあげたことを、聴く人にわかりやすく伝える場。3年生も4年生も、自分たちが暮らす地域で発見した魅力をより多くの人に知ってほしい、自分なりの工夫やアイデアでもっと良くしたいという願いをもって準備を進めてきました。
生徒による司会進行、教科横断的な学びやデジタル機器の操作、自分が選択した情報の共有といったポイントがクリアできたかは、プレゼンをご覧いただいた保護者のみなさんがお感じになったとおり、です。
★4年生/プレゼンテーション~なぜ?なぜ?長野県のひみつ~
★3年生/総合発表会「松本市のよいところ」
1月30・31日は、6年生と5年生のプレゼンテーションコンテスト予選でした。
6年生は防災をテーマに、「避難所生活をできるだけ快適にするには」「非常時に持ち出すもの・必要なもの」など、6年生の視点でとらえた防災対策などの個人発表が行われました。過去の発災に関するデータを交えたり、自宅で模擬避難生活をした様子を紹介したりと、保護者のみなさんをうならせる発表が相次ぎました。
5年生のテーマは「未来の車」で、生徒一人ひとりが環境やエネルギー事情の問題・課題を挙げ、それを解決するクルマ開発のプレゼンターとなりました。水だけで走るクルマ、ルーフに植栽できるクルマ・・・と、自由なアイデアに保護者のみなさんも感心していました。
本選出場者の審査・投票にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
★プレゼンテーションコンテスト予選(6年)
(上)保護者投票はお手持ちのスマホから。QRコード読み取りなど手順をは生徒がナビゲート。
★プレゼンテーションコンテスト予選(5年)
1月28日(火)は、恒例のスキー・スノーボード教室でした。
4~8年生は普段の始業より約1時間早く登校し、やぶはら高原スキー場(木祖村)へ向けて出発。
この時期にしては空気があたたかいなぁ、と感じた朝でした。
講習は生徒のレベルに合わせて行われました。スキー初級クラスでは、板の操作に慣れるため、ストックを持たず、膝を入れた姿勢で緩やかな斜面を滑っていました。徐々に慣れてスピードを出せるようになり、笑顔で「楽しいね」と声をかけ合う微笑ましい姿も。
上級者はリフトを乗り継ぎ、より高いコースへ。1689メートルの立ヶ峰頂上付近では、周囲の木々が樹氷のように真っ白で、贅沢な冬景色を堪能しました。
比較的おだやかな天候・・かと思いきや、午後は時折あられのようなものが降った時間帯がありました。
およそ5時間をゲレンデで過ごし、「インストラクターのみなさんの丁寧な指導のおかげで、多くの子が1日で目を見張る上達ぶりでした(引率・体育科教員より)」とのこと。
やぶはら高原スキー場のみなさん、今年もありがとうございました。
★当日のようす
2年生が生活科の学習の一環で1月20日(月)、図書館見学を行いました。同科の先生から見学時の様子が届きましたので、お伝えします。
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松本市中央図書館では、普段入ることができない場所も見学できました。本校でも学期ごとにお世話になっている「団体貸出」のための部屋、古い新聞などが保存されている書庫などです。書庫では、「紙が茶色になっている」「昔の紙のにおいがする」といった子ども達のつぶやきが聞こえました。
電動式の大きな書棚を操作するようすも見せていただき、それを見て、「エーッ、すごい!」と子ども達は感嘆の声をあげていました。
見学を終えた後は、質問タイム。予定時間が足りなくなるほど、子ども達はたくさん質問をしていました。図書館の方の丁寧な回答、そして施設内の見学を通して、図書館にはどんな人でも使いやすい工夫がたくさんあるということが、よりよく分かりました。最後の紙しばいも、とても楽しかったです。
松本市中央図書館のみなさま、ありがとうございました。
令和6年度プレゼンテーションコンテストの予選が始まりました。
練習を経て、いよいよ発表のとき。生徒たちは緊張の面持ちです。
初日の1月23日(木)は8年生、きょう24日は7年生の予選でした。
自分の出番までは、いつもの元気な雰囲気はやや抑え気味なのかな、と感じましたが、プレゼンが終わり着席すると、安堵の表情が見えました。ほかの人の発表から学ぶことも多くあったと思います。だれが本選に進むのか、結果が楽しみです。
予選は日を分けて学年別(5~8年)に行われ、保護者のみなさんに審査していただきます。
生徒の発表を楽しみながら、厳正な審査にご協力いただければ嬉しいです。
8年生の予選(1月23日)
リハーサル中の7年生(1月24日午前)
◇着任式
音楽科の先生を新たに1名、今学期よりお迎えしました。
これから、よろしくお願いします!
◇バス会
登下校指導担当の荒木先生から、「大切なお願い」として、ふたつのことが伝えられました。冬期は悪路になることもあるので、安全な運行を妨げないように十分注意しましょう。
①バス利用時、「自分ファースト」にならない
②感染症対策として、乗り物内では、なるべくマスクをする
また、バス便ごとの集まりでは、2学期後半の車内のようすを聞き取ったり、座席替えの連絡が行われたりしました。
◇教室では・・・
宿題の提出や大切な書類を回収しつつ、しばらくぶりに顔を合わせた友達や先生との会話に花が咲きました。少し落ち着いた雰囲気の中で、冬休みの思い出を報告していた学年もありました。
先生方や生徒たちの手がけた黒板アートはどれも力作。そのうちのいくつかも下に掲載します。黒板の前で新年初撮りの学級もあり、笑顔いっぱいの巳年がスタートしました。