3月17日(火)、平成26年度 中学校卒業式および小学校課程修了式」を挙行しました。多くのご来賓、保護者のみなさまに見守られ、卒業生・修了生一人ずつに校長から証書が手渡されました。
校長の式辞に続き、ご来賓代表と校友会保護者会による祝辞をいただきました。修了生代表者の「感謝の言葉」、卒業生送辞、答辞には、それぞれの思いと決意が込められていて素晴らしかったです。
最後は卒業生の歌と全校による校歌で締めくくり、卒業生はあたたかい拍手に送られて会場を後にしました。
ご臨席いただいたご来賓の皆様、卒業生の保護者の皆様、本当にありがとうございました。
卒業生、修了生のみなさん、おめでとうございました!
3月19日(木)、3学期終業式が行われました。
終業式の前には、一年間使った教室に感謝して大掃除を行い、一年間の汚れを一生懸命に落とす姿が見られました。普段掃除ができないような教卓の下等を掃除するために、友だちと協力して運んだり、ロッカーの裏側まで丁寧に掃除をしていました。
小松理事長から、「4月からは1学年あがり、グレードアップします。新たな気持ちで目標を定めて始めてください。」と話がありました。
下辻校長は、修学旅行、体育祭、登山遠足、研修旅行、さいきょう祭、英語劇、引き渡し訓練、プレゼンテーションコンテスト、卒業式・修了式と、月ごとの行事を挙げてこの一年を振り返り、「次の学年で志をさらに膨らませて成長してください。」と話しました。
春休みは、一年間のまとめとして自分の課題に取り組み、また次の学年への準備をする大事な休みです。体調には十分注意して、児童生徒のみなさんが4月に元気な姿を見せてくれることを祈っています。
3月13日(金)に、中3を送る会が行われました。卒業間際の中学3年生に才教学園での思い出を振り返ってもらい、卒業生と在校生の交流を通して互いに感謝の気持ちを伝え合いました。
まず、小学3年生から6年生は「この地球のどこかで」を歌いました。お世話になった先輩に感謝の気持ちをこめた小学生らしい素直な歌声に心を打たれました。
次に、中学1年、2年の各クラスによる出し物をやりました。映像と劇を混ぜた出し物で、少々笑いもあり、楽しく見ることができました。劇をやるだけでなく、マシントラブルなどで時間ができるとアドリブでつないだりと、人前でも堂々と話せる才教生の度胸の良さにはいつも驚かされます。
そして、中学3年生による歌・一言がありました。中学3年生は、「遥か」の合唱でした。その後、くす玉を割りました。「さらば後輩、後を任せた!」などメッセージが仕込んであり、感動するだけでなく楽しませてくれました。
中3は、体育祭等で小1~中3までをまとめ、さいきょう祭ではキッセイ文化ホールの舞台でミュージカルをやってきただけあり、パフォーマンスも素晴らしかったです。
その後、才教学園で9年間を過ごした中3の先輩よりお礼の言葉を涙ながらに頂きました。今まで自分は送り出す側だったのに、今年は送る側になった気持ちを語ってくれました。
最後に、思いでムービーで、中1の時からの思い出を振り返り、中学3年生は、才教での思い出を一つひとつ思い出したことと思います。また、在校生は、お世話になった先輩に感謝をすることができました。
高校に行っても才教学園のことを忘れずに、頑張ってほしいです。
2月28日(土)に百人一首大会が行われました。
小学校では、五色百人一首の暗記に取り組んでいます。学年ごとに取り組む色を決め、六年生で百首全部を覚えることを目指しています。大会前から、「百人一首をやりたい!」という子がたくさんいて、授業だけでなく休み時間も使って、積極的に楽しんで百人一首を行っています。
百人一首大会では、小学校3年生から6年生まで、各学年で予選を行い、各学年4名の代表で、小学校3年生から6年生の児童が見守る中、本選を行いました。
勝ち残った代表の子は、上の句が読まれると、瞬時に取り札を取る子ばかりで、ピンと張りつめた雰囲気の中、競技が行われました。
勝って満面の笑みを浮かべる子、一枚差で負けて悔しがる子など様々なドラマが生まれました。勝った子は、ステージ上で戦い勝った気持ちをもとに次に生かして、負けた子は、悔しい気持ちをバネにして来年も頑張ってほしいと思います。
百人一首大会をきっかけに、昔の文化に触れ親しみ、昔の言い回しに慣れ、興味を持って学習を深めてほしいです。
2月18日(水)、信州大学繊維学部のみなさんが来校し、「ちび軍手ィ(ぐんてぃ)」の贈呈式が行われました。代表の藤井さんらからもらったちび軍手ィに、1年生は「すごくかわいい!」「学校に来るときに使いたい!」と、とてもうれしそうでした。
ちび軍手ィは、2009年に始まった「ハナサカ軍手ィプロジェクト」で企画・製造したオリジナル軍手ィの収益を受けて作られており、同プロジェクトから県内の1年生にプレゼントされているもの。あたたかい気持ちのこもった軍手ィがあれば、寒い日も思いっきり楽しめそうです。
1年生からは、ありがとうの気持ちを歌にしてプレゼントしました。カラフルな軍手ィをつけた手を上にあげると、たくさんの花が咲いたようでした。学生のみなさんとゲームを楽しんだり、全員で手をつないで大きな輪を作って歌を歌ったりしました。
いただいた軍手ィは大切に使います。藤井さんをはじめ、プロジェクトのみなさん、ありがとうございました。
「ハナサカ軍手ィプロジェクト」の詳細はコチラから
才教学園の三大行事の一つ、プレゼンテーションコンテストが2月14日(土)に開催されました。小学校4年生から中学校1年生までで、各クラスでの予選を勝ち抜いた代表によるプレゼンテーションが行われ、それぞれの代表が個性あふれる発表を行いました。
才教学園では先達に学ぶ発表会をはじめとして、発表する力を重要視した教育活動を行っています。プレゼンテーションコンテストはその発表する力を最大限にいかす場所です。その発表の内容も自分たちで調べまとめており、パフォーマンスにかぎらず、資料の調べ方や活かし方、原稿作成など、表現活動全般を伸ばすことができる行事です。
本選を前にして行われた各予選に向けて、子ども達は発表練習を何度も繰り返しました。子ども達同士が互いの発表を聞き合い、聞きやすい話し方や見やすい資料作りができるようアドバイスをしあっていました。
参加したすべての子ども達が自分のもつすべての力をだした予選会を経て、本選へと進む代表が選出されました。
当日、それぞれの発表者は緊張した面持ちでしたが、やはり代表による発表ということもあり、その内容に聞き入っている子どもが多くいました。保護者の方々や審査員としておいでいただいたご来賓方々からは、大人が聞いていても初めて知る内容が多く、勉強になったという声が聞かれました。中にはユーモアを交えた発表もあり、会場全体から笑みがこぼれる場面もありました。聞いていた子ども達からは、訴えかけるような語り口や、現場に足を運んで調査する行動力を見習いたいという声がありました。出場した児童生徒からは、「たくさんの人の前で発表することはとても緊張したが、最高の発表ができた。今後にいかせるいい経験ができた。」という声が聞かれました。
こうした行事から得られる物事を伝える力は、これからより求められていく力です。これからもプレゼンテーションコンテストを中心に、才教学園は表現力を育む教育を行っていきます。
1月26日(月)に、小学4年生~中学1年生までの児童生徒が、やぶはら高原スキー場でスキー・スノーボード教室を行いました。当日は天候に恵まれ、素晴らしいコンディションでの教室となりました。
開講式終了後、一人一人の能力に合わせた22グループに分かれ、インストラクターの指導のもと、スキーとスノーボードを楽しみました。少人数のグループ編成のため、一人ひとり丁寧に指導して頂き、初心者の児童生徒も短時間でリフトの乗り降りや、なだらかな坂を楽しんで滑ることができるようになりました。教室が終わるころには、多くの児童生徒が自分の成長を実感し、充実した表情を見せていました。
閉講式では、代表の生徒が、「今日一日を通して、全員が上達し楽しむことができました。今日教わったことをしっかりと思い出して、今後もスキー・スノーボードを楽しみたいです。」と話していました。
やぶはら高原スキー場のスタッフ、インストラクターの皆様、本当にありがとうございました。
1月8日、3学期始業式が行われました。
小松理事長は「一事が万事」という言葉を引用し、「ささいなことが自分の行動を物語ります。玄関では“たかが靴”と思わず、きちんとそろえることが大切。どんなこともひとつずつていねいに積み重ねて美しい生活を心がけましょう。」と話し、
下辻校長は「勉強や運動、いろいろなことに元気に取り組むと、心が充実して笑顔になります。みんなの笑顔がたくさん見られる年であるように。」と話しました。
始業式に引き続き、合唱部と吹奏楽部の発表がありました。
合唱部は10日(土)、吹奏楽部は12日(月・祝)にそれぞれコンクールに出場します。全校の前での発表に緊張していた様子ですが、当日は練習を重ねた成果を発揮してくれることと思います。
小学1年生の教室では、先生と久しぶりに会ってうれしそうに話す児童の姿が見られました。
中学3年生はいよいよ高校入試が近づいています。
まだ寒い日が続きますが、やり残しのないように1年間のまとめとなる3か月にしていきましょう。
2学期最終日となった12月20日は、全校総出での大掃除から始まりました。普段は見落としがちなところまで念入りに掃除する姿があちこちで見られました。赤く上気した顔で整列する児童もいて、寒い中でもはりきって掃除をしていたことを物語っていました。
終業式の講話では、理事長が「 “しつけ”という字は“身(体)を美しくする”と書く。みなさんには美しい言葉づかい、美しい行動を心がけた生活をしてほしい。」と話しました。校長先生からは「過去をふりかえって、心の中と身の回りを整理しよう。そして、ぜひ将来のことも考える年末年始にしてほしい。」との話がありました。
終業式に引き続き表彰式が行われ、作文・絵画等のコンクールで入賞を果たした児童生徒のみなさんに賞状が贈られました。
また、「ジョン万次郎20年の会」が実施したドイツ短期留学の報告会があり、中学3年の櫻井さんと春山さんが、ホームステイや現地の学校を視察した感想を述べました。
けがや病気のないように楽しい冬休みを過ごし、元気な笑顔で3学期を迎えられることを楽しみにしています。
この秋小学1年生では、生活科の授業で、落ち葉や木の実を使った作品を作ったり、どんぐりごまを作って遊んだりと、自然のもので遊ぶ学習を楽しんできました。今度の生活科でも、今の子ども達が普段している遊びとは、一味違った遊びを知ってもらおうと、「昔の遊び」の学習をすることにしました。
昔の遊びを楽しむには、その遊びに親しんでいた人に教わるのが一番!そこで小学1年生では、11月26日(水)に、祖父母の皆様にご参加いただき「むかしのあそびを楽しむ会」を行いました。急な連絡で、どのぐらいの方に参加していただけるかと心配しておりましたが、20名以上のお家の方々が集まって下さり、とても賑やかな会になりました。
あやとり、こま、おはじき、めんこ、けん玉、折り紙、お手玉の七つのグループに分かれて、それぞれ遊びを楽しみました。始めはルールが分からずに、おはじきやめんこが、縦横無尽に飛び交っていましたが、おじいさんおばあさんに、遊び方を教えてもらうと、夢中になって遊んでいる姿が見られました。「おはじきには、こんなルールがあるんだ!」「お手玉には、こんな遊び方もあるんだ!」どの遊びにも、ルールがあったり、いろいろな楽しみ方があったりすることが分かりました。とても楽しくて、あっという間の1時間でしたが、その中でずいぶんと上達した子もいました。
最後には、みんなで一つの大きな輪になって歌を歌い、「むかしのあそびをたのしむかい」は、和やかな雰囲気で終わりの時間を迎えました。子ども達が、「おじいさんやおばあさんがきてくれたから、たのしむかいが、とてもたのしいかいになりました。」と感想を述べたように、祖父母の皆様にご参加いただけたことが、子ども達にとっては、何よりも嬉しく、よい思い出になったようです。おじいさんおばあさんとの触れ合いの中で、昔の遊びの面白さと、温かさに触れた1年生でした。