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小学校[ニュース&トピックス]

ものを育てたり、作ったりしている人たちの思い「石井味噌」 ~3年生の社会科見学~

投稿日:2014.11.26

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

11月26日、小学3年生は松本市にある石井味噌さんで社会科見学を行いました。


 


社会科では「ものを育てたり、作ったりしている人たちの思い」を考える単元で「味噌作り」を学習しています。国語でも「すがたをかえる大豆」の単元で味噌を勉強しました。そこで、古くから味噌を作り続けてきた石井味噌さんに社会科見学に行ってきました。そして、今回は、味噌作り体験も行いました。


 


味噌蔵へ案内して頂くと、高さ2mにも及ぶ巨大な桶が並んでいて、「すごい。」と思わず言ってしまう程でした。桶の中では4.5tもの味噌が熟成されていること、この桶から37万5000杯も味噌汁ができることなど、子ども達は驚きの連続でした。


 


石井味噌さんへの質問では、「どうして大きな杉桶で作るのですか?」、「楽しいこと、つらいことは何ですか?」など、次々に手が挙がり、質問にも快く答えて頂き、ものづくりの工夫や思いを学びました。


 


その後、味噌作り体験を行いました。給食着・帽子・マスクを着用し、大豆をつぶし、塩・米麹をまぜ、味噌を作りました。大豆をマッシャーでつぶすのが難しかったようですが、手が痛くなる程頑張りました。頑張って作った味噌を、一年後に食べるのが本当に楽しみです。作った後は、三年味噌の味噌汁も頂き、天然醸造の味噌のおいしさを感じ取っていました。


 


安心・安全のために国産の大豆にこだわっていること、他社が機械化により大量生産する中、昔ながらの天然醸造で三年もかけて熟成していることなど、味噌作りの工夫と努力について、たくさん学ぶことができました。


 


これを機会に、何気なく食べている物に感謝の気持ちを持ってほしいと思います。


 


 


石井味噌の皆様、味噌作りについていろいろと教えて頂き、また、質問に答えて頂き、ありがとうございました。


 

なるほど!見て、聞いて、触って ~5年生の社会科見学~

投稿日:2014.11.15

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

11月6日(水)、小学5年生は安曇野市にある長野県水産試験場で社会科見学を行いました。


 


現地に着くと、たくさんのいけすがあり、いけすの中には普段塩焼きにして食べているニジマスとは比べ物にならないほど大きなニジマスや信州サーモンが泳いでいました。いけすの中には、珍しい魚も多く、特に子ども達の目を引いたのが突然変異体の黄色のニジマスです。この黄色のニジマスもバイオテクノロジー技術により、突然変異体を継続させているというのです。


 


子ども達はすでに社会科の水産業の単元で、魚の養殖について学んでいます。信州サーモンも四倍体のニジマス(メス)とブラウントラウト(オス)をバイオテクノロジー技術によって交配させた一代限りの養殖品種なのです。誕生までに約20年もの歳月をかけて、研究され、病気に強く、誕生した信州サーモンはすべてメスで、信州サーモンは卵をもたないなど、様々なことを教えていただきました。説明を聞きながら、子ども達も必死でメモをとり、多くのことを学びとろうとしていました。


 


さらに、エサやりと実際にニジマスに触る体験をさせていただきました。子ども達が大きな池に向かってエサを投げ込むと、大きなニジマスたちが我先にとエサに群がります。その様子を子ども達も興奮してみていました。ニジマスに触る体験では、ニジマスの名前の由来を教えてもらいました。ニジマスの腹の部分が虹色なことから、「虹色のマス→ニジマス」となったそうで、子ども達も「感触がヌルヌルしている」「結構やわらかい」「お腹の色が変わっていく」などと歓声をあげながら、貴重な体験をすることができました。


 


また、質疑応答の場面でも実際に水産業に携わる職員の方々の話を聞いて、多くの苦労と努力、そして工夫をして生産していることを知り、普段何気なく食べている魚でも生産者の思いを知ることで、子ども達の中に、感謝の気持ちが湧いてきたようです。


 


長野県水産試験場の皆様、楽しくて有意義な時間をいただき、ありがとうございました。

小学5年 ワクワク・ドキドキ トヨタ原体験プログラム

投稿日:2014.11.12

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

11月11日(火)、5年生はトヨタ自動車の皆様をお招きし、トヨタ原体験プログラムを受講しました。


これは、トヨタ自動車が「自動車会社として子どもたちにできること」に取り組み、子ども達の五感を刺激し、ワクワク・ドキドキする体験を伝えてくれるもので、トヨタ自動車の社会貢献活動の一つです。


 


前半は自動車と環境をテーマに、トヨタの工場の映像や四択クイズを通して自動車産業の基礎や自動車ができる工程について学び、後半はチーム対抗によるボードゲーム版「カー&エコゲーム」に挑戦しました。「十年間の自動車会社の経営者となり、いかに収益を出すか」というもので、稼いだお金を開発、社会貢献、増産体制のどれに回すのかを考え、経営判断をしていかなければなりません。収益だけを考え、自動車を大量生産しては環境に悪いなど、知らず知らずのうちに利益優先ではない現在の自動車工業のあり方を学ぶことができ、楽しみながら「自動車をつくる工業」の学習を深めることができました。


 


 さらに、屋外でプリウスPHVを実際に見せていただきました。CMなどで子ども達も見たことはありましたが、実物を見せていただき、目を輝かせ質問をしていました。現在の自動車会社は環境や社会貢献活動を一体であること、そして何より、世界的企業のトヨタに触れることができた貴重な時間となりました。


 


トヨタ原体験事務局の皆様、貴重な機会を与えていただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


 

英語劇鑑賞会 ホワイト・ホース・シアター

10月1日(水)、ドイツに本部を置くWhite Horse Theatre(ホワイト・ホース・シアター)による演劇を鑑賞しました。日頃から英語学習に取り組む児童生徒がさらに生きた英語を学ぶために計画した鑑賞会です。小学校1~4年生は「The Mice in the Clock」、小学校5・6年生は「The Ice Queen」、中学生は「My Cousin Charles」という演目でした。それぞれ1時間ほどの劇は全編英語。熱演の中、時には席の間まで入ってきたり、児童生徒とせりふのやり取りがあったりと、楽しい鑑賞会でした。

演目が終わった後には、俳優さんたちへの質問タイム。

「どうしたら役になりきることができますか?」「演技をする上で大切にしていることはありますか?」など、たくさんの質問があがりました。俳優さんたちからは、お話の世界に入り込むこと、言葉を大切にすること、はっきり大きな声を出すこと、笑顔で演じること...との答えをいただきました。

6年生の御子柴くんは「初めて英語で劇を見ました。言葉がわからないところもあったけれど、表現や動きでストーリーがよくわかりました。」と英語で感想を述べました。

さいきょう祭を間近に控えた児童生徒にとっては、舞台に立った時の見せかたの工夫を学ぶこともでき、よい刺激になりました。

オーストラリアの高校生と交流

9月29日(月)、オーストラリアのモルヤ・ハイスクール(Moruya High School)から、先生を含めた8名のみなさんが本校を訪れました。母国で日本語を学んでいるというみなさんは、「少し緊張しています。よろしくお願いします。」と日本語で挨拶をしました。

いくつかの教室を回り、小学生とハンカチ落としに似たDuck Duck Gooseというゲームなどをして楽しんだほか、中学生の授業に参加したり給食を体験したりしました。

帰り際には、低学年の児童に囲まれ、ハイタッチをし合う場面も。笑顔で記念撮影をして、本校を後にしました。短い時間でしたが、日本滞在の楽しい思い出のひとつにしていただけたと思います。

全校で交通安全教室

9月25日(木)、松本市交通安全課と交通安全支援センターから6名の講師をお迎えし、交通安全教室を行いました。

小学校5年生以上の全学年では、自転車事故の事例や内輪差による巻き込みの危険性についてご指導いただきました。大型車両が交差点やカーブを曲がるとき、その後輪は思ったよりずっと内側を移動します。走行軌跡に注意して、安全な行動をとれるようにしなくてはいけません。

小学校低学年では、「なんのために交通安全教室を行うのか」という問いかけに対し、たくさんの手が挙がりました。「事故にあわないため」「まわりに迷惑をかけないようにするため」と、目的をはっきり答え、自分も周りの人たちも安全に通行するためのマナーについて考えました。

小学4年生には、主に自転車の乗り方や点検について説明をしていただきました。自転車免許の取得に向けて、お話を聞きながらノートに一生懸命メモを取っていました。「ブ・タ・は・しゃ・ベル」の点検作業を行い自転車を大切に使うこと、危険を予知し、正しく楽しく快適に自転車に乗ることを約束しました。

 

「車があまり通らない道だから、反対側へ突っ切っても大丈夫だろう」

「信号が点滅しているけど、急げば間に合うだろう」

このような思い込みによる「だろう運転」はとても危険なもの。

「歩行者が突然飛び出してくるかもしれない」

「前の車は急に曲がるかもしれない」

と、常に危険を予測した「かもしれない運転」を心がけることが大切です。

短時間ではありましたが、ルールやマナーと共に、自分自身の安全も一緒に守るということを改めて学ぶことができました。

講師の皆様、ありがとうございました。

マナーを守って安全にバスに乗ろう!

投稿日:2014.09.11

小学校 第Ⅰ期

9月11日(木)、小学校2年生・3年生が「バスの乗り方教室」を行いました。学校には爽やかな水色のラッピングバスが到着。松本市交通課のみなさんとアルピコ交通の運転手さんのご協力を得て、バスの安全な利用の仕方や乗車時のマナーを学びました。

バス1台の重さや長さについてのクイズでは、自分たちの予想よりも大きな数字に驚きました。「見える範囲を確認してみよう」と、実際に一人ずつ運転席に座らせていただき、バスの前方に立っている友達が見えないことや、バックモニターでも見えない部分、『死角』があるということで、「近づきすぎると危ないんだね。」と言い合う場面が見られました。その他にも、ワンステップバスなのでもともと低く作られている乗降車口ですが、時にはその段差をさらに少なくするためにバスが傾くようになっていることや、車いすを使用している方のためのスロープの引き出し、エンジンルームの場所など、バスの構造についてもたくさん知ることができました。まとめとして、整理券をとって乗車したバスに構内をぐるっと走っていただきました。

「乗り降りのときには、周りを歩く人や自転車で通る人にも注意が必要です。家族で出かけるときなど、マナーを守って気持ちよくバスを利用してください。」とのお話しがありました。

今回の乗り方教室で学んだことを一人ひとりが実践し、マナーを守って安全な利用につなげていきます。

大自然を満喫! 4年生の乗鞍自然体験

投稿日:2014.09.01

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期


828日から12日の行程で、小学校4年生が乗鞍高原を訪れ自然体験ツアーを行いました。 


 


1日目は、しっとりとした空気を吸い込みながら森林の中を歩き、ガイドのみなさんによる樹上の生き物や目の前の植物の説明に耳を傾けました。しぶきをあげて落ちる大きな滝や、そこから流れ出る澄んだ水を見て、美しい自然にふれました。 


 


2日目は乗鞍岳の最高峰・標高3,026メートルの剣ヶ峰を目指してのトレッキングです。本格的な登山は初めてという児童がほとんどでしたが、弱音を吐くことなく、励まし合って登ることができました。山肌の大きな岩のそばやすべりやすい足場を進むにつれ、1日目の穏やかな森林とはうって変わった、自然の持つ厳しい面も身をもって体験しました。頂上から見た景色とみんなで食べたおいしい昼ごはんは、大自然からのご褒美となりました。信州の自然を満喫して帰校した児童たちは、みんなで取り組むことの喜びをあらためて知り、絆を深めることができたと思います。


 


ガイドの皆様には、安全面はもちろん、精神面でも支えていただきました。本当にありがとうございました。


 


 


今年も開店! さいきょう商店街

投稿日:2014.08.27

イベント 小学校 第Ⅰ期

「いらっしゃいませー!」

「いらっしゃいませー!いいものたくさんありますよ!」

 

お客さんを呼ぶ大きな声で、今年も小学2年生による『さいきょう商店街』がオープン。16のお店が軒を連ね、やってくる小さなお客さん=1年生を迎えました。

おもちゃ屋さん、文房具屋さん、アクセサリーショップなど、それぞれのお店には手づくりの商品がたくさん並べられ、店員さんたちは、お店の前を通る1年生に明るく声をかけたり、商品の説明をしたりしながら笑顔で接客をしていました。

2年生の保護者のみなさんや、昨年お店を出した3年生も買い物に訪れ、商品を見ては「すごく上手に作ってあるよ。」と感心する声が聞こえました。

そして、タイムセールあり、サービスありで、お店の商品はほぼ完売。買い物袋に入りきらないほどの買い物をした1年生もたくさんいました。

 

最後に、2年生から1年生へ「たくさん商品を買ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝え、さいきょう商店街は閉店となりました。

 

 

災害を考える

8月26日(火)、小学6年生と中学3年生が起震車に乗り、強く大きな揺れを体験しました。

乗車前には、芳川消防署の方から「松本市周辺はまだそれほど大きな災害はないけれど、付近には断層があり、大きな地震が想定されている。いつ・どこで・どのように起きるかわからない揺れの怖さを考え、起震車に乗ってほしい」とのお話がありました。

体験した揺れは2種類です。1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災と、近年外国で起きた地震は、どちらも震度7クラスの地震でした。家具は当然のこと、コンクリート製の建物も倒れてしまうほどの揺れを体験し、みんな机にしがみついていました。

 

起震車の机やいすはしっかり固定されていますが、実際の生活の場=学校や家庭では、机やいす、家具も揺れと一緒に動いてしまいます。そして、災害は、寝ているとき、歩いているときなど、どんな状況で起きるかを予想しにくいものでもあります。この体験をきっかけに、いざというときの行動、自分の身をどう守るかをしっかり考えていきましょう。

 

芳川消防署の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。