4月7日(木)、令和4年度入学式を行いました。今年も新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、規模を縮小しての開催です。
保護者の皆さんと教職員に見守られ、新入生は晴れ晴れとした顔で式に臨みました。
小松校長は式で、「才教生が追い求め、理想とするのは、"学ぶ喜びを知る人・気高い志を抱く人・未来を共創する人"。貪欲に、謙虚に、色々なことに興味関心を持って学び続ければ、その学びは皆さんの将来の夢を叶えてくれる大きな力なるはずです。そして、いずれは世の中の幸せのため、人の笑顔のために、自分の才能や可能性をどう役立てればよいかを考えられる人に成長してください」と激励。
新入生代表挨拶を務めた安永理人くん(1年)は、体育祭で活躍する姉の姿を見て自分も早く通いたいと思うようになったといい、「将来は宇宙ステーションを作り、そこでする実験をたくさんの人に見てもらいたい。そのためには勉強を頑張り、友達もたくさん作って体を動かしたり読書をしたりしたい」と学校生活への抱負を話しました。
内山文楓さん(9年)は、「私たち在校生は、皆さんの入学を心待ちにしていました」と歓迎の言葉を述べ、「挑戦し、学び、考えることの繰り返しが私たちを強くします。挑戦できる環境がある才教学園で、三大行事に一生懸命取り組むこと、仲間と協力することを大切にしてほしい」と優しく呼びかけました。
新入生のみなさん、あらためまして、入学おめでとうございます。
また、新入生へのあたたかいメッセージをお寄せくださった皆様、お祝いのお花を届けてくださった関係各社の皆様、舞台に素敵ないけばなをお贈りくださった草月流草月会「アトリエ里楓」の皆様をはじめ、心をお寄せくださった皆様に感謝いたします。
先生からリボンをつけてもらう新入生
新入生と在校生の代表者による挨拶
式後、クラスごとの記念撮影
投稿日:2022.04.06
4月6日(水)朝、スクールバスの試走を行いました。各便には教員が乗車し、実際のルートを走行。利用状況を確認しながら新たにバスで通学する生徒、保護者の皆さんと指定の乗降場所で挨拶を交わしながら、明後日(始業日)の始動に備えました。
才教学園は、今後も運行管理会社とともに安全な運行に努めてまいりますが、その安心安全のためには利用する生徒自身と保護者の皆様のご協力も必要不可欠です。ルールを守り、子ども達が毎日元気に学校生活を送れるよう、ご協力をお願いいたします。
4月1、2日は令和4年度春期教職員研修です。全教職員が参加し、新年度に生徒を迎える準備が本格的に始まっています。
昨年度はWi-Fi設備や各教室へのモニター設置などを含め、環境整備が一気に進んだ本校。
校長による基調講話では、STEAM教育を導入して2年目の本校が目指す今後のビジョンが示されました。校長は、利便性、効率性に寄与する教育のICT化の先にある、DX教育の展望について触れ、「デジタルとアナログの融合」が今後のカギになってくること等についてお話されました。
また、教職員がiPadを使用する上でのルール確認や新年度向けの設定などについて、ICT担当教員からのレクチャーがありました。
校長による基調講話
iPad使用についての確認(ICT担当)
Google Classroomの設定や授業用アプリをダウンロード
卒業式式辞では、小松校長が「芽吹き始めたばかりの志をどのように成長させるかは、今後の皆さんの生き様にかかっています。様々な制約の中で、より充実した学校生活のために創意工夫を重ね困難を乗り越えた経験は、皆さんの大きな財産であり、人生を切り拓く原動力となるはず。才教生としての自信と誇りを持ち、新たな風を肌に受け、明日へ向かって、未来に向かってください。」と述べました。
在校生代表送辞は滝澤勇輝くん(8年)。「体育祭での先輩方の前向きで真剣な眼差しが、私を含め、どれほどの後輩を奮い立たせたでしょう。熱い魂のぶつかり合いを間近に感じたタイヤ取り。勝負の後、互いを慮った笑顔は、まるで逆境に咲く花のようでした。『していることは違っても、ひとつひとつの行動全てが成功につながる』と教えてくれた先輩方には、感謝でいっぱいです。どんなに遠いところにいても、才教学園という大きな空を思い出してください。先輩方が高い志を持ち、輝き続けることを祈念します。」と挨拶。
卒業生代表答辞では坪根 龍惺くん(9年)が登壇。「新型コロナウイルスは私達の学校生活から様々なものを奪いましたが、今までよりも感謝について考えるきっかけとなった」と、学校生活を支えてくれた全ての方への感謝と卒業の日を迎えられた幸せを吐露し、「それぞれの道を歩み始める私たちは、必死に勉強し、もがき、自分達の『正解』を探します。そしていつか、見つかったそれぞれの『正解』と共に、また集まることができれば嬉しいです。今日ここに全員は揃っていませんが、在校生の皆さんが才教学園をもっと素晴らしいものにしてくれると期待しています。」と述べました。
※この9学年にとって最後となった本年度のさいきょう祭で、RADWIMPSの『正解』を合唱しました。
卒業証書授与
卒業生代表答辞
保護者と教職員の拍手に送られる9年生、最後の記念撮影。
3月16日(水)、まつもと市民芸術館において令和3年度中学校卒業証書授与式・小学校課程修了式を行いました。
卒業生、修了生のみなさん、おめでとうございました。
感染症対策として、今年も卒業生、修了生と保護者および教職員が参加というかたちをとりました。
子ども達を支え、励ましてくださった保護者の皆様、日頃より本校の活動にご理解ご協力くださる皆様方に、心からの敬意を表し、ここに感謝申し上げます。
修了生を代表し、松井 那奈さん(6年)は本年度のさいきょう祭を振り返り、「憧れだったミュージカル。必要な衣装や道具は自分達で考え準備をし、セリフやダンスの案を出し合い、たくさん話し合い、長い時間をかけてみんなで作り上げました。私は、演出係長という大役を任され、プレッシャーに押し潰されそうになったときもありましたが、悩んでいたときに練習に付き合ってくれた仲間がいたから乗り越えられたと思います。考えや想いがぶつかったこともありましたが、本番に向かうときは、みんな同じ方向を向いていたと感じています。」と述べました。
②へつづく
校長から小学校課程修了証書を受け取る6年生
修了生代表者による「感謝の言葉」
今月本校を卒業した渡辺友規君が、スキー大回転と回転の部で、3月26日(土)から菅平高原で行われるJOC ジュニアオリンピックカップ 2022 全日本ジュニアスキー選手権大会への出場を決めました。
今年度は最上級生ということもあり、受験に向けた勉強やその他の活動等で非常に忙しく過ごした1年間でした。そのような環境の中でも持ち前のガッツで集中してスキーにも打ち込み、3月5、6日に菅平高原で行われた2022マックアースパインビークカップ長野県ユース選手権大会(K2)回転の部で、非常にハイレベルなレースの末、見事、長野県回転競技4枠のトップ通過で、ジュニアオリンピックへの出場を決めました。
ジュニアオリンピックカップでも自分らしい滑りができることを期待しております。
スプリングスクール
「かずでたのしく遊ぼう!」
算数において大切な「かず」を、積み木やカードやサイコロを使って楽しく触れていきます。
「"体験"を通して、算数・数学をもっと身近な学びに」をモットーに、全国で算数・数学の楽しさを様々な形で提供されている株式会社 math channel様による未就学児の親子対象のワークショップです。
日時:3月26日(土)10:00~11:00 (定員30組)
場所:才教学園小学校・中学校
対象:新年中・年長児の親子
持ち物:上履き
クラス:お申込みの際、お好きな方をお選びください。
クラス① どなたでも
クラス② 1から10までの個数を数えられる方向け
詳細・お申込みはこちらから(残席あとわずか)
株式会社 math channel様についてはこちらから(外部サイト)
生徒会が主催する『9年生を送る会』が3月14日(月)に行われ、5年生以上が参加しました。
各学年や応援委員会からの動画メッセージやこれまでの学校生活を振り替えるムービーが流れ、9年生はその1シーン1シーンに顔をほころばせながら視聴。さいきょう祭で披露した演目の一部を見事に再演し、「よく寝て、勉強して、楽しもう!」「すばらしい才教にしてね」などと書かれたボードを掲げ、後輩へ最後のメッセージを届けました。
会の終わりには、新生徒会長が9年生に感謝と激励の言葉を送り、「これからは自分たちが才教を引っ張っていきます」と力強く宣言しました。
さて、会の進行中、裏では8年生が数々のサプライズを用意していました。9年生不在の教室で1時間ほどをかけ、卒業を祝うメッセージを黒板いっぱいに施し、一人ひとりへの「贈り物」として、紙で作った花のブーケ(7年生作)、校章のフェニックスをプリントしたオリジナルマスク、応援委員会が発表で使用したボードを机上にセット。閉会後、教室に戻った9年生は、これらのサプライズに「すごい!」「嬉しい!」「こんな風にしてもらって、この黒板を消せないです!」と声を上げて喜んでいました。
昨年、一昨年はコロナの影響により開催を見送った経緯があり、今年は開催できるだろうかとの不安を抱えつつ、「何らかの形で9年生に感謝の思いを伝えたい」「先輩たちに喜んでほしい」と、8年生が知恵を出し合い準備を進めてきました。5~7年生は各教室のモニターでライブ配信を視聴する形をとり、ひとつの場所に生徒が揃っての開催とはなりませんでしたが、校長先生からは「講堂の装飾を含め、実にあたたかさを感じる9送会だった」とお言葉がありました。
おそらく自分たちも直接参加したかったであろう8年生。進行、演出のため会場に配された生徒もいましたが、多くはサプライズを準備したり、各教室を巡回して通信状況を確認したりと忙しく動きまわっていました。短期間での準備は苦労もあったと思いますが、9年生のためにありがとうございました。
後輩からのメッセージを見る9年生
9年生もお礼として演目を披露
8年生のみなさん、お疲れ様でした!
令和3年度3学期終業式はYouTubeLive配信で行われ、生徒は各教室のモニターを通じ式に臨みました。校長は講話の冒頭で「こうした形でできることも喜ばしいが、やはり講堂に集まり、みなさんの顔を見られる日が一日でも早く来ることを願う」と前置き、本年度最後の登校をした各学年に向けてメッセージを届けました。
【学校長講話】
この1年、みなさんはどんな目標をたて、どんな成果を勝ち得たでしょうか。春休みにはこれまでの振り返りを行い、新たな目標を持ち、希望に満ちた令和4年度を迎えられるよう努力しましょう。
1年生へ
4月から3階での生活となります。交流の増える先輩たちの姿を見ながら、どう生活していくかを学ぶと同時に、後輩=1年生に「才教学園とはこういうところ、才教生はこうするんだよ」ということを伝えて下さい。みなさんの活躍を期待しています。
2年生へ
4月から編成が変わり、1クラスの人数が多くなります。今までできなかったことができるようになる一方、もしかしたらトラブルも多くなるかもしれません。ですが、そうしたことから目をそらさず、先生や友達、家族の力を借りて問題をクリアしていって下さい。
3年生へ
3階がいい場所になるかは、Ⅰ期リーダーのみなさんの両肩にかかっていると言っても過言ではありません。課題は「けじめ」と心得て、2年生の面倒を見つつ、リーダーとして努力を続けて下さい。その場その場で意識を変えて適応し活躍してくれることを願います。
4年生へ
Ⅱ期では授業時間が長くなり、学期ごとの試験もあるので、今まで以上に計画的に学習を。大きく変わる学校生活に早く慣れ、Ⅱ期メンバーとして学校を盛り上げて下さい。新しい制服を着て、少し大人っぽくなったみなさんに4月に会えることが楽しみです。
5年生へ
本校は9年制ですが、小学校課程最高学年であることを自覚し、後輩たちをまとめるのは自分達だという気概をもって過ごしましょう。6年生は、研修旅行や進級判定試験など行事も盛りだくさんで忙しい。準備を怠らず、充実した1年になるよう歩み進めて下さい。
7年生へ
8年生には毎年同じことを伝えています。一つの組織がまとまり、よくなるかどうかはNo.2の働きがカギとなります。トップである9年生を支え、1~7年生をまとめ、さらに良い学校にしていくために頑張ってくれることを大いに期待しています。
8年生へ
次期トップの学年になるみなさんが企画した「9年生を送る会」は、素晴らしいものでした。心のこもった会を見て私は、「みなさんに任せて大丈夫」と確信しました。昨日の卒業式では前生徒会長が8年生に向けて、そして学校に向けてエールを贈ってくれました。先輩達が築いてきたものにみなさんが新たな価値を付け加え、一致団結して学校をまとめてくれることを願っています。