10月13日(金)は、1日をかけてさいきょう祭の校内リハーサルを実施しました。
校長、教頭が見守る中、学年や部の演目をタイム計測したり、照明台本と照らし合わせたりしながら、一通り本番に近い動きでの練習を行いました。
会場リハーサルや本番で他学年の発表をある程度見ることはできますが、プログラムの都合上、そうはいかないところもあるため、校内リハーサルを鑑賞していた学年がありました。このように見てくれる人がいると、発表する側は緊張が増えるかもしれませんが、同時に楽しさも感じられると思います。
校長からのコメントや感想をいただきながら、より良い演目をお見せできるようにと、各学年では会場リハーサルに向けて自分たちの様子を振り返ることにも余念がありません。本番は、見てくださる方を劇、歌、演奏で楽しませながら、自分達自身も大いに楽しんでステージに立ってくれると思います。
第19回さいきょう祭は、再来週2回の会場リハーサルとゲネプロを経ていよいよ本番を迎えます。
みなさまのご来場をお待ちしております。
演目トップバッターは1年生
楽器を持ち、衣装で廊下を移動する5年生
演奏準備をする9年生。8年生が見学していました。
第19回 さいきょう祭
スローガン 飛翔 ~Fly toward a dream~
今年は全校合唱が復活し、子ども達は、最高の舞台にしようと日々練習に励んでおります。
今年度は来場制限を行いませんが、各ご家庭で感染予防対策を行っていただくようお願いいたします。
今回のさいきょう祭も子ども達にとってより良い成長の機会になることを願っております。
日時:令和5年10月29日(日)
開場: 9:30
開演:10:00
場所:キッセイ文化ホール(大ホール)
演目順については、PDFファイル(第19回 さいきょう祭プログラム(簡易版))をご参照ください。
ご来場の皆様へ ―お願いとご注意―
さいきょう祭の成功に向け、生徒およびご家族、ご来場予定の皆様には体調管理に努めていただきますようお願いいたします。
◆入場にはチケット(無料)が必要です。
◆途中入場、途中退場をされる際は、受付にチケットを掲示してください。
◆1、2階席は演目中の入退場はできません。小さなお子様をお連れの方は3、4階席(演目途中での出入り可能)をご利用ください。お子様の泣き声や大きな声で演目を妨げることがないよう、周囲への十分なご配慮をお願いいたします。
◆会場内での撮影の際は、後ろの観客の皆様にも配慮し、フラッシュ撮影は禁止といたします。連写のシャッター音等で周囲の観覧の妨げにならないようご配慮願います。
◆会場内は飲食禁止です。ゴミは各ご家庭でお持ち帰りいただくようお願いいたします。
ご不明な点は学校(電話0263-58-0311)までお問い合わせください。
皆様のご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
第19回 さいきょう祭ポスター
連日行われているさいきょう祭練習。講堂や多目的室からは毎時、歌声や楽器の音が響いています。
ポスターが決まり、照明台本、舞台図、パンフレット作成と、練習以外の部分も忙しなく動いています。
10月2日(月)の1時間目は、全校合唱の練習が行われました。曲は、『世界はあなたに笑いかけている』。9月の学年別練習、パート練習を経て、今年初めて全員の歌声を合わせました。
熱の入った練習はまだまだ続きます。どうぞ本番をお楽しみに!
《さいきょう祭実行委員・演出係長 林さん》
月曜日の1時間目、初めて全校で歌を合わせました。それまで各学年での練習、小学生と中学生に分かれての練習でした。学年練習では、音程の確認。小学生と中学生に分かれての練習では、タイミングの確認。そして全校練習では、振り付け。着実に階段を上がっています。
やはり全校が集まって歌った時は迫力がありました。しかし、まだバラバラなところがあります。これから、振り付けを合わせたり、ハーモニーの確認をしたりして細かい部分を練習していきたいです。細かいところが揃えば一体感が生まれ、歌っている側も見ている側も楽しい、最高のステージになるでしょう。
私が今回の全校合唱曲に『世界はあなたに笑いかけている』を選んだ理由は、この曲が今を生きる上で大切なことを思い出させてくれるからです。現代社会では、インターネットを中心にさまざまな情報が飛び交っています。周りを気にして本当の自分を出せず、苦しんでいる人は多いのではないでしょうか。そこで、この曲は、周りなんか気にせず本当の笑顔を見せてといってくれます。
観客の皆さんに元気と勇気を与えられる全校合唱を届けられるよう、練習を重ねていきます!
《合唱担当 田中先生》
いよいよ校内練習もあと2回。9年生を中心に、更に良いものを届けられるよう試行錯誤しながら、日々頑張っているところです。
音楽科として、 全校合唱を通して学んでほしいことはたくさんありますが、特に大切にしてほしいことが2つあります。
1つ目:個性豊かな歌声が合わさると、1人では感じられない響きが生まれます。その響きの良さを全身で感じ、味わいながら歌いましょう。なぜなら、小学生らしい歌声と大人っぽい歌声を出せる中学生が一緒に歌える機会はなかなかないからです。
2つ目:歌詞の意味を理解し、メロディに想いを込めて歌うために表現を工夫しましょう。楽しく歌うのも一つの表現。パワフルな音色で歌うのも一つの表現。伝えたい言葉を強調して歌うのも一つの表現。このように、工夫の仕方はたくさんあります。どうすればこの曲の良さを伝えることができるのか考え、試すことを積極的に行い、自分から表現力を磨いてほしいです。最終的には、このような取り組みを通して、表現する楽しさや喜びを感じてほしいと思います。
最後に、私がこの曲(歌詞)から改めて感じていることをお伝えしておきます。日々生活を送っていれば諦めたくなることもあると思いますが、そのような時こそ「Never Gonna Give It Up!」の気持ちが大事です。時に涙を流すこともあると思います。でも、周りを見渡せば、「どんな瞬間も 溢れてる Smile For It!」。これを忘れないようにしましょう。残り少ない練習ですが、歌詞の内容も味わってください。
10月29日(日)キッセイ文化ホールにて、心を込めた「世界はあなたに笑いかけている」をお届けするため、子どもも大人も一緒に歌い、一つ一つ丁寧に創り上げていますので、ぜひたくさんの方に聴いていただきたいです。会場でお待ちしております。
リーダーとして後輩たちに手本を示すのは9年生(9月・学年練習)
校歌以外を全校で歌うのも4年ぶり(10月2日・全校練習)
スローガンは「飛翔」
8月26日(土)、今年度3回目となるわくわくプレスクールを行いました。
保護者の方と一緒に教室まで来た年長児、年中児のみなさん。お父さん、お母さん方と離れた後も元気な様子で、「先生の名前を教えて」「今日は何をやるの?」と迎え入れの先生と会話を弾ませたり、教室においてある絵本を読んだりもしていました。授業では、前に立つ先生に倣って、よい姿勢でのあいさつ、返事をしっかりと行っていました。「いい姿勢だね」と先生に声をかけられ、はにかむお子さんも。
かず・もじ・えいごはそれぞれ約20~30分ずつ。どの時間も、とても楽しそうに取り組んでいました。
同時開催の入試説明会では、学校長より才教学園の学校方針と教育理念、カリキュラムについてお話したほか、令和 6 年度入試の説明を行いました。
今回も多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
笑顔であいさつ「起立、気をつけ、礼」
積み木を使って、数を数えたり比べたり(年長クラス・かずの時間)
就学前のお子さんを対象にした「サマースクール」を、7月31日から3日間の日程で行いました。
レゴで学ぼう!プログラミング教室(1日目)
本校の授業で導入している「LEGO Education WeDo 2.0」とタブレットを使い、プロジェクトの入門編『光るカタツムリ』を組み立てました。自分ひとりでどんどん組み立てられたお子さんも、保護者の方と一緒に作り上げたお子さんも、ブロックができた後はアプリ操作でコマンドを選び、カタツムリを光らせたり音を鳴らしたりして様々な色と音の組み合わせを楽しみました。
液体窒素で学ぼう!サイエンス教室(2日目)
風船やスーパーボールを液体窒素に沈め、かたちや硬さの変化を追いました。透明な液体窒素が見せる不思議な現象に驚きの連続。「いつもみたいに跳ねなくなっちゃった!」と、冷たくカチカチになったスーパーボールは、まるでビー玉と同じ。ときに風船が割れるハプニングに見舞われることもありましたが、少しずついろいろなことに挑戦していただきました。
身近なものを使おう!アート教室(3日目)
あたたかい手触りの土粘土(信楽焼用)を使って、巨大作品作りに挑戦。割り当てられた2㎏の粘土を細長く伸ばしたり、好きなものをかたちづくったり、周りのお友達とつなげたり・・・歓声の絶えない楽しい時間でした。「信楽焼が好きで家で使っているけれど、粘土を触るのは初めて。貴重な経験ができました」とおっしゃってくださった保護者の方もいました。
サマースクールと同時刻に「さんすう教室」も開催。日ごとに計算・時計の読み方・規則性をテーマにお話させていただきました。
どちらも連続2コマの授業を組んでおり、前半と後半で異なるイベントに参加してくださったご家庭が多数いらっしゃいました。
「できたよ!」「見て、見て!」と言いながら笑顔で取り組む姿がいっぱいでした。普段は中々できないことへのチャレンジの場をお届けしたふたつのイベントが、楽しい学習の一助となれば嬉しいです。
暑い中ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
上:「光るカタツムリ」をアプリで動かす(プログラミング・7/31)、下:液体窒素の力で小さくなる風船(サイエンス・8/1)
粘土をのばしてつなげて長く長く!(アート・8/2)
2枚のカードの数字を足したらいくつになるかな(さんすう教室・8/2)
令和5年度のオープンスクールを7月15日(土)に開催しました。2時間目に相当する短時間でしたが、学校を上げて取り組んでいるSTEAM教育の一端に触れていただくことができたと思います。
見学に続いてmath channel様によるワークショップ(主催:市民タイムス)が行われました。講師の横山先生の軽快なお話からは気さくなお人柄がうかがえ、就学前のお子さんたちはストローとモールを使って立体アートを制作。作品が徐々に形づくられていく様子を、保護者のみなさんは目尻を下げて見守り、できあがりをスマホで撮影する一場面もありました。
お忙しい中、また天候不安定な日にもかかわらずご来校いただき、ありがとうございました。
STEAM型授業を自由に見学いただきました
ワークショップ参加者へ朗らかに話しかける横山先生
思い思いの立体作品ができました
今年度の才教学園特別教育講演会と第2回わくわくプレスクールを6月24日に行いました。
<特別教育講演会>
「自律する子を育てる 脳科学を活用した新時代の学び」
講師:青砥 瑞人先生
(応用神経科学者、DAncing Einstein代表)
本年度の講師には、応用神経科学者で、現在、脳科学や教育の分野のみならず、空間デザイン、アート、健康、スポーツ、文化づくりと垣根を超えてご自身の理論を応用して活躍されている青砥 瑞人先生をお招きし、自律する子を育てるにために、脳科学の視点から見た検証やアドバイスについてお話をいただきました。
序盤は、中学・高校時代を経て、脳科学に興味を持ったきっかけ、渡米・帰国から会社を立ち上げる過程などをお話しいただき、その後は、子育てをする上で「すべきこと」「すべきでないこと」を脳科学分野での学説で検証しながらお話しいただきました。
日常で起きていることや感じていることを、脳科学に結び付けて...というと難解なイメージがありますが、青砥先生には、ご自身の言葉で明るく軽快に、時に身振り手振りやユーモアを交えて語っていただき、とても身近なことと感じることができました。
例えば、一般的に「叱責により、萎縮させることは良くない」と言われていることですが、このようなことを、「活発な時」と「委縮している時」に発せられる脳内物質の違いなどを図表等で解説いただいた際には、「そうだったのか」とたいへん腑に落ちたものでした。
一事が万事、青砥先生は、今まで「そうであろう」「ひょっとして」と思っていたこと1つ1つにエビデンスを付けて、楽しくお話しされ、講演会は「納得がいく」「溜飲が下がる」ことのシャワーを浴びているようで、あっという間の1時間40分でした。
講演会終了後は、書籍販売&サイン会も行われ、多くの方が、青砥先生と朗らかに言葉を交わしていました。
<わくわくプレスクール②>
年長クラス、年中クラスともに、張り切って「かず・もじ・えいご」に取り組んでいました。始まりの挨拶や発言の声も大きく、配られたカードを『まなぼっくす』に丁寧に収める様子は微笑ましかったです。授業後、教室にお迎えに来たお父さんお母さん方に早速、「楽しかったよ」「今日も○○先生が教えてくれたよ」と伝えていたお子さんも。
7・8月は、『オープンスクール』『サマースクール』『さんすう教室』を開講します。日程や参加対象については 子育て支援プログラム からご確認ください。
講演会で話す青砥先生
元気なやり取りが各所で見られた「わくわくプレスクール」