5月29日(日)、12回目となる体育祭を開催しました。会場であるやまびこドームに集まってくる子どもたちは一様に目を輝かせ、今年もとことん勝負にこだわり、真剣勝負に臨もうとする意気込みでいっぱいでした。
競技は、赤組と白組が自分たちを鼓舞する応援からスタート。全員がこれでもかというくらいに体を反らせ、高く遠く声を響かせました。徒競走やリレーではゴールを切るその瞬間まで、全力で走り抜けました。3年生と4年生による棒引き「この一本にかけろ」、そして5年生・6年生によるムカデ競争と9人10脚で襷をつなぐ「TRAIN-TRAINは団結力が試され、チームごとに大きな掛け声を出して息の合った走りを見せました。
綱引きや一球入魂(玉入れ)とおなじみの競技が行われる中、トランスポーター(中学1年)とタイヤライダー(中学生)は、どちらも新競技。トランスポーターは、男女混合4人のチームでフープとボールをリレーでトランスポート(運ぶ)します。フィールド内のコースは互いに交錯するポイントがあり、あわや接触かというほどの激しい走りを見せながらも、それぞれの戦術で連携をとった戦いとなりました。そして、タイヤライダーは、3つの学年の壁を越えて構成したチームで、ロープのついたタイヤに人を乗せ、4人ずつで引っ張ってリレーしていくというものです。コースの中間地点にはコーンが置かれ、それを回旋するときに遠心力で飛ばされないよう、タイヤにしっかりしがみつくライダーたち。白熱した戦いで会場を大いに沸かせました。
自分が競技に出ない時間も、応援団が中心となって全力の応援が繰り広げられていました。赤白それぞれの入退場門では、競技を終えて戻る選手をハイタッチで迎えたり、勝った嬉しさで抱き合ったりする生徒たちもいました。
全力で果敢に挑戦し、勝ちにこだわった熱い一日。正々堂々と戦いを終え、今年の優勝を手にしたのは赤組でした。赤組の陣地では笑顔がはじけ、喜びを爆発させていました。一方で、勝利を逃した白組も、全員が最後まで大健闘したことは紛れもない事実です。悔しさに涙する姿に、見ている方にもこみあげてくるものがありました。
本番を迎えるまで続いた練習も大変でしたが、そういったことを残らず吹き飛ばすようなすがすがしい体育祭となりました。
タイヤライダー
トランスポーター
修学旅行で鹿児島県を訪れた中学3年生が、この旅行を通じて学んだことを「修学旅行報告会」で発表しました。
薩摩半島南部の知覧では、第二次世界大戦の末期に敵の艦船に体当たりで攻撃を行った陸軍特攻隊の遺品や資料等を見て、自分たちが生まれるずっと前に起こった悲劇を目の当たりにしました。家族や大切な人に宛てて書かれた手紙、出撃直前に撮影された写真に納まった笑顔…。知覧から飛び立った多くの若い隊員らが尊い命を落とした戦争というものの恐ろしさに触れ、「もう二度とこのようなことが起こってはならない」と、生徒たちは平和への思いを強く感じました。
国内では最大規模、大型ロケットの発射が可能な種子島宇宙センター。ロケットや人工衛星の組み立て、打ち上げ、追跡などの作業はこの施設で一貫して行われています。管理・運営を行うJAXA(宇宙航空研究開発機構)は、様々な研究で日本の宇宙開発事業を支えています。地上から遥か遠く離れた宇宙空間。気象衛星や衛星放送など生活に身近なものから、ISS(国際宇宙ステーション)など世界レベルで貢献できる技術の開発に感心しきりでした。
屋久島では縄文杉を目指してトレッキングに挑戦しました。始めは緩やかな道も、進むにつれて傾斜がきつくなっていきましたが、片道5時間をかけてたどり着いた行程では、太古から育まれる雄大な自然に畏敬の念を抱きました。
事前学習、現地での調査、そして帰校してからも報告会に向けて多くのことを学んだ中学3年生。過去や未来につながる貴重な経験を通して、心も体も大きく成長した様子がうかがえました。
才教学園 特別教育講演会
毎年好評をいただいている本校の特別教育講演会。
今年は「集中力プロデューサー」の森健次朗先生をお招きしてご講演をいただきます。
ミズノ(株)にて世界のオリンピック選手競技ウェア「サメ肌水着」を研究開発され、トップアスリートとの関わりの中で、集中力発揮やモチベーション維持力等を体得された森先生のお話は、子育て中の保護者の方にとって、とても参考になる内容です。
子育て・教育に関心のある方でしたら、どなたでもご参加いただけますので是非お越しください。
日時:6月25日(土) 10:00~11:40 (9:50までにはご入場ください。)
場所:才教学園小学校・中学校 講堂
講演会終了後、書籍販売&サイン会を予定しております。
*保護者の皆様対象の講演会になりますので、お子様の同伴はご遠慮願います。(託児サービスあり。要予約)
詳細はこちらをご覧ください。
講演の申し込み受付は終了しました。
4月23日(土)、今年度第1回目の「わくわくプレスクール」「お母さんのための教え方講座」を開催し、初回から多くのお子さん、保護者のみなさんにご参加いただきました。
「教え方講座」は、『未就学児(年長)の「もじ」と「かず」の学習』と題し、勝野惠教諭が講演。言葉の数を増やすためにしりとりでお互いにやり取りをする、「買い物ごっこ」でことば(ものの名前)と具体物を連動させるなど、文字を使いこなすためのコツを紹介しました。また、リンゴや花といった「ものを実際に数えたり並べたりする操作」を通じて数の概念を無理なく養っていけるとのこと。ご家庭でもすぐに実践できること、小学校での学習の準備に役立つヒントがたくさんあり、保護者のみなさんは熱心に聴講されていました。
わくわくプレスクールを行った各教室では、年長さんが元気に授業を受けました。今回の「もじ」では、ひらがな「い」のつく言葉をかわるがわる発表したり、プリントに書かれたお手本をきれいになぞったりしました。「かず」の時間には、黒板に貼られた動物を数えるなどして、1から5までを学習しました。えいごは、表に数字、裏に果物や野菜が描かれたカードを使った絵合わせゲームなどで楽しい授業となりました。
当日は今年度の学校案内(パンフレット)も配布しました。才教学園がみなさんにお伝えしたいことや知っていただきたいこと、本校で学ぶ子どもたちの様子を掲載しています。
資料をご希望の方は、ページトップの【資料請求・お問い合わせ】、または下のボタンから入力画面にお進みください。個人情報保護方針をお読みいただき、内容をご理解のうえ、フォームに必要事項を入力し送信してください。
テーマ:『もじとかず』
お子さんが楽しみながら無理なく「もじ」「かず」について学べる、ご家庭での教え方についてお話しします。特に幼少期の子どもたちは、実体験を通して「もじ」や「かず」を身につけていきますが、保護者の声がけ、接し方次第で身につき方が大きく変わってきます。この時期に知っておくと、無理なく小学準備ができる内容の講座です。
日時:4月23日(土)10:00~11:30
詳しくはこちらをご覧ください。
*講座のタイトルが「お母さんの・・・」となっておりますが、「お父さん」ももちろん大歓迎です。毎年、多くのお父様も参加されておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。
2月13日(土)、才教学園三大イベントのひとつであるプレゼンテーションコンテストが行われました。2月上旬には小学4年から中学1年生の各クラスで予選を行い、そこで選出された代表者が、本選の場で発表しました。審査員のみなさんには、調査の深さ、考察の適切さ、メッセージが伝わってきたか、発表のわかりやすさ、発表の工夫の5つの観点から採点をしていただき、学年で一人最優秀賞を決めました。
考察の深さや自分の想いを伝えるには、実際にアンケートをとったり、その場に足を運んで体験したりという活動が不可欠です。発表では、自分が訪れた場所の写真やアンケート調査の結果が披露され、聞く側にとっても興味深いテーマ・内容が多く、様々なことを学ぶことができました。
そして、発表のしかたも十人十色。小学4・5年生は、画用紙と模造紙に調べた内容を簡潔にまとめ、身ぶり手ぶりを加えたパフォーマンス性のある発表で聞く人を楽しませました。小学6年生と中学1年生はパワーポイントを使い、図や絵、写真などをわかりやすく効果的に見せていました。
プレゼンテーションコンテストは、本校独自の取り組みとして毎年行われているものです。日々の「先達に学ぶ発表会」や授業中の発表の機会も生かされ、発表者は大勢を前にしても堂々とした姿勢で考えを述べていました。
【本選テーマ一覧】★…最優秀賞(学年ごと)
小4 すばらしい御柱祭
そば大国!!信州
★松本平広域公園 信州スカイパークの㊙情報
小5 いつも心に四字熟語を
★カップラーメンは毒ラーメン?
キンキン菌活 菌活のススメ
小6 ★パック詰めの牛肉は生きていた
~パック詰めの牛肉の真実~
成長期に無茶なダイエットをするとどうなるか
本番に強くなる方法
中1 森林の大切さ~減少し続ける森林~
★高齢者の介護~私たちに何ができる?~
第3回 入学選抜試験(最終試験)
日程:平成28年1月24日(日)
願書受付期間 平成28年1月8日(金)~1月15日(金)
募集人員: 新小学1年生 60名
新中学1年生 60名(内部進学生を含む)
他学年 各数名
合格発表:平成28年1月30日(土)
詳細はこちらのページをご覧ください。
10月31日(土)、「第11回さいきょう祭」をキッセイ文化ホールで行い、児童生徒は歌や合奏、ミュージカルなどの様々な演目を披露しました。
今年も大勢の皆さんが来場され、会場はほぼ満席でした。そのような場でも臆することなく堂々と発表する児童生徒に、何度もあたたかい拍手をいただきました。
「最高の舞台を作り上げる」という使命感・責任感を持ち、一丸となって練習に取り組んできたこの3か月。児童生徒一人ひとりが力を発揮し、大舞台に立つことの楽しさや素晴らしさを体験しました。
さいきょう祭レポートでは、その様子をプログラムごとに紹介していきます。
どうぞお楽しみに!
8月22日(土)、年長児を対象にしたわくわくプレスクールの5回目を行いました。
「もじ」は、な行で始まる言葉を出し合ったり、「に」と「の」を使って言葉と言葉をつなぎ、短い文章を作って発表したりしました。
「かず」で扱う数字も大きくなり、今回で「9までのかず」になりました。黒板やプリントに示された動物の数の分だけブロックを机の上に並べるのですが、まっすぐきれいに並べられる人がとても多くなりました。
「えいご」では、野菜やくだものの名前を学んで、2チームに分かれてビンゴゲームを楽しみました。
授業の始まりと終わりのあいさつをするときには、背中がピンと伸びていました。特に、終わりのあいさつでは、先生の方を向いて、元気よく大きな声で「ありがとうございました」ということができました。
半年後、みなさんはいよいよ小学1年生。
しっかりと準備ができて、きっとピカピカの1年生となることでしょう。
わくわくプレスクールも次回10月17日で最終回となります。
同時開催は「お母さんのための教え方講座(第3回)」です。
多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
6月20日(土)、年長児を対象にした第3回わくわくプレスクールが行われました。
「もじ」は、さ行の言葉と拗音(しゃ・しゅ・しょ)の文字のある言葉、「さ」の書き方などを学びました。
「かず」は、「7までのかず」について学びました。
「えいご」は、「たべもの」について学んだり、チームに分かれてゲームをしたりしました。
わくわくプレスクールも3回目になり、小学生のような大きな声で挨拶、返事ができるようになりました。先生の質問に、静かに手を挙げ、名前を呼ばれると元気よく「はい」と立つことが自然とできるようになってきました。
子ども達が元気に勉強して笑顔で帰る姿を見ると、わくわくプレスクールをやる喜びを感じます。
第4回わくわくプレスクールは、7月25日(土)に行われます。初めて参加するお子様も安心して参加できます。是非ご参加ください。