1月下旬、やぶはら高原スキー場でスキー・スノーボード教室を行いました。4年ぶりの開催、生徒たちには不安が見え隠れしていたようにも見えましたが、いざ滑り出すと次第に表情は笑顔へと変わっていきました。
スノーボードを希望する生徒、また、今回が初めての経験だという生徒も多くいる中、インストラクターのみなさんには板のつけ方からわかりやすく教えていただきました。
時間はあっという間に過ぎ、午前の予定が終わると待ちに待った昼食です。カレーライスをおいしそうに頬張る様子を見て、こちらも嬉しい気持ちになりました。
午後は全ての班がリフトでゲレンデの上まで行って滑走しました。午前に比べて、随分上達したなという印象でした。午後は天候が崩れるという予報でしたが、それもさほどではなく、最後まで元気に滑ることができました。帰りのバス車内では、ほとんどの生徒が疲れて眠っていました。こうした姿も数年ぶりかと思うと、なんとも微笑ましいものです。
当日午後、松本市周辺では積雪が進み、道路状況が随分変わってしまいました。バスの到着が遅れ、慌ただしい下校態勢になったにもかかわらず、保護者の皆様にはご理解とご協力をありがとうございました。
依然、新型コロナウイルスの感染が懸念される中、子どもたちが自然の中で元気いっぱいに体を動かすことができました。これも、スキー場スタッフのみなさん、インストラクターのみなさんのおかげです。丁寧なご対応とご指導、本当にありがとうございました。
2月4日(土)、5日(日)に行われた「第34回テレビ松本カップ卓球選手権大会(カデット※)において、男子チームが団体の部3位となりました。
テレビ松本杯は松本卓球連盟が主催する大会としては中信地区で最も大きなもので、コロナ禍のため3年ぶりの開催となりました。
(顧問の先生から)
男子団体には24チームが出場し、3チームずつ8ブロックに分かれて予選リーグを戦いました。本校は予選で見事2勝をあげ、決勝トーナメントに進出。準々決勝では対戦相手に1-2の劣勢となった所から、残り2試合のフルセットの手に汗握る試合を制し、準決勝に進出しました。準決勝では惜しくも敗れてしまいましたが、3位という結果をおさめることができました。
団体戦には「仲間のために」「仲間につなぐ」という良さがあり、個人戦とは違うプレッシャーがあります。今回は1試合ずつの形式だったこともあり、「自分の試合を仲間が見ていて、応援してくれていることが力になった。」と話す部員もいて、こうした意味でも貴重な経験となりました。
なお、今大会の模様はテレビ松本およびあづみ野テレビにてそれぞれ放送予定です。
[放送予定]
テレビ松本:2023年2月25日(土)9:00~・19:00~
あづみ野テレビ:2023年3月11日(土)13:00~ほか
※カデット‥中学2年生以下の部で使われている名称(小学生も参加可能)
大会表彰後、笑顔の卓球男子チーム。おめでとうございます!
今年度最後の授業参観が終わりました。
プレゼンテーションコンテスト予選を兼ねた8年生(1月30日)に始まり、2月8日の1年生「がくしゅうはっぴょうかい」まで、連日たくさんの保護者の皆様にご来校、ご参観いただきました。本当にありがとうございました。
生徒たちがこの1年に学んできたことやこれまでに培ってきた様々な力を、成果として発表する場となりました。
3学期の登校もあと30日ほどというところまで来ています。修了の日まで、1年間の締めくくりを頑張ってほしいと思います。
保護者の皆様からいただいたアンケートは、ホームページ内「保護者の声」に随時更新してまいります。
(写真上から)4年生、3年生、2年生
1年生の「がくしゅうはっぴょうかい」
1月30日から4日間にわたり、プレゼンテーションコンテスト予選会が行われました。学年ごとのテーマに則って、生徒たちはこれまでに学んだこと、それを踏まえて提案したいことなど、iPadのプレゼンテーションアプリ(スライド、キーノートなど)を使いながら一人ずつ登壇発表しました。
予選会の審査は保護者の皆様の協力を得て、「調査の深度」や「発表のわかりやすさ」といった観点から採点していただきました。この審査結果をもとに、5~8年生の各クラスから1名ずつの本選出場者が決定されます。
プレゼンテーションコンテスト本選は2月22日(水)に校内で開催予定です。
なお、今日2月3日から8日までは1~4年生の授業参観が行われます。生徒たちは、成長した姿、日頃の頑張りを見てもらおうと練習に励んできましたので、保護者の皆様にはぜひ楽しみにご来校いただければと思います。
プレゼン予選(8年生)
プレゼン予選(7年生)
プレゼン予選(上:6年生、下:5年生)
2020年から新型コロナウィルスによって中止されていた重唱大会が3年ぶりに開催され、本校合唱部が中学校の部と小学校の部、それぞれに出場しました。
中学生は、重唱大会に一緒に参加してくれる生徒を集めるところから始まりました。今回、7年生1名、8年生4名で出場しましたが、8年生のうち3名は、他の部活からこの大会のためだけに協力してくれたメンバーです。重唱未経験者が多いこともあり上手くハーモニーが作れず、"辛い"と感じることも多くありました。そこで、自分たちでどうすれば良くなるのか考え、昼休みを利用して自主練習を行ったり、励まし合ったりしながら、全員で歌う技術や表現力を磨いてきました。このような地道な積み重ねが功を奏して『金賞』という結果につながり、"喜び"を味わうことができました。
小学生については、いつも先輩たちが部活を引っ張ってくれているため、自分たちだけで何かに取り組むことが初めてでした。そのため、初動はコミュニケーションを取ることもなく、ただただ歌って終わるという日が続きました。しかし、回を重ねるうちに課題を自分たちで見つけられるようになり、積極的に学年関係なく意見を出せるようになりました。良い音楽を作るためにという思いを共有したことで一体感のある歌声を作り出すことができ、本番では練習の成果を堂々と発揮し『金賞』を頂くことができました。
大会を通して、中学生も小学生も、協働することや良い音楽を作るために地道に取り組む姿勢が何よりも重要であることに気付くことができました。今回の学びを今後の部活動で活かし、これからも人に感動してもらえる歌を披露できるよう努力していきます。
応援してくださった生徒の皆さん、保護者の皆様、活動に携わってくださった皆様、ありがとうございました。
合唱部顧問
<大会情報>
第32回中信地区小・中学校 重唱大会
令和5年1月21日(土) 塩尻市レザンホール
中学校の部(7年生1名、8年生4名)
「ドライボーンズ」 金賞
小学校の部(5年生1名、6年生2名)
「いちでたちばな」 金賞
地道な練習を重ね掴んだ金賞を喜ぶ中学生。写真上、両サイドは顧問の先生達。
「いい歌声を届けることができました!」小学生も金賞、おめでとうございます
昨年12月25日(日)に行われた第31回松本卓球連盟会長杯で、中学校2年シングルス女子の部に出場した竹内ゆいさんが2位、山本莉子さんが3位となりました。2人とも卓球を始めてから初の大会入賞と嬉しい報告です。学校の部活では女子部員を引っ張る立場として、これからの活躍が期待されます。
また、5年の丸山由真くんが12月11日(日)に行われた第29回安曇野卓球連盟会長杯(小学5~6年生シングルス男子の部)において優勝しました。着々と戦績を重ねている丸山くんは、校内の活動や他校との練習試合で中学生に勝つこともあり、今後が楽しみです。
みなさん、おめでとうございます。
卓球部は現在、2月4日・5日のテレビ松本杯に向けて練習に励んでいます。卓球部のみなさんの健闘を祈ります。
(左から)賞状を手にした竹内さん、丸山くん、山本さん
練習中の卓球部
1月18日(水)、8年生が『赤ちゃん先生教室』の授業を行いました。3か月から2歳4か月の乳幼児とお母さん方に"赤ちゃん先生"、"ママ先生"先生として来校いただき、一日の生活の様子を聞いたりしながら幼児の心身の成長について理解を深めました。最初は硬かった生徒の表情は、小さな先生たちが見せるしぐさや笑顔であっという間に和らぎました。この日のために準備した自作のおもちゃで一緒に遊んだり、もっと笑ってもらおうと躍起になる生徒がいたり・・・。マイペースな赤ちゃん先生と、時に必死な8年生との微笑ましい光景が見られました。
0歳の赤ちゃんのほっぺたの柔らかいこと。小さい指にしっかり爪があること。視力がまだ低いので、おもちゃは目で追えるように顔の近くでゆっくり動かすこと。ママ先生のアドバイスを聞いたり実際にふれ合ったりしながら、14歳の心にもいろいろな思いが芽生えたようです。
この授業は「ママの働き方応援隊」信州中央校の主催で、コロナ禍のため3年ぶりの開催となりました。コロナのレベルが下がらず、教科書の文字とビデオでしか学習できないと考えていましたが、このように実施させていただくことができ、本当にありがとうございました。8年生は小さな命を愛おしく感じ、生命に畏敬の念を持つに至り、とても有意義な時間となりました。
生徒の感想
「想像していたよりも手足が小さく、抱っこすると重い」
「何もできないと思っていたけれど意思を持って自己主張していた」
「自分自身も親からたくさんの愛情を受けてここまで成長できた。そのことを認識し感謝したい」
「泣くことは赤ちゃんの気持ちの表現であり、仕事。優しい気持ちで接したい」
「大きな荷物を抱えながら幼児の面倒を見ているママを見かけたらお手伝いしたい」
本校のSTEAM教育アドバイザーでmath channnel代表の横山明日希先生によるグラフアート製作の授業が1月20日(金)に行われました。
7年生は「desmos」というアプリを使い、例えば"y=2x"が作り出す線がどのようにグラフ上に現れるのかをスライドやタブレットで確認。横山先生は曲線や波のような線が描けることをデモンストレーションで示して下さり、7年生はその後、思い思いのアート製作に入りました。数学の新しい面と出会えた7年生は、休憩時間も惜しいと言わんばかりに、夢中でタブレットに向かっていました。
これまでに履修している関数は比例・反比例までですが、二次関数や三角関数といったものを使えば曲線もある程度は思いのまま。範囲を指定すれば必要なところだけに線を表すことができ、直線と曲線をつなげて一本の線にすることも可能です。まだ学習していない関数も使うことができたので、ずいぶん自由な・・・もとい、複雑な数式を作って先生を驚かせるといった場面も見られました。
短い時間の中でも、複雑な幾何学模様、偶然にできた線を生かしてできた動物の顔など様々な作品ができ、横山先生から「まるで宇宙のような絵だ」と評された子も。
「これならいける!」と思って入力した式が全然違う場所に出てしまい、一生懸命に式の数字を変えたり変域を改めたりと試行錯誤の繰り返し。しかし、7年生はそれさえも楽しんでいるようでした。
授業には本校の数学科教員も全員参加しました。横山先生の授業補助というかたちでしたが、気づけば先生方も制作に没頭する姿があり、専門性を駆使した作品を生徒たちに披露してくれました。
数学科主任は、「子どもたちの興味関心を大いに引き出す授業になった。こうした視覚からのアプローチが、これから学ぶ関数分野の入口を広く開けてくれたと思います」と話していました。
また、生徒と教員が一緒に課題解決に取り組む姿は、STEAMの新しい方向性を見出す機会にもなりました。
横山先生からアドバイスを受ける生徒
7年生の作品。消しゴムは角を落とし「使いかけ」にするこだわり。