6月19日(木)、信濃毎日新聞社の記者・長沼さんに新聞づくりの基本を教わる出前授業をしていただきました。
2時間続きの授業のうち、1時間目は、普段私たちが読んでいる新聞の紙面構成を知ることからスタート。授業当日の新聞が生徒一人ひとりに配られ、題字(新聞の名前)、見出し、リード(前文)、本文などがあるという話に、耳を傾けました。
「読む人にしっかり伝える」には、5W1H=いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、だれが(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)をしっかり書くとことが大切だと聞いた4年生。
文章を書くときの基本として、国語の学習とも深くかかわる内容です。
授業進行に伴い、1学期前半から調べてきた「長野県の魅力」の取材メモとワークシートをもとに、大きく3つの記事を書く準備を進めました。
新聞仕様の原稿用紙に書き始めると、長沼先生は一人ひとりの側にいって生徒のメモに視線を向け、より良い紙面づくりのアドバイスをたくさんくださいました。
4年生が「記者」として奮闘した2時間。長沼先生、ご指導ありがとうございました。
在校する6年生と保護者のみなさんに中学校課程について詳しく知っていただくための説明会を、6月16日(月)に行いました。
当日は、3時間目に7~9年生の授業を自由に見学、続く4時間目には学校長からの話とⅡ・Ⅲ期主任からの説明、という内容でした。
いつも通りの雰囲気で英語、数学、美術などの授業を受ける7~9年生。才教生としてあるべき姿を、しっかりと見せることができたでしょうか。
グループで教室をひとつひとつ回り、手元の用紙に感想を記していく6年生。期待や理想が大きく膨らんだでしょうか。
お忙しい中、時間を合わせてご参加くださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
6月13日(金)は、Ⅰ期生(1~4年生)の遠足がありました。
先生たちが撮影した写真を見てわかる通り、どこも木々や花が美しく、学校から少し離れたところでいろいろな体験ができました。
1・2年生は一緒に信州スカイパークへ。
パーク内の草花や離着陸する航空機を見ながら、楽しく散策できました。
昼食後も元気いっぱい、木製遊具で思いっきり遊び、学校に戻るバス内ではぐっすり・・・の生徒も。
3年生の目的地は木祖村にある「こだまの森」。
メインイベントはイワナのつかみ獲りです。
泳ぎ回るイワナを捕まえては、「捕まえましたー!」と意気揚々と先生に報告。
その後、塩焼きにされたイワナを食し「おいしい!」を連発。
午後の木工体験では、慣れない手つきながらもナイフを使い、木を削ってスプーンを作りました。
4年生は、『登山遠足』と銘打ち、塩尻・鳥居峠から奈良井宿までの中山道歩きに挑戦。
江戸時代には"旅人泣かせ"とも言わしめた山道ですが、そこはさすがの4年生。
後ろ向きな言動もなく、みんなで声をかけ合いながら最後まで歩き切りました。
各施設のみなさま、おいしいお弁当を用意してくださった保護者のみなさま、ボランティアとして4年生に随行くださった保護者の方のおかげで、今年も無事に遠足を実施することができました。
様々な面でサポートいただき、ありがとうございました。
雲の陰は期待できない暑い日となった6月7日(土)、校友会保護者会の環境整備作業がありました。
全体集合より早く、つまりは生徒が合流する前に、多くの方が刈払機で除草作業にあたって下さいました。
朝のうちはこのような状態だった、1年生の教室の外は・・・
このとおりです!
Ⅱ期5~7年生と教職員も加わり、3時間ほどの作業を経て、構内がとてもすっきりしました。
日ごろは中々手が回らないところの整備に、「子どもたちのためですから」と汗を流してくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
(2回目、8月31日は、おひさまに少し遠慮していただきたいと思います・・・)
ネットの正しい使い方を学ぶ『メディアリテラシー講話』。6月6日(金)は5~9年生、11日(水)は3・4年生を対象に、松本警察署・スクールサポーターの吉田様より学齢に合った特別授業を行っていただきました。
吉田先生は、「今は、パソコンやタブレット、スマートフォンといった機器を使わない生活は考えられなくなった。そういう時代を生きていくみなさんに伝えたいのは、"たかがネット"と考えないで、ということ。SNS上でも、悪いことをすれば犯罪者としてつかめるということを自覚して、適切にネットとつき合ってほしい」と話していました。
「1人1端末」が当たり前となった今、『ネットにつながることで犯罪にかかわる可能性がある』ことを理解し、機器やアプリを正しく使えるようになることは大きな課題です。
なんとなく、だらだらと長時間、使っていませんか?
人に知られたら困る使い方をしていませんか?
「正しい情報」が何か、わかっていますか?
「ネット上で顔の見えないだれか」を「知り合い・友達」と思っていませんか?
Ⅱ・Ⅲ期生の授業の終わりには、主任の先生から次のような話がありました。
「大人の自分でも、この1時間に初めて知る内容が多かった。一番安全なのはネットを使わないことだが、いまはそれこそが難しい。常に危険にさらされているという自覚を強く持ち、トラブルが起こったら、それが小さな芽だとしてもすぐに信頼できるところに相談した方がいいと強く感じた」
吉田先生は、「正しい情報を知るには、ニュースをしっかり読む・聞くこと」ともおっしゃっていました。
フェイクニュースに踊らされることなく、情報はネットでなくテレビや新聞社といったニュースメディアや、公の機関といった信頼できる情報源から発信されるものに触れなくては、ということです。
生徒対象の授業ではありましたが、子どもに日常的に触れる大人も、「手元」の危険性に十分注意する必要があります。ご家庭でも改めて、ネットや端末の使い方を話し合ってみてください。