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お知らせ[ニュース&トピックス]

令和6年度中学校卒業式・小学校課程修了式(2)

中学校卒業証書授与式
 才教学園でのすべての学びを終え、9年生43名がこのように一堂に会するのもこれが最後。
 担任の先生から名前を呼ばれ、一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
 続く学校長式辞で小松校長は、目の前にいる卒業生一人ひとりに語りかけるように、言葉を紡ぎました。


学校長式辞(一部抜粋)】
たくさんの思い出をありがとう。小さな体に大きなランドセル、あどけない笑顔で才教学園に来た当初を、先生は忘れません。これからは、いいこともあれば大変なこともある。辛いことの方が多く、どん底に落ちるときもある。でも、覚えておいてほしい。人間の真価が問われるのは、その時だ。どんな時でも恐れず、諦めず、怯まず、顔を上げて、一歩を踏み出す力を持ち続けてほしい。そのひと足ひと足が、必ずきみたちの道をつくります。
昨年度のさいきょう祭で総力を挙げて創った「SING」、そこできみたちが私たちに与えてくれたたメッセージがありました。苦しいときでも、きみたちらしく、明るく朗らかに思い出してください。

どん底に落ちると何がすばらしいか、知ってるか?
残った道はひとつだけ。
上昇するだけさ!

どこまでも高く、どこまでも美しく、どこまでも力強く。
卒業生、上昇せよ!


≫(3)に続く


 

令和6年度中学校卒業式・小学校課程修了式(1)

 3月18日(火)、令和6年度の中学校卒業証書授与式および小学校課程修了式をまつもと市民芸術館で執り行いました。
 ひとつの節目を迎えた6年生と9年生。会場に到着すると胸に花をつけてもらい、友達同士、また先生たちと言葉を交わし合って笑顔を見せていました。


小学校課程修了式
 小学校課程修了式で生徒代表挨拶を務めた佐藤くるみさん(6年生)は、さいきょう祭について振り返り、「6年生で臨んだミュージカル"魔女の宅急便"では、役割を自覚し、責任感を持って練習に取り組んだおかげで、強い団結力が生まれた」と朗々と話し、1年生のときの演目『みらいへのおくりもの』にも言及。ロボットが主役となった時代をテーマにした劇の内容に準え、「ロボットやAIが活躍するようになる"これから"を生きる私たちは、学んだことを活かしながら自ら考え行動していきたい」と決意を語りました。


◆◇◆ 修了式のようす ◆◇◆
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≫(2)へ続く

中学生と県教委「高校再編」で意見交換

投稿日:2025.03.21

お知らせ 中学校 第Ⅱ期

 3月10日(月)、長野県が進めている高校再編計画の一端として、本校8年生に対する意見聴取の場が設けられました。
 当日は県教委高校再編室の担当者4名がファシリテーターとなり、全体を4グループに分けてディスカッションを行いました。8年生は、自分たちの進路にも直結する大切な話だと、和やかな雰囲気でも真剣に取り組んでいました。
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 社会の変化に即して高校改革が必要であるということを主軸に、ICT活用を含め学び方が多様化していること、通信制高校を選択する生徒が増えていることなどをふまえ、「再編に関する基準は現行のままでいいのか」がテーマでした。
 高校の規模に応じたメリットとデメリット、高校所在地が都市部なのか中山間地なのか、少子化が加速する中での学校規模や複数校の統合の可能性など難しい内容ではありましたが、8年生はワークシートに自分の意見を書き連ねていました。
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 授業の最後には、ファシリテーターとまとめた意見をグループの代表生徒が発表。
主事の井出先生からは「現役の生徒のみなさんから直接意見を聞く重要な機会を本当にありがとうございました。1年後に高校を受験するみなさんの選択に役立てたのなら嬉しく思います。1年後の高校受験を、ぜひ頑張って」との言葉をいただきました。


【生徒のワークシートより】
○大規模高校について ※
・行事の規模が大きく、部活動も充実している
・多くの人と関われてよいが、一方で広く浅い関係になりそう
・何かと準備が大変そう
○小規模高校について ※
・教員数が少なくても運営でき、生徒に目が届きやすそう
・都市部に住んでいない人も通いやすい
・大勢での生活に弱くなりそう
○高校選びで優先することは何か
・自宅からの距離や通学時間
・学校方針、偏差値、学校設備
・自分のやりたいことが実現できるかどうか
※大規模高校は1学年6クラス、小規模高校は1学年3クラスの設定

日本語検定 個人表彰伝達式

 令和6年度第2回日本語検定を受け、個人表彰の対象となった生徒への賞状伝達式が3月5日(水)に行われました。同検定の協賛社である東京書籍より担当の桑原様が来校され、生徒に賞状を手渡してくださいました。
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 笑顔で式に臨んだ生徒に、「なぜ日本語検定を受けようと思ったか」を尋ねると、「きれいな日本語を使えたらすてきだなと思った」「家族に、受けてみたらと勧められた」といった答えが返ってきました。

◎個人表彰受賞者
読売新聞社賞 最優秀賞 7級 4名
時事通信社賞 優秀賞  5級 1名
みなさん、おめでとうございます!
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★個人表彰をいただいた生徒たちの『受賞の言葉』が、日本語検定ホームページに掲載されています。ぜひご覧ください。

租税教室 6年生の出前授業

投稿日:2025.03.21

お知らせ 小学校 第Ⅱ期

 3月4日(火)、一般社団法人松本法人会のみなさんをお招きし、6年生を対象にした租税教室を実施しました。
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◆税金って何だろう?
◆税金がなくなった世の中はどうなる?
◆税金はどのようなところに使われているのか?

 説明の中で、税金は「みんなが支え合って幸せに暮らしていくために必要なもの」であり、講師の先生は「みなさんにとっては、買い物をしたときの消費税が一番身近な税です」。その税金が、どこで、どのようにどのように使われるのかを私たちが直接決めることはできないのですが、だからこそ税金や選挙についてしっかり学び、意思を反映させることが重要だというお話もありました。
 利益を得ることが目的ではないもの、道路や公園といった公共施設を、私たちが長期にわたり安心して使っていくには、税金が必要不可欠だとわかりました。


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◆画像:「税金でつくられているものとそうでないもの」仕分けクイズは全問正解!


 そうした大切なお話の途中で、ふと生徒の目の前に置かれたふたつのケース。ふたを開けると、合わせて2億円分の模擬紙幣が入っていました。授業が終わってから1人ずつ1億円分を持たせてもらい、その重さを体感する一番面も。「重いー!」の一言が飛び交いました。
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 生徒からは「税金がない、税金が安ければいいと思っていたけど、そうではなかった」「選挙権を持てるようになったら、誰に投票するべきかをしっかり考えたい」といった感想がありました。また、担任の先生方は、「大人にとっても、税について改めて学ぶ機会になった」と話していました。

「みんなの歌声、響かせよう!」 合同音楽授業

投稿日:2025.03.21

お知らせ 小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

 小学校課程の6学年が一同に会する合同音楽会が、3月7日(金)に開催されました。
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 講堂の真ん中にピアノを置き、大きな輪を作って互いの歌声に耳をすませました。
 当日のプログラムは次のとおりです。


1. 全体練習「校歌 われら地球の子」「蛍の光」
間近に迫った卒業式と修了式、終業式に向けた練習を行いました。

2. 1年 斉唱「小さな世界」
歌自体は斉唱で、そこに手話を取り入れたり楽器演奏もしたりと多彩な演目に仕上げました。
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3. 2年 合唱「君をのせて」
練習では、手の高さを使って音の高低を意識した音取りをしました。
本番はとても素敵な仕上がりになりました。
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4. 3年 合唱「COSMOS」
「ことば」を大切に、宇宙やいのちの始まりという壮大なテーマを歌で表現しました。
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5. 4年 合唱「フレンドシップ」
大好きなともだちへの思いを込めて歌いました。
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6. 5年 合唱「マイバラード」
成長途中で複雑な気持ちを持つ年齢。
「歌える体」作りから、言葉の意味と響きを大切にみんなで助け合って歌いました。
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7. 6年 合奏「春よ、来い」
雪解け水のように流れるメロディーに、春の訪れを待ちわびる思いを乗せました。
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8. 5、6年 合唱「カイト」
作者が楽曲に込めた思いに心を寄せ、「いま、自分がここにいられることへの感謝」や「人とのつながり」を大切に歌いました。
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 校長先生は「楽しいひとときをありがとう。小学校課程の最上級生である6年生への感謝の思いも感じられた時間でした」と講評。音楽科の先生方は「仲間と一緒に演奏し合う楽しさを知ることができたり、下級生が上級生の歌声に憧れたりできるのが合同授業のよさ。少ない練習時間でしたが、なかなかの仕上がりでいい音楽を聴きあうことができました」と話していました。

令和6年度中学校卒業式・小学校課程修了式

令和6年度 才教学園中学校 卒業証書授与式


日時:3月18日(火)10:30開式(開場10:20)


場所:まつもと市民芸術館



令和6年度 才教学園小学校 小学校課程修了式


日時:3月18日(火) 9:15開式(9:00)


場所:まつもと市民芸術館

生徒指導講話/非行防止教室

 令和6年度の終わりまで3週間ほどいうところまできた2月末、7年生と8年生を対象にした生徒指導講話がありました。今回も、松本警察署よりスクールサポーターの吉田さんにご来校いただき、気持ちが揺れやすく多感な時期を迎えた生徒たちに必要な、大切なことをお話いただきました。

【講話より】
○"若気の至り"では済まされない
 学校や友達のものを壊したり、勝手に持っていくことは罪になる。「そんなことは当然知っている」と思っていても、実際にやらないでいられる強い心を持っていますか? 法律は社会のルールであり、守らなくてはいけません。勝手な解釈をして「マイルール」にしていませんか? たとえよく考えずにしてしまった行動だとしても、中学生の行為だとしても、相当の刑に処せられ、社会的制裁もうけることになってしまいます。

○知識を得て、大切な人生を失わないで
 みなさんの中に犯罪者になりたいと思う人はいないでしょう。周りの人もそのようなことは望んでいないし、警察も同じです。もし犯罪者になってしまったら、失うものは想像以上大きい。SNSで闇バイトなどの勧誘が多くなっていますが、「簡単にお金が手に入るうまい話」はありません。そうした誘いに乗らない、だまされない知識を持って、自分自身を裏切ることのないようにしてください。

百人一首大会

投稿日:2025.03.10

お知らせ 小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

 2月26日(水)、小学校課程の一部学年で百人一首大会が行われました。
 3年生と4年生では、学級での予選会からスタート。担任の先生が読み手となり、生徒は2人一組になって机上の札に集中します。

「お気に入りの札は絶対に取りたい」
「名人の○○くんには負けないぞ」など、思うことはさまざま。

 下の句を読み終わる前に、タン、タンとあちこちから札を取る音が響き、並べられた札がどんどん少なくなっていきます。


 そして、ほどよい緊張感が漂う決勝戦。ここでも、相手と読み手に敬意を払い、しっかりと一礼することを欠かしません。
 静かな教室に読み手の声が通ると、さっと手が伸び、札が取られていきました。徐々に熱を帯びていく試合運びで、それを見守るクラスメートたちにも力が入ります。1枚取るたびに、「いいぞ!」「がんばれー!」と声が上がり、代表者もその期待に応えようと一所懸命でした。


〈決勝戦・3年生〉
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〈決勝戦・4年生〉

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 勝って喜びを隠さない生徒の傍らで、悔しさに涙する生徒もいましたが、みんなで健闘を称え合い、最後はほっこりした雰囲気で百人一首大会を終えました。

グラフ計算アプリで関数アート 8年生の特別授業

投稿日:2025.03.10

お知らせ 第Ⅱ期

 2月22日(土)、日々の授業とは異なるアプローチから数学を学ぶ特別授業が行われました。math channel代表で本校STEAMアドバイザーの横山明日希先生にご指導いただき、オンライングラフ計算機「Desmos」を使って、8年生が数式でアート作品づくりに挑戦しました。


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 まずは横山先生に倣って「棒人間」をつくりました。その後は、線分を区切ったり、好みの長さになるように範囲を調整したりしながら、個性的な作品を生み出していく8年生。モチーフは、漢字での氏名、人気スポーツゲームのアトラクションの一場面、有名キャラクターなど多岐に渡りました。
 友達同士で「こうするといいよ」と教え合ったり、描きたいものを座標平面にあらわすために必要な式について横山先生にアドバイスを求めたりしていました。
 授業が終わっても、「もっと作り込んで自分なりの完成を目指したい」と、色指定や微調整に奮闘する生徒もいました。


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「数学は少し苦手だけれど、こうしてアートにできる楽しさがあるとわかった」
「知っている関数で係数を変えたり、スライダーでアニメーション機能を使ったりして、いろいろなことができて楽しかった」
「(横山先生が言っていた)″偶然から生まれる美しさや楽しさ″を、Desmosで体験できた」
「(描画された式が)イメージと違っても、何度でもやりなおせてよかった」
・・・と、このように感想を述べていた8年生。
 横山先生、楽しい授業をありがとうございました。


◆◇ 横山先生より(授業を終えて)◇◆
 学ぶ姿勢、先を見通す力、協働力がすばらしい学年だと感じました。偶然から生まれた式などもうまく生かし、試行錯誤の末にみんなすばらしい作品を提出してくれました。
 まだ習っていないことがあっても、「できること」から何かをかたちづくっていくプロセスを楽しんでいた、そうした姿を見ることができて私もとても嬉しく思います。


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