6月8日(金)、生徒会が中心になり、週末に行われる大会に参加する卓球部とテニス部、個人資格で出場する選手のための壮行会がありました。日々練習に打ち込んできた選手たちを送り出すため、応援団を筆頭に全校生徒が熱いエールの声を響かせました。
副校長は、「勝って奢らず、負けて腐らず。勝利に喜ぶのもいいけれど、その一勝は多くの負けの上にあるということにも思いを馳せましょう。逆に、負けたら思い切り悔しがる。そして勝った方の相手をきちんと讃えること。厳しい経験ができるからこそ、勝負事は人間を大きくするのだと思います。自分の限界を目指して頑張ってください。」と激励の言葉をかけました。
出場者代表挨拶
◇テニス部 城谷くん
今日まで体育祭もあって忙しかったけれど、ここにいる全員で練習を頑張ってきました。明日の県大会では全員が日頃の成果を発揮し、北信越大会への出場を目標に戦います。
◇卓球部 深澤さん
団体戦では男女ともに中信大会を、特に男子は松本市中大会ベスト4を目指しています。個人戦ではベスト8が目標です。応援よろしくお願いします。
◇陸上 河野くん
才教学園の選手として、北信越大会、全国大会、ジュニアオリンピックを目指し全力で走りますので、応援よろしくお願いします。
代表者の決意の言葉どおり、必勝の気持ちを強く持って、一試合一試合を全力で戦い抜いてくれることでしょう。選手のみなさんの活躍が期待されます!
テニス部
卓球部
陸上 河野くん
6月2日(土)、修学旅行報告会を行いました。オーストラリアのメルボルンにあるParktone Primary School(以下パークトン小学校)との姉妹校提携後、初の訪問となった今回は、英語を主としたコミュニケーションを通じ生徒同士の交流やホームステイを体験。また、全体目標のひとつに「オーストラリアへの理解を深め国際的な視点と感覚を養う」とあることから、班ごとに決めたテーマに基づき、現地でアンケートや聞き込みによる調査を行いました。この報告会で9年生は、保護者のみなさんと後輩を前に、8つの調査内容とそこから得られた考察などを発表しました。 「メルボルンはなぜ住みやすい街なのか」をテーマにした班は、住みやすい街として7年連続1位に選ばれる理由を探りました。市内観光やホームステイ先で質問すると、トラムなど交通機関の利便性、高層ビルと自然が共存できる環境、多文化都市であるため暮らしやすいまちであるなどの返答があったそう。「国際交流のカギは、異文化を理解するために自国の文化を知ること。海外に日本の文化を発信したいと改めて考えるようになった」と結びました。 別の班は「オーストラリアと日本の教育の違い」を調べ、両国の学校の日課、授業や学習環境を比較し、施設や進学・受験の制度の違いに触れたりました。協調性や団体行動を重視する日本と、個性や意見が尊重され自己表現の時間が多いオーストラリア。「どちらも素晴らしい教育文化であり、融合できればより良い教育環境を目指せる」などとまとめました。 そのほか、学習係によるメルボルンの概要説明や、写真で行程を振り返る一幕がありました。観光地での記念写真、ホームステイ先での様子、運よく出会えた“珍獣”ハリモグラのエピソードなどが披露され、後輩たちも興味深く聞いていました。ホストファミリーと現在もメールのやり取りを行っている生徒もいて、充実した修学旅行であったことがうかがえました。 この日は、パークトン小学校との姉妹校提携にご尽力いただいたオフィス・グローバルサポート株式会社代表取締役の手塚様、ALTコーディネーター・英語教育アドバイザーの掘様にもご出席いただきました。 校長挨拶では「異国の文化をその地で味わえる海外研修旅行の再開を嬉しく思う。9年生が築いた新しい礎を、後輩がしっかりつないでいくことが大事。自分が行く時のことを想像し、修学旅行と国際交流を才教学園の伝統としていきましょう。」との話がありました。
5月27日(日)、第14回体育祭をやまびこドームで行いました。小学校・中学校9学年の全生徒を赤組と白組に分けての熱い対決で、「英姿颯爽~駆けろ 貫け 我が闘志~」のスローガン通り、どちらのチームも勝利をつかもうと全力を尽くして戦い抜きました。入場行進、選手宣誓や応援合戦の演舞、競技に必要な用具のスムーズな設置など、当日を迎えるまでに周到に準備・練習を重ねてきた様子が伺えました。 今年の結果は、赤組の優勝! 来賓の皆様、地域の方々、多くの保護者のみなさんには、最後まで選手たちに温かい声援を送っていただき、本当にありがとうございました。
競技の様子などは、今後〈体育祭レポート〉で紹介します。
4月22日から3泊5日の行程で、9年生がオーストラリア・メルボルンへの修学旅行を実施しました。 現地での初日は王立展示館や州議事堂、聖パトリック大聖堂等を見学。会議や催し物がなかったため、各建物内をじっくりと見ることができました。中高生の案内を度々務めているというガイドの方からは、「ここまで熱心にみてまわる子どもたちは中々いません」とうれしいお声掛けをいただきました。見るもの、聞くことすべてに興味を持ち、吸収しようという姿勢はさすが才教生です。 2日目はこの度姉妹提携を結んだパークトン校(Parktone Primary School)を訪問。浴衣姿の先生や大勢の子どもたちが迎えてくれました。英語での会話も順調で、イベント「Japanese Day」では、班ごとに準備した催しを一生懸命披露。広場で全校児童と大勢の保護者の皆さんを前に、桜模様の法被を着て「よさこい」などを踊ると、会場は大喝采に包まれました。小松校長のスピーチに続いて行われた、生徒会長の城谷くんによる英語の挨拶も大変立派でした。 この夜、生徒はそれぞれのホームステイ先へ。どのご家庭でも歓待していただき、忘れることのできない経験となりました。 3日目、ホストファミリーとともにパークトン校に集合するも、すぐにお別れとなります。短くても密度の濃い時間を共に過ごせたせいか、涙を見せる生徒たちとホストファミリーの姿がありました。その後、生徒たちはグレートオーシャンロードでは大自然が年月をかけて生み出した絶景に心を動かされ、研修最後の夜は展望タワーからメルボルンの美しい夜景を楽しみました。 様々な刺激を受け、そのすべてがチャレンジでもあった修学旅行。自分たちの「これから」を幅広く考える機会にもなったのではないでしょうか。
1学期の小学校・中学校授業参観が始まりました。 4月20日(金)は7年生から9年生の授業参観。担任の先生方による授業が行われました。 8年のあるクラスでは、理科で「カルメ焼き」づくりに挑戦しました。炭酸水素ナトリウムが熱によって炭酸ナトリウム・二酸化炭素・水に分解されることを応用した実験です。最初はうまく膨らませることができず苦労していましたが、何回か繰り返すうちに見事成功した班も出ていました。7年の各クラスでは、生徒と保護者が交互に「自分にとってなくてはならないもの」を、具体的な名称となぜそれが必要なのかを発表しました。道徳の授業を行った9年生は、「私たちは1日にどれくらいの水を使っているのか」をテーマに意見を出し合いました。 当日は多くの保護者の方にお越しいただき、ありがとうございました。 今週は1年生から6年生までの参観日を予定しています。
7年
8年
9年
4月13日(火)、避難訓練を行いました。家庭科室で火災が発生したという想定です。現場近くに居合わせた教員が消火器で初期消火。同時に、消防署への連絡と全校生徒の避難がスタート。7~9年生は5階教室からの階段移動です。「姿勢を低く!」「足元注意!」と職員の声が飛び交う中、急いで校庭に向かいました。 避難完了後、訓練に立ち会った芳川消防署の方から「正常化バイアスと言って、『今回は本当の火災ではない』『自分は大丈夫』と物事を過小評価してしまうことがある。命や大切なものを一瞬で奪う災害の怖さについて、家庭でも話す機会を持ってください。」と講評をいただきました。 ◆合言葉は「おはしもて」 お…おさない は…はしらない し…しゃべらない も…もどらない て…てはくちに(手は口に)
その後、教職員と代表生徒が水消火器を使った訓練を行いました。本体を置いて、上から体重をかけるようにレバーを押せば、握力の弱い人や低学年の生徒も消化器を使うことができます。いざというとき、一分一秒でも早い対応を誰もができるようにしておくことが大切だとわかりました。
出火場所での初期消火
Ⅱ期、Ⅲ期の生徒たちで構成される才教学園の生徒会。10日(火)の生徒会オリエンテーションでは、9年生の役員を中心に、5年生に生徒会組織について理解してもらい、活動への参加意欲を高めてもらうための説明が行われました。5年生は委員長らの話にしっかり耳を傾け、より良い学校づくりの一員になるという自覚を持つことができたようです。また、来月行われる体育祭の紅白各キャプテン、団長らによる自己紹介もあり、来たる日に向けて勝利をつかもうという意気込みが早くも感じられました。 後半の部活動紹介。卓球部やサッカー部の部員たちが普段の取り組みの様子を見せたほか、美術部がこれまでに制作した作品を紹介したり、吹奏楽部と合唱部がそれぞれミニステージを披露したりと、部活選択の一助にしてもらおうとアピール。和やかな雰囲気の時間でした。 5年生の代表者からは、「今年から生徒会に迎えられ、初めてのことや分からないことも多い自分たちだけれど、よろしくお願いします。」とはきはきとした声で挨拶がありました。
平成30年度最初の学校登校日となった6日(金)、1学期始業式と進級式を行いました。 ◆始業式 【校長講話】 「地平天成(地平かに天成る)」 平成30年度門出を祝うように、今年は例年に比べて桜も早く開花しました。 この「平成」という元号は、中国の書物にある「地平天成」という言葉に由来しています。「地 平らかに 天 成す」と読み、辛いことや悲しいこともあるけれど、すべての人々が穏やかに生活でき、あらゆるものが栄えていくという意味です。お互いに認め合い、励まし合い、一人一人が大きな目標をもって成長し、みんなで才教学園を盛り上げていきましょう。 世のため人のために尽くす高い志を心の中にしっかりと芽吹かせるためには、自分の「才」、自分の「夢」、自分の「役割」が何かを常に自身に問いかけ、努力を怠らないこと。ここにいる全員が「才教の心得」を実践すること。そういう気持ちでこの1年をスタートさせましょう。 ◆進級式 始業式後は第Ⅱ期・第Ⅲ期の進級式が行われ、5年生と7年生の生徒たちがキリっと引き締まった表情で式に臨みました。 「理想となる社会、人間関係を夢として描き、それを実現させるために、自らの才能を使い、どのような役割を果たしていけばよいのかをいつも考えてください。いろんなことに挑戦し、夢を描いてきたみなさんですが、これまでは個人的な夢が多かったと思います。しかし、これからはそれらを昇華させましょう。私も、最後までしっかり見届けます。」と、校長や担任から激励の言葉を贈られた生徒たち。 5年生の代表挨拶では、「当たり前のことを当たり前にやる。仲間を思いやる。どんなに大変でもあきらめない。より高みを目指して挑戦する。Ⅰ期での学びを糧にⅡ期をスタートする自分たちを、見ていて下さい。大きく成長して見せます。」と、前向きに歩んで行く決意が感じられました。
4月5日(木)、まつもと市民芸術館で行われた入学式。桜も咲く最高の日和の中、新しい制服に身を包んだ初々しい1年生は、保護者のみなさんと手をつないで嬉しそうな表情を見せていました。花をつけてくれた9年生の先輩に「ありがとうございます。」とお礼の言葉を返したり、担任の先生とも挨拶を交わしたり、いよいよ才教生としての生活が始まります。 式では、校長が「心に秘めていることを実行し、数多くの感動を体験して下さい。助けよう、役に立とうという気持ちを常に持ち、勉強に励み、行事に取り組み、友達と切磋琢磨し自分を高めていく。それが、才教生の過ごし方です。自分の力を信じて果敢に挑戦して下さい。」と式辞を述べました。 9年生の篠原美森さんは「失敗も自分の成長に活かすことができれば良い思い出となります。私たちと一緒に感動体験をしていきましょう。」と歓迎の挨拶。 そして、新入生を代表して力強く決意を述べた1年生の内海友希くんには、その堂々とした発表に在校生、保護者らから大きな拍手が送られました。 新たな仲間を迎える場に立ち会ってくださったご来賓のみなさま、また、祝電・祝辞をお贈りくださった幼稚園・保育園他多くのみなさまに、この場をかりて御礼申し上げます。 一人ひとりが充実した学校生活を送れるよう、教職員一同心を込めて取り組んでいきます。
新入生代表挨拶