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第Ⅰ期[ニュース&トピックス]

令和5年度入学式

 4月6日、まつもと市民芸術館にて令和5年度入学式が挙行されました。新入生は保護者の方々と教職員の拍手でホールに迎え入れられ、客席内の通路を慎重に一歩ずつ進んで入場。まさに「新しい一歩を踏み出した」日となりました。
 学校長から入学許可をもらい、晴れて才教学園の一員となったみなさん。ともに切磋琢磨していきましょう。


 新入生代表のあいさつでは、新1年生の三澤昊來(そら)さんが才教学園でやりたいことなどを堂々と、丁寧な言葉で語ってくれました。



 また、7日に行われた始業式(ライブ配信形式・生徒は教室で視聴)で、学校長から「生徒のみなさんには好奇心旺盛になってほしい」ということを軸に、次のようなお話がありました。


知るを楽しむ
ひとつの型にはまることなく、様々なかたちで学ぶことを楽しもう
感じるを楽しむ
いろいろな体験をし、そこから湧き上がる感情で五感を刺激することを楽しもう
創るを楽しむ
言葉、音楽、芸術作品、身体表現などを通じ、他者に伝えることを楽しもう


 今年度も才教学園をよろしくお願いいたします。

先生の後に続いて入場する1年生と、新入生代表あいさつをした三澤さん(入学式)

入学式後の記念撮影

始業式の日、教室でのひとコマ。校長講話の内容は、教室に掲示されています。

小口慧乃さん 英語スピーチで文部大臣賞ほか 

 第39回全国小・中学生作品コンクール(子どもの文化・教育研究所主催、文部科学省など後援)の英語部門において、4年の小口慧乃さんが文部科学大臣賞を受賞しました。応募作品に選んだのは、ウクライナ民話の絵本「THE MITTON」(邦題「てぶくろ」)です。
 「たくさんの動物が登場するので、それぞれのイメージに合った声にしたら楽しくなると思った」と話す小口さん。小松校長から「英語でここまで表現できること、本当にすばらしいです。これからもどんどん力を伸ばしてください」と、お祝いの言葉をかけられ、満面の笑みで受賞を喜んでいました。
 巣山教頭が、表彰の前に英語科の先生方と一緒に朗読作品を聞いてきたのだと伝えると、慧乃さんは驚きと恥ずかしさを表情に。「他教科の学習においても、英語寄りの思考を垣間見ることがある」というのは、プログラミングで指導にあたってきた教頭のお話です。
 小口さんは、松本東ロータリークラブが主催する英語スピーチフェスティバルでも最優秀賞に選ばれ、この表彰も併せて行われました。相次ぐ大きなタイトルの獲得、おめでとうございます。


◆第39回全国小・中学生作品コンクール
英語部門 文部科学大臣賞 「THE MITTON」
◆第2回小学生による英語スピーチフェスティバル
最優秀賞

想像から創造へ 立体アート展で2名が入賞

 テレビ松本ケーブルビジョンが主催する『小・中学生立体アート作品展』において本校生徒2名がテレビ松本賞などを受賞しました。正規の表彰式は2月初めに行われましたが、このたび改めて学校で賞状伝達式を行いました。担任、図工科担当の先生も同席し、和やかな式になりました。


第24回テレビ松本小・中学生立体アート作品展
 テレビ松本賞
  3年 滝 真佳 「かぼちゃモンスター」
 小学生高学年の部金賞
  4年 上島快斗 「ぬまにいるワニ」



〈受賞者と先生方からのコメント〉
滝さん  胴体と首を外せるようにしたり、目を動かせるようにしたり、色々と工夫することが楽しかった。このような賞を取れるとは思っていなかったので、本当にうれしいです。


上島くん  木の角度など納得できるまで何度もやり直したけれど、そういうことを考えることも楽しかった。ワニのうろこを一枚ずつはり付けたり、口の中の歯もギザギザした感じをしっかり出せた。賞を取ることができてうれしかった。


校長先生から
それぞれの受賞、本当におめでとうございます。一生懸命やってきたことが受賞というかたちで評価され、先生もこんなにうれしいことはありません。このような造形作品づくりを、ぜひ得意なこととしてこれからも取り組んでください。


図工科 広山先生から
2人とも、図工の時間が始まるとものすごく集中していましたね。「こうしたい・ああしたい」というアイディアに溢れていて、それを見事に形にしていきました。そんな2人を、私は「この子たちはきっと図工が好きなんだな」という目で見ていました。一生懸命に取り組んだことが評価されたことは、先生もうれしかったです。おめでとう!

滝さん作「かぼちゃモンスター」

上島くん作「ぬまにいるワニ」

(前列左から)滝さん、上島くん

第18回プレゼンテーションコンテスト

 2月22日(水)午前、第18回プレゼンテーションコンテスト本選が行われました。5~8学年それぞれで行われた予選(保護者および学年担当の先生による審査)を経て選出された12名がテーマに沿った発表を行い、優秀賞と最優秀賞になった生徒が表彰を受けました。


 「日本の水が本当においしいのか、なぜおいしいのか」を追究した安藤さん。ペットボトルで販売されている日本と海外の飲料水(フランス産の硬水)について、産地(地層や地形)や硬度の違いがどこから来るのか、どのような料理に適しているかといったことを調べたうえで、自身の意見をまとめました。双方を飲み比べて「硬水よりも、ミネラル分の少ない日本の軟水の方が口の中に広がり飲みやすくおいしかった」としながらも、パスタを茹でるには硬水を使用した方がコシがありよかったなど、複数の実験結果を提示して説得力のあるプレゼンを披露しました。


 表彰式に先立って行われた講評では、巣山教頭から発表者一人ひとりに対し細やかなコメントが送られました。
 3年振りの有人開催となった今回は、3~8年生が講堂で本選を直接聴講しました。保護者向けには昨年同様配信形式をとらせていただきましたが、ご視聴くださった皆様、ありがとうございました。



第18回プレゼンテーションコンテスト
審査結果
◆優秀賞
5年 加藤純明「健康安全運転寿命延伸スペシャルカー」
6年 新保芙佑香「模擬避難」
7年 安藤葉澄「日本の水」
8年 田中 壱「他者に寄り添うために」


◆最優秀賞(優秀賞受賞者から選出)
7年 安藤葉澄


◇学年別テーマおよび本選タイトル一覧(発表順)
5年:未来の車
命を守るために~死亡事故ゼロを目指して~ / 3Dプリンターが見せてくれる未来~全ての人に自分に合った快適な交通手段を~ / 健康安全運転寿命延伸スペシャルカー
6年:防災・減災 レスキュー隊として自分たちができること
ライフライン断絶生活 / 身近なもので防災グッズを作ってみよう! / 模擬避難
7年:日本の○○
日本の漆器 / 日本の手話 / 日本の水
8年:私の志
私の志~不幸な猫たちを、一匹でも多く救いたい~ / 私の核となるもの / 他者に寄り添うために

「日本の水」と題し発表した安藤さん

審査員は校長、教頭、学年主任の先生方

表彰式の様子と本選に出場した12名

新入生の入学前オリエンテーションを行いました

 令和5年度新入生およびその保護者を対象としたオリエンテーションの第1回目を2月18日(土)に実施しました。
 新1年生のみなさんには、まず、現在低学年を担当している先生たちから学校のきまりについて説明がありました。先生に倣い、あいさつ、礼や挙手の仕方などひとつひとつの所作を丁寧にしていました。その後は4月からの授業準備の時間として、文章の音読(国語)、数字の書き方(算数)などに取り組みました。校歌練習の際には9年生が音楽室を訪れました。前生徒会長の滝澤くんが「みなさんと一緒の学校生活とはならないけれど、今日はよろしくお願いします」とあいさつ。大きな先輩たちの歌声が披露されると、新入生の中から「すごいね」「(自分たちに)歌えるかなぁ」といったつぶやきが聞こえました。
 保護者向けには同時間に2つのオリエンテーションが行われました。ひとつは新入生保護者のみなさんへⅠ期主任より「Ⅰ期で大切にしていること」、もう一方では内進生(7年に進級する現6年生)保護者のみなさんへⅡ・Ⅲ期主任より進路と学習についてお話させていただきました。


 オリエンテーションは今後、2月25日(土)、3月4日(土)まで合計3回行われます。

新1年生、先生の話にしっかり耳を傾けていました

9年生による校歌のデモンストレーション

保護者オリエンテーション(新7年生)

スキー・スノーボード教室(1月の行事から)

 1月下旬、やぶはら高原スキー場でスキー・スノーボード教室を行いました。4年ぶりの開催、生徒たちには不安が見え隠れしていたようにも見えましたが、いざ滑り出すと次第に表情は笑顔へと変わっていきました。
 スノーボードを希望する生徒、また、今回が初めての経験だという生徒も多くいる中、インストラクターのみなさんには板のつけ方からわかりやすく教えていただきました。
 時間はあっという間に過ぎ、午前の予定が終わると待ちに待った昼食です。カレーライスをおいしそうに頬張る様子を見て、こちらも嬉しい気持ちになりました。
 午後は全ての班がリフトでゲレンデの上まで行って滑走しました。午前に比べて、随分上達したなという印象でした。午後は天候が崩れるという予報でしたが、それもさほどではなく、最後まで元気に滑ることができました。帰りのバス車内では、ほとんどの生徒が疲れて眠っていました。こうした姿も数年ぶりかと思うと、なんとも微笑ましいものです。


 当日午後、松本市周辺では積雪が進み、道路状況が随分変わってしまいました。バスの到着が遅れ、慌ただしい下校態勢になったにもかかわらず、保護者の皆様にはご理解とご協力をありがとうございました。


 依然、新型コロナウイルスの感染が懸念される中、子どもたちが自然の中で元気いっぱいに体を動かすことができました。これも、スキー場スタッフのみなさん、インストラクターのみなさんのおかげです。丁寧なご対応とご指導、本当にありがとうございました。

4年生の基礎力判定試験

投稿日:2023.02.14

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 2月14日(火)午前、4年生を対象にした「基礎力判定試験」を実施しました。
 この試験は、1~4年生までの基礎学力および生活力の定着ができているかどうかを確認するとともに、第Ⅱ期、5年生への進級に備えることを目的としています。
 試験監督はⅡ期担当の先生が務めました。会場となった教室はほどよい緊張感に包まれ、4年生のキリッとした挨拶の声が毎時響いていました。きっと、存分に力を発揮できたと思います。
 4年生のみなさん、おつかれさまでした。

授業参観が終了しました

 今年度最後の授業参観が終わりました。
 プレゼンテーションコンテスト予選を兼ねた8年生(1月30日)に始まり、2月8日の1年生「がくしゅうはっぴょうかい」まで、連日たくさんの保護者の皆様にご来校、ご参観いただきました。本当にありがとうございました。
 生徒たちがこの1年に学んできたことやこれまでに培ってきた様々な力を、成果として発表する場となりました。


 3学期の登校もあと30日ほどというところまで来ています。修了の日まで、1年間の締めくくりを頑張ってほしいと思います。


 保護者の皆様からいただいたアンケートは、ホームページ内「保護者の声」に随時更新してまいります。

(写真上から)4年生、3年生、2年生

1年生の「がくしゅうはっぴょうかい」

3学期授業参観、日程折り返し プレゼンテーションコンテストは予選終了

 1月30日から4日間にわたり、プレゼンテーションコンテスト予選会が行われました。学年ごとのテーマに則って、生徒たちはこれまでに学んだこと、それを踏まえて提案したいことなど、iPadのプレゼンテーションアプリ(スライド、キーノートなど)を使いながら一人ずつ登壇発表しました。
 予選会の審査は保護者の皆様の協力を得て、「調査の深度」や「発表のわかりやすさ」といった観点から採点していただきました。この審査結果をもとに、5~8年生の各クラスから1名ずつの本選出場者が決定されます。


 プレゼンテーションコンテスト本選は2月22日(水)に校内で開催予定です。


 なお、今日2月3日から8日までは1~4年生の授業参観が行われます。生徒たちは、成長した姿、日頃の頑張りを見てもらおうと練習に励んできましたので、保護者の皆様にはぜひ楽しみにご来校いただければと思います。

プレゼン予選(8年生)

プレゼン予選(7年生)

プレゼン予選(上:6年生、下:5年生)

公共施設見学 2年生が市立図書館へ

投稿日:2023.01.20

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 公共物や公共施設について学ぶ生活科の授業の一環として、2年生が1月16日(月)に松本市中央図書館を見学しました。
 まず、利用する時の約束や気をつけることについて担当の方からお話がありました。多くの人が利用する場所では、ルールやマナーを守ることで自分も他の方も気持ちよく過ごすことができます。また、本はみんなで共有する財産。汚したり破いたりせずに扱わなければいけないことの大切さなどがしっかりわかりました。そして、図書館は学術機関であり「答えをみつけにくるところ」という話をされ、2年生は「ふむふむ・・・」と納得の表情。
 施設内見学では、普段は立ち入ることができない閉架書庫(本の倉庫)で可動式の本棚を見させていただきました。過去の文献などもたくさん保管でき、必要な本を取り出すときには棚が動いて通路ができるのですが、実際に動く様子を見た子どもたちは感嘆の声を上げていました。
 そのほか、録音図書(音で聞く本)や点字本があること、図書館の直接利用ができない人のために家まで本を届けてくれる「やまびこ文庫」というサービスがあることも紹介いただき、だれもが使いやすい図書館であるための工夫を知って感心するばかりです。
 質疑応答では、「違う図書館に読みたい本がある時はどうすればいいのか」「図書館で働く人はどんな仕事をしているのか」など、事前学習で疑問に思ったことについて多くの子が質問しました。担当の方にはひとつひとつ丁寧に答えていただき、図書館という場所について理解が深まりました。
 中央図書館のみなさん、ありがとうございました。

閉架書庫で可動式の棚を見る2年生

紙芝居の読み聞かせ。声色の変化が見事でした。