体育祭に向け、今日から本格的な練習が始まりました。 本日6月17日は、1時間目に全校練習を行いました。学年ごとにグラウンドを約半周して入場行進、開閉会式の隊形の確認し、ラジオ体操まで通してみました。 そして、体育祭実行委員を務める生徒会三役、赤白各組のキャプテンと応援団長たちからの挨拶の後、スローガンが発表されました。 第15回体育祭 スローガン 一意奮闘 ~轟け!勝利への咆哮~ ***** 続く2時間目には、第Ⅰ期生(1~4年生)の綱引きの練習。赤組と白組に分かれて集合し、各リーダーから決起の挨拶があったほか、綱の持ち方や引く時の姿勢など、勝利を引き寄せるためのアドバイスがありました。練習とはいえ、勝っては喜び、負けては悔しがりと、素直に感情を表していました。
第15回体育祭は、7月6日(土)にやまびこドームで開催。今年も熱戦が繰り広げられることでしょう。
スローガン発表
綱引きのコツを教える4年生のリーダー
5月10日(金)、7年生が『赤ちゃん先生プロジェクト』の授業を講堂で行いました。「ママの働き方応援隊」信州中央校の主催で、才教学園では初開催です。9ヶ月から1才2ヶ月の赤ちゃん先生たちとママ講師、合わせて5組の親子のみなさんに来校していただき、生徒たちが実際に赤ちゃんたちと触れ合いました。
『一人ひとりが自分の持てる力を発揮できる社会』をテーマに、赤ちゃんの個性や行動の様子を見守ったり、ママ講師さんたちから「赤ちゃん先生」の好きなことや生活リズムの様子を聞いたりしました。
初めのうちは、先生たちの小さな体に少し戸惑いも見せていた7年生でしたが、自己紹介の後は徐々に緊張も解け、順番に抱っこさせてもらったときには、「自分にもこんなに小さいときがあったんだよね。」「あったかくていいにおいがする。」「泣いていてもかわいい。」と、頬がゆるみっぱなしでした。
突然ハイハイレースが始まったり、一緒に手遊び歌を歌ったり、妙になつかれる生徒がいたり、手や足の大きさを比べてみたり…。泣いている赤ちゃんをうまくあやそうとする姿も見られ、愛情あるあたたかい授業となりました。笑顔で赤ちゃんを見つめる生徒たちの表情がとても印象的でした。
ママの働き方応援隊の方からは、「この赤ちゃんたちと同じように、みなさんにもいろいろな個性があります。そして、大切に育てられて成長したこと、お家の人への感謝を忘れないでください。」とのお話がありました。
次回、先生たちが来てくれるのは11月。体や行動の変化など、成長を見られる日が楽しみです。
4月の第4週、4日間の日程で授業参観と学級懇談会を行いました。 先生の話をしっかり聞き、気負うことなく積極的に発言する1年生。初々しさ、はつらつさが印象的でした。 班ごとに趣向を凝らした「ふきのとう」の寸劇を披露した2年生。ふきのとうや、雪、風などの役になりきって発表する姿を、保護者のみなさんがあたたかく見守っていました。 3年生は国語辞典の使い方・言葉の調べ方を学び、4年生は漢字の成り立ちについて学習しました。どちらの学年も、保護者のみなさんが机間に移動して子どもたちと一緒にページをめくったり、調べる速さや知っている漢字をあげて競争したりしました。 5年生の一クラスは、国語でオリジナルの「枕草子」づくりに挑戦。別のクラスは、社会科で県内のとある村の風景を映した写真を見て、意見を出し合いました。 6年生は保護者のみなさんの方に向き直って国語で「カレーライス」の音読をし、自分たちの感想・意見を交換しました。同じような観点で共感したり、「自分はこう思う」と、人とは異なる意見を出したりしていました。 7年生と8年生は異なるテーマで道徳の授業を行いました。ともすれば、間近に迫っていた連休に備え、時間の使い方を思案して「自分を見つめる時間」を持てたのではないかと思います。 9年生は、担任の受け持つ分野によって、理科(水溶液、化学変化とイオンについて)を学習するクラスと、国語「春に」で前時からの流れを汲み、表現豊かな音読を目指しました。 入学・進級を経た生徒たちの姿を、大勢の保護者のみなさんに見ていただくことができました。お忙しい中、ご参観ありがとうございました。 5月11日(土)には校友会保護者総会も開催され、新年度の事業が始まります。 今後も本校教育のためにご協力をお願いいたします。
1年生
4年生
9年生
4月12日(金)、避難訓練を行いました。家庭科室で火災が発生したという想定です。 現場近くに居合わせた教員が消火器で初期消火を試みると同時に、消防署への通報と全校生徒の避難がスタート。訓練とはいえ、少しハードルを上げて、校内2か所の階段のうち、出火場所に近い方は使わないようにアナウンスを入れました。これで、1階に教室がある1年生を除いて、2年生から9年生が一気に1つの階段を駆け降りることになります。生徒たちは自分の前後や足元に注意を払いながら、階段の横幅をうまく使って、2クラスずつスピーディーに降りて出口に向かいました。余計なおしゃべりの声は聞こえず、先生の誘導に従って整然と非難していく様子は、真剣そのものでした。 全員の避難完了を確認した後、訓練に立ち会った芳川消防署の方から、「今日の避難はとてもよくできました。しかし、実際に火災が起きると、予想しないことが起きて、慌ててしまいます。今後の訓練も、今日のように100点を目指すつもりでやってください」と講評とアドバイスをいただきました。 その後、教職員と代表生徒が水消火器を使った訓練を行いました。「火事だー!火事だー!」と大きく響く声に、消防署の方も感心されていました。
地震や火災にいつ遭遇するかは、わかりません。万が一のときに備え、どうしたら自分の身を守ることができるか、どういった行動をとれば安全を確保できるかを再確認できた訓練となりました。
初期消火 家庭科室へ急ぎます
3~5階から階段で避難
消火器の使い方も確認
5年生の小林凛香さんの書いた作文「こんな自分になりたい」が、第9回言の葉大賞において優秀賞を受賞しました。 『「未来の自分」を描いたとき』というテーマにおいて、小林さんは、家族の法要で聞いた話をもとに、自分の思いを素直な言葉で綴っています。 4月6日(土)には賞状の伝達式が行われ、小林さんが全校生徒の前で作品を朗読しました。 *****
「こんな自分になりたい」 才教学園小学校4年 小林凛香 私が四年生になったこの四月、祖父が他界しました。夏休みにその初盆の法要に行きました。法要の終わり頃にお坊さんが、いくつかのお話をしてくれました。その時に「心の四季」という言葉を知りました。 「人に接する時は、暖かい春の心。 仕事をする時は、燃える夏の心。 考える時は、澄んだ秋の心。 自分に向かう時は、厳しい冬の心。」 この言葉を聞いた時に私は、みんながこういう人になれたら、争いなんか起きないのになと思いました。この言葉を聞いた時、簡単にできると思ったけれど、実際によく考えてみると、心がけていないとできない事だと思いました。そして、私がそういう大人になれたら周りの人も気持ちよくなるのではないかと思いました。 私の難しいと思ったのは、冬の心です。楽をしたいという甘えた心としっかりやろうという厳しい心は、いつも私の心の中で戦っています。今の自分は、甘えた心が勝ってしまっているんだと思いました。 私の学校では、四年生がフロアリーダーです。下級生を注意することがあります。しかし、聞いてくれない人がいます。聞いてくれない人がいても、その人をせめるのではなくて、自分が注意できるぐらい、日ごろから行動できているのかとふり返った方がいいと思いました。 私は、つきたい職業は、まだしっかり決まっていません。どんな職業についたとしても、この四季のような人になり、人と接していけるような大人になりたいです。 私がこの「心の四季」という言葉をお坊さんから聞けたのは、天にいる祖父のおかげです。私が、これから、この言葉のような人になっていくすがたを天にいる祖父に見せてあげられるように、一日一日を、大切に、がんばっていきたいです。
※作品中の学年は平成30年度当時のもの
4月9日(火)の1・2時間目を使って、生徒会オリエンテーションが行われました。 才教学園の生徒会は、5年生から9年生までの5つの学年で組織されます。進級間もない5年生に、①才教学園の生徒会活動や部活動について理解してもらおう、②才教学園の一員であることを自覚し積極的に参加をしてもらおうと、9年生の役員が中心になってオリエンテーションを企画しました。 前半は委員会紹介。正副委員長らから、委員会の目標や今後予定されている活動について説明がありました。この後、各学級では委員決めがあり、2019年度の生徒会組織が確立され、本格的な活動が始まります。 後半は、部活動の紹介が行われました。概要や作品をまとめたスライド、道具や楽器を使った実演など趣向を凝らした発表で、5年生は「これからどんな部に入ろうか」と期待しながら熱心に見ていました。 6年生から9年生にとっては委員会の活動について再確認する場にもなりましたが、楽しい時間となりました。 2019年度生徒会 生徒会本部・文化委員会・体育委員会 応援委員会・報道委員会・衛生委員会 倫理委員会・図書委員会・環境委員会 園芸委員会・代表委員会 2019年度部活動 サッカー部・テニス部 バスケットボール部・卓球部 合唱部・吹奏楽部・美術部 競技かるた部
委員会紹介
部活動紹介
4月6日(土)の始業式後、9年生と5年生の進級式が行われました。 やや大きめの制服に身を包んだ姿に初々しさを感じる5年生は、保護者のみなさんが見守る中、Ⅱ期生としての一歩を踏み出しました。 校長は祝辞で、「挑戦し、経験し、学ぶことを通して自分の五感を鍛え、己の才なるものが何かを見つけてください。大きな夢を描き、それを実現させるために自分はどんな役割を果たしていかなければいけないかを、卒業までの5年間でじっくり考えてください。」と述べました。 続いて5年生から、決意の挨拶がありました。 「当たり前のことを当たり前にやること。仲間の気持ちを思いやること。どんなに大変でもあきらめないこと。高みを目指し挑戦すること。これまでの学びを糧に、第Ⅱ期生としてスタートする自分たちの頑張りを見ていてください。才教学園第Ⅱ期生としての自覚と責任をもって、大きく成長してみせます。」 当日は大勢の保護者の皆様にご出席いただきありがとうございました。 Ⅱ期生となった子どもたちの生活を支え、温かく見守り、時にはその背中を押していただけるよう、お願いします。
生徒氏名を読み上げる担任
学校長祝辞
決意の挨拶
4月6日(土)、講堂で2019年度の始業式を行いました。 この日の朝、1年生の教室では、担任の先生や友達と「おはようございます」と元気に挨拶を交わしたり、真新しい教科書などを大切そうに机にしまったりする様子が見られました。 【校長講話】 新入生のみなさん、あらためて才教学園へようこそ。みなさんが背負ったピカピカのランドセルは、いろいろな道具や家族の思いがたくさん詰まっています。そういったものを大切にして、志をしっかり立てられるよう、努力を続けてください。 さて、いよいよ5月から元号が「令和」に改められます。「令」という字が表すのは、一つの使命、大命といったものに向かって整然と努力を続けている人間の美しい姿なのだそうです。また、「和」には、人々が同じ方向を向き、互いのことを認め合って、一つにまとまるという意味があります。 才教学園に集うすべての人が目指すべき使命、「世のため人のために尽くす、高い志を持った真のエリートになる」ために、みなさんは日々努力を続けています。そして、小中一貫校の中で学年の枠を越え、大きなチームであろうとしています。「令和」という新元号は、そんな我々の背中をしっかりと押してくれているように感じます。
さらに「令」の字が表す「美しさ」とはどういうものか。それは、『才教の心得』四条にもあるように「恥を知る」ことです。汗を流し、涙を流し、必死に努力することが、美しさです。凡事が徹底できないこと、自分の弱さがわかっているのにそれを克服する努力を怠ることも、恥ずかしいものです。このことを忘れず、全員で美しい才教学園を作っていきましょう。
1年生の教室①
1年生の教室②
始業式ー校長講話―
4月5日(金)、2019年度入学式を挙行しました。午前10時からまつもと市民芸術館で行われた式には、真新しい制服に身を包んだ新入生と多くの保護者のみなさんを迎え、在校生が新入生の胸にリボンをつけて「入学おめでとう」と声をかけていました。 学校長は式辞で、「心に抱いたたくさんの抱負を実行し、数多くの感動を体験して下さい。勉強に励み、行事に取り組み、友達と切磋琢磨し、自分を高めていくこと。それが、才教生の過ごし方です。すべての才教生が果たさなければならない使命、『世のため人のために尽くす高い志を持った真のエリートになる』ために、今何をすべきかを常に考えながら学校生活を送って下さい。」と述べました。 新入生代表挨拶を務めた鴨居史佳さん(1年)も、力強い宣誓を行いました。 「オリエンテーションで、真剣でキラキラしたお友達の顔を見て、みんなと学校生活が送れるなんて、すごく嬉しいなと思いました。これから、私は勉強や運動を頑張って、夢中になれることやお友達の良いところをたくさん見つけていきたいです。お兄さんお姉さんのような優しい心と、失敗しても諦めない心を持って、困った人達を助けてあげられる人になりたいです。」 在校生を代表し挨拶したのは滝澤光輝くん(9年)。 「みなさんの入学を心から嬉しく思います。体育祭とさいきょう祭を通じ、全力を尽くして得られる達成感を味わい、プレゼンテーションコンテストで確かなプレゼン力と豊かな表現力を身につけていくことになります。もし、くじけそうになったら、いつでも私たちに聞いて下さい。皆さんが安心して学校生活を送ることができるように支えていきます。」と歓迎の挨拶をしました。
温かく和やかな雰囲気の中、これから始まる学校生活の第一歩にふさわしい入学式となりました。
新入生代表挨拶