8月26日(月)、およそ1カ月の夏休みを終え、生徒たちは晴れやかな顔で登校。友達や先生に元気に挨拶をする声が聞こえ、校舎に活気が戻ってきました。 【校長講話】「今すべきことを考え、充実した2学期を」 夏休みにしかできない、いろいろな経験、体験をして、今日ここにまた帰ってきたみなさん。先生方やお友達とたくさんの話をして、気持ちを切り替えて学校生活に臨んでください。 2学期は、自分の生活習慣を見直し、当たり前のことを徹底して行いましょう。 9年生のリーダーシップのもとに、これからさいきょう祭の練習も本格化していきますが、その練習などを言い訳に日頃の生活習慣、学習習慣を疎かにしては本末転倒です。才教生としての姿ではありません。つらい時期こそ、才教学園の生徒として「当たり前のことをしっかりやる」と肝に銘じましょう。 そのために必要なことは、”繰り返し“の一点です。 心と頭と体を鍛えるために一番大切なことは、日々の生活習慣の繰り返しにほかなりません。 すべてのことに意味があるということを理解し、今自分が何をしなければいけないかをしっかり考え、当たり前のことを当たり前にこなして、充実した4か月にしましょう。
7月23日(火)は1学期最後の登校日。校舎内の清掃、終業式を行いました。終業式後、1年生は教室で校長講話の内容をおさらいし、初めての通知表を笑顔で受け取りました。
【校長講話】「習慣を大切に、五感を鍛えて充実した夏休みに」
学校全体として7月6日に行った体育祭は今年もとてもすばらしく、多くの感動をもらいました。ひとり一人の頑張りに敬意を表します。華やかなフィールドでのプレーや応援といったところに注目が集まりがちですが、私は体育祭を陰から支えてくれた人たちの活躍に大きな「あっぱれ」を送ります。
きびきびとした動きで競技をサポートした用具係。競技の最中に一生懸命言葉を紡いだ放送係。プレーの様子を写真に収めようと会場を走り回った報道係。入退場門などを作りこんだ装飾係。公平に点数をつけた得点係。係のみなさんが、本番までの2~3週間、放課後も遅くまで残って練習をしていたおかげで、体育祭が成功に導かれたということに感謝しましょう。後輩のみなさんは、そのような先輩の後ろ姿から、学ぶべきところを学んでください。
さて、夏休みの間には、普段はできない体験、経験もたくさんして五感を鍛えましょう。そして生活と学習の習慣を崩さないこと。「凡事を徹底する」というのは、大変難しく努力を要することですが、それなくして充実した生活を送ることはできません。
頭を動かし、体を動かし、心を動かし続けてください。きみたちがまた、2学期に元気な顔でここに戻ってくる日を楽しみにしています。
努力によって得られる習慣だけが善である。 ― イマヌエル・カント(ドイツの哲学者) 規則正しい生活習慣で知られたカントは、決まった道を決まった時間に散歩しており、周囲の人々はカントの姿を見て時計の狂いを直したというお話も…。
【賞状伝達式】
1学期に行われた模擬試験と定期試験の成績優秀者に校長から賞状が手渡されました。
【吹奏楽部のコンクール出場結果報告と演奏披露】
終業式に引き続き、吹奏楽部が7月20日(土)に行われたコンクール(結果:銀賞)で演奏した曲を披露しました。
部長コメント:「顧問の先生に加え、放課後の指導に当たって下さった副校長先生や外部の先生方、応援して下さった生徒のみなさんのお陰で、今年もコンクールの場で演奏することができました。ありがとうございました。」
終業式―校長講話
終業式―学校長賞
1年生のホームルーム
7月20日(土)、キッセイ文化ホールにて、第59回長野県吹奏楽コンクール中学校の部中信地区大会(B編成の部)が行われました。 本校の吹奏楽部は木管楽器と打楽器で構成しています。金管楽器のような華やかさはありませんが、木管特有の独特のハーモニーを奏でることができます。普段の練習では、音程や息使いなどに気をつけ、音色を大切にするよう練習に取り組んできました。 結果は銀賞で、惜しくも県代表に選ばれることができませんでした。 しかし、練習時間が限られている中、日頃の練習の成果を発揮することができ、生徒たちはよく健闘したと思います。 審査員の方々からも「音楽をやろうとする気持ちがでていた」「音楽的にまとまった演奏だった」などお褒めの言葉をいただくことができました。 当日はお忙しい中、保護者の皆様や卒業生、先生方も応援にかけつけていただきありがとうございました。 たくさんの人に支えられて演奏できることに感謝し、2学期に控えている定期演奏会やさいきょう祭に向けて、技術と心をさらに磨く活動を続けていきたいと思います。 吹奏楽部顧問 〈大会情報〉 令和元年7月20日(土) 第59回長野県吹奏楽コンクール 中学校の部中信大会B編成の部 銀賞 高橋宏樹作曲「小さな楽団のための組曲」より Ⅰ 前奏曲 Ⅱ 子守歌 Ⅲ 行進曲
楽屋での直前練習
演奏後の記念撮影
7月18日(木)、9年生による「オーストラリア修学旅行報告会」を行いました。 9年生はテーマごとに9グループに分かれ、それぞれの現地調査の結果や考察を、5年生から8年生と保護者のみなさんを前にプレゼンしました。 テーマは多岐にわたり、オーストラリアの気候・地質の特徴や、日本の交流史、食文化の比較など、直接自分で体験してきたことがしっかりと反映されていました。また、自分で調べた内容に追加するかたちで、1人1家庭で2泊したホームステイ期間中にホストファミリーと話した内容もたくさん盛り込まれ、詳細な説明が多くありました。 あるグループはオーストラリアドル紙幣を見せ、「オーストラリアの紙幣はプラスチック製。日本の紙幣と違い、万が一ポケットに入れたまま洗濯機に入れてしまっても大丈夫。」、笑いを誘う場面もありました。 校長からは「強い意志をもってオーストラリアに行った9年生。旅行前には、後輩が辿る道を作れるかどうかはきみたち次第だと伝えました。1人1家庭のホームステイは緊張もしたはずですが、今回の機会に感謝し、積極的にチャレンジし、大きく成長することができました。」と、ねぎらいの言葉がかけられました。
8年生からは、「9年生から聞いたオーストラリアの歴史や多文化主義、現地のすばらしさを、来年は自分の目で確かめたい。そして自分の成長を後輩にしっかり伝えたい。」「1人でのホームステイは少し不安に思っていたけれど、9年生が楽しい思い出をたくさん作ってきたと知り、自分も思い出に残る修学旅行をしたい。」といった感想が寄せられ、後輩が今後に大きな期待を持てる報告会となりました。
9年生の保護者のみなさんに加え、他学年の保護者のみなさんにも多くご参加いただき、ありがとうございました。
Where there’s a will, there’s a way. ―Abraham Lincoln (1809~1865), 16th president of the United States
【修学旅行から得たもの】9年生代表者より
・パークトン小では、とてもたくさんの人と話をすることができた。国や文化は違っても相手を思いやる気持ちがあれば、きっと通じ合えるはず。今後の生活の中で、思いやりを大切に過ごしたい。
・ホストファミリーから、‟自信をもって話してごらん”と言われ、間違えてもいいから全力で伝えることを意識した。お互いにわかろうとするところから、会話は広がる。迷ったら、とりあえずやってみることが大切だと感じた。
・日本ではまだ馴染んでいるとは言い難いLGBTについて、オーストラリアでは授業で扱うテーマになっていたりする。性別や国籍の壁を越えた家族のかたち、あり方を学ぶ機会になった。
7月6日(土)、「一意奮闘(いちいふんとう)」のスローガンの下、第15回体育祭を開催しました。 会場のやまびこドームには、ご来賓と保護者のみなさん、それからたくさんのOB・OGも駆けつけてくれました。全生徒は多くの声援を浴びながら、各競技で激しい勝負を繰り広げました。自分の出番がないときにもベンチから精いっぱいの応援を行い、一切手を抜くことなく力を出し尽くした1日となりました。 学年の垣根を越えた赤白対抗の体育祭。今年の結果は、白組の優勝でした! 競技の様子は、今後、体育祭レポートにてお伝えしていく予定です。
体育祭を明後日に控え、午前中からリハーサルを行いました。信州スカイパーク内のやまびこドームでは、生徒が到着する前から、係の先生たちによるライン引きや入退場門の設置など一部準備が行われていました。
生徒達は学校で応援練習を行った後、バスで会場へ移動。
装飾・放送・用具など各係の活動も始まり、スローガンが掲示されると、いよいよ気分も高まってきます。
全体が揃い、入場行進を練習した後は競技の練習もありました。
赤組、白組の団結が深まり、思い出に残る体育祭になることを期待します。 保護者の皆様もぜひ生徒たちの活躍する姿をご覧ください。
6月29日(土)、全校で不審者侵入対応の訓練を行いました。校内、教室に侵入した不審者を発見し、職員は確保のための対応をすると同時に、生徒を安全に避難させるという訓練でした。 休み時間を想定し、教室のあるフロアを含め、校庭や体育館は「いつもの休み時間」と変わらない風景。しかし、不審者について第一報のアナウンスが流れると様子は一変し、校内に響いていた笑い声や足音はパッと聞こえなくなりました。生徒たちは近くの教室に駆け込んでドアの施錠をするなど、万が一の場合に備え、身を守ることの大切さを学びました。 訓練終了後の講評では、副校長より、防犯ブザーの使い方や鞄・リュック等を掴まれたときにはそれらを捨てて逃げることなど、具体的な対処法について話がありました。
また、校長からも「先生たちは全力できみたちの命を守る。みんなも、自分の命は自分で守ることを絶えず真剣に考えてほしい。」との話がありました。
第15回体育祭 ポスター決定 7月6日(土)に開催する第15回体育祭のポスター原画が決まりました。 全部で16作品の応募があり、実行委員、校長らによる審査の結果、9年生 關璃真さんと江津珠貴さんの作品が選ばれました。關さんと江津さんは、「心をひとつにして力を発揮しよう、ということをイメージした」そうで、中央に才教学園のシンボルである不死鳥を堂々と配しました。「この作品を見て、みんなが一丸となり、勝利に向かって一心不乱に頑張る気持ちになれたら」と、体育祭への期待を寄せています。 〈実行委員より〉 今年のポスターは、短い募集期間の中でたくさんの候補作品が提出されました。レベルの高いものが多く、その中で特に素晴らしいものが今年度の体育祭ポスターとなりました。体育祭の準備もいよいよ佳境に入っています。密度の濃い時間を過ごし、本番では全力を出し切ってほしいと思います。 *** 応募された作品は、体育祭当日、会場となるやまびこドームの正面入り口、ロビー付近に掲示されますので、ぜひご覧ください。