投稿日:2019.09.11
副応援団長
今年で9回目の体育祭ですが、その中で覚えているものって意外と少なくて、特に楽しかったことが本当に少ないんです。でも、今年の体育祭が本当に楽しくて、嬉しくて、感動して、こんなにいい体育祭はこれまでありませんでした。みなさんのおかげで最高の体育祭を作ることができました。本当にありがとうございました。
キャプテン
僕は小1のときに白で優勝できました。最後の体育祭で白組になったとき、すごく嬉しくて、この4人で頑張ってやってきたところにみなさんがついてきてくれて、ときにはみんなで意見を出し合って、話し合って、この団結力の強さは、今年の白組は強いなと感じました。そのおかげで、今こうやって優勝カップが白組のもとにあるんだと思います。短い期間ではありましたけど、我々についてきて下さり本当にありがとうございました!
副キャプテン
絶対に勝ちたいと思っていた体育祭、それがこのメンバーで叶えられたことがすごく嬉しいです。9年生のタイヤ取りと最後の大綱引きで勝利の波に乗れたことが優勝につながったと思います。来年、みなさんの組が赤白どちらになるかわからないけれど、私は白組に連勝してほしいです。ありがとうございました。
応援団長
まずは、キャプテンと副キャプテンに、賞状と優勝カップを渡してくれてありがとうございました。9年間体育祭をやった中で、私は8年間白組でした。ずっと赤組になりたかったと思っていましたが、今日優勝して、白組でよかったと思いました。練習期間中の厳しい対応にもついてきてくれたおかげだと思います。今回の白組がそうだったように、最後まであきらめなければ結果が出るということを、みんなが実感できたと思います。これは体育祭だけでなく、いろいろなことに通用すると思います。もし何かあったら、「この体育祭であきらめないでやったから勝ったじゃないか」と思い出してほしいです。最後まで私たちについてきてくれてありがとうございました。
※発言順に掲載。写真は9年生を中心としたショットです。
投稿日:2019.09.11
応援団長 結果的に負けてしまいましたが、全力は出せましたか! タイヤ取りで僕が最後に出たときに、赤組のみなさんの声援が聞こえて、すごく力になりました。この体育祭に限らず、「誰かを応援すること」、「人を思いやること」の大切さを忘れず、これからも頑張りましょう!今まで僕についてきてくれてありがとうございました! 副キャプテン みなさん、負けて悔しかったですよね。悔しいと感じるのは、全力でやってだめだったときだけなんです。今のみなさんの悔しい思いは、全力を尽くした証です。全力でやって負けてしまったんなら、それはしょうがない。でも、こうして全力で勝負にこだわる機会は体育祭ならではだと思います。来年も体育祭に臨むみなさんはこの悔しさを大切に頑張ってください。 副応援団長 今日の結果を悔しいと感じている人は、全力で走って、全力でチームに貢献して、全力で応援している人たちです。本当にみんな頑張ってくれました。9年生はもうこれで終わりになりますが、次回があるみなさん、精いっぱい頑張ってください。ありがとうございました。 キャプテン 今まで私についてきてくれて、ありがとうございました。頼りなくてすみませんでした。 (赤組のあちこちから「そんなことないよ!」の声) 9年生は最後の体育祭でしたが、8年生から下のみなさんはまだこれからがあるので、いろんな経験をして、いろんなことをして、成長してください!
※発言順に掲載
投稿日:2019.09.11
◆学校長賞(個人賞)
学校長賞は、1・2年生のかけっこ、3・4年生の短距離走各学年の男女1位の選手に贈られます。名前が呼ばれるたび、列の中から大きな声で返事をする声が聞こえました。正面の式台前に並んだ生徒たちは、校長から賞状を手渡され、堂々として誇らしそうでした。
◆結果発表 総合優勝は白組!
いよいよ、第15回体育祭の総合優勝発表のとき。審判長から、得点が告げられました。
赤組 218点
白組 231点
見事、総合優勝を手にした白組からは、歓喜の声が上がりました。赤組では、喜びの声を聞きながら所々で涙をぬぐう姿が見られましたが、1日をともに戦い抜いた白組に対し大きな拍手を送っていました。白組の正副キャプテンには賞状と優勝カップが贈られました。
◆MVP賞
今年のMVP賞は2名。9年生の根本くん(赤組)と林くん(白組)は、タイヤ取りの2回戦・男子対決の大将戦(延長戦)において3分を越える激闘を見せ、最後まで粘り強く戦い抜いたことが高く評価されました。校長からは「語り継がれるであろう、素晴らしい勝負でした」との言葉がありました。
◆学校長挨拶
「令和元年の体育祭もいよいよ終わりです。まずは、熱い戦いを繰り広げてくれた子どもたちに、もう一度大きな拍手を。
白組のみなさん、一時はダブルスコアに近い点差を返して優勝したこと、勝利への執念がまさっていたのだと思います。残念ながら負けてしまった赤組のみなさん。統率のとれた動きや応援は非常に美しかったです。今回負けてしまったこと、悔しい思いを大切にして、これからの学校生活等に結びつけてもらいたいと思います。
勝敗はつきましたが、1年生から9年生まで全員が勝ちにこだわり、ひとつになれたことが一番嬉しいことです。さすが才教生です。「一意奮闘」のスローガンのもとに、勝利への咆哮をあげていた姿を響かせていた姿を忘れません。」
◆実行委員長挨拶
「勝って喜び、負けて悔しがる。勝負の上では仕方ないことですが、大切なのはそこではなく、後悔せず全力で取り組めたかどうかです。全力が出せたのであれば、勝っても負けてもすがすがしい気分で体育祭を終えることができると思います。今日の失敗や後悔は、今後の学校生活、来年の体育祭で活かせるよう努力しましょう。
今日のために支えて下さった保護者のみなさん、準備にあたってくださった先生方、体育祭を作り上げた生徒のみなさん、本当にありがとうございました。」
***
競技が終わるたびに、その勝ち負けに一喜一憂した体育祭。主役の生徒達の頑張りを、保護者のみなさんの応援、恒例となった卒業生の臨時応援団も大いに盛り上げてくれました。全員が一丸となった体育祭、来年はどんなドラマが見られるのか、さらに楽しみです。
かけっこ・短距離走の個人賞(1~4年)
投稿日:2019.09.11
全校で参加する競技で、プログラムのトリを飾る競技は大玉送り。不安定な大玉を、頭上を通過させながらトラックを半周ずつ往復します。9年生のキャプテンたちは、スタートの合図で大玉を取りに行き、生徒が作る大きな列の入り口に投入。列のさらに外側を並走して玉の軌道を読みながら、列を成す生徒に声をかけてボールコントロールに努めていました。性質上、列の上を大きく飛んでしまうこともある大玉なので、その場合は飛ばした箇所まで少し戻ってやり直しになってしまいます。タイムロスはできるだけ少なくしたいところです。 1回戦は、白組がリードして勝利。玉を交換して行った2回戦。大玉を落としたり、倒れたコーンを修正したりと時間を要した白組よりも、スムーズな流れを作った赤組が、意地の一勝を得ました。 赤白ともに1勝1敗となったため、勝負は3回戦に持ち越しとなりました。玉を再度入れ替え、自分たちの色の大玉に勝敗を委ねます。最後の折り返しが済み、先に大玉をもとの位置に戻した赤組が、2対1で試合を制しました。
投稿日:2019.09.11
退場してくるⅠ期生の奮闘を称えた直後、7~9年生の大綱引きが行われました。(余談ですが、綱引きは1920年までオリンピックの正式種目になっていたとか。)才教学園の体育祭には4つの綱引きがあり、最後の大綱引きも非常に見ごたえのある競技です。 枯れかけの声で仲間を鼓舞するキャプテンや団長らに触発され、臨戦態勢の7~9年生。すべての力を結集して、静かに号砲を待ちます。 1回戦は通常の綱引き。引き切ろうと揺さぶりをかけた白組に対し、粘りを見せた赤組。最終的に綱の中央のしるしは赤組に引き込まれました。 2回戦は「走り綱」。綱を挟んで対角に並んだ選手たちが、できるだけ早く綱を持とうと全力で走りこみます。綱の両側から引くことが難しいため、並び方も工夫してスピード重視の布陣としました。赤組の引きが優勢かと思われましたが、すぐ巻き返しに転じた白組に軍配が上がりました。終了の合図では引いた勢いのまま倒れこむ選手も出ていました。 1対1の引き分けで迎えた3回戦。陣地はそのままに再度通常の綱引きを行うこととなりました。どちらもいい勝負を見せましたが、最後の最後で綱をぐっと引き寄せた白組が勝利し、30点という大きな得点を手にしました。
投稿日:2019.09.11
競技も残りわずかとなったタイミングで、Ⅰ期生4学年による綱引きが行われました。赤組は何とか巻き返しをはかろうと、先輩たちの応援を背中に受けながら、フィールドへ飛びだしていきました。先輩たちの闘志を間近に見てきたからこそ、「やってやるぞ!」という気持ちも一層膨らんでいました。 「赤組絶対勝つぞー!」「オー!」 「白組絶対勝つぞー!」「オー!」 キャプテンの呼びかけに、どちらの組も闘志を燃やして応えます。 1回戦と、陣地を変えての2回戦が行われました。どちらも出せる限りの力を振り絞って戦った結果、2回とも赤組が勝利し、引きの強さを見せつけました。
投稿日:2019.09.11
9年生のまさに「見せ場」となるタイヤ取り。両軍の真ん中に置かれたタイヤを奪い合います。タイヤの大きさ(大・中・小)によって得点が決められ、その合計点を競います。勝つためには、数を重ねるか、大きさを重視するか…9年生は綿密に作戦を立て、プライドをかけて臨みました。 号砲と同時にフィールド中央に駆け込む選手たちは、男子も女子も「本気モード」炸裂。足元からはスライディングによる砂煙があがります。タイヤを巡る激しい攻防があちこちで繰り広げられ、タイヤを奪ったら(奪われたら)他のチームに加勢することが可能になるため、試合の終盤にはひとつのタイヤを巡って10人近くの選手が群がる場面もあります。 1回戦・女子対決 / 普段は控えめな子も、闘志むき出しで戦います。延長戦では2人で一人を引きずる場面もありました。この1回戦は、得点は90対140で白組が勝利しました。 2回戦・男子対決 / 大きなタイヤを持ち帰れば得点を稼ぐことができるため、その戦いは女子にもまして迫力満点。延長戦では代表者1名ずつが中央付近でタイヤを引きあってもがく時間が長く、決着がつかないのではないかと思うくらいでした。しかし両者互角の戦いでも、少しずつ赤組の陣地が近づき、タイヤは赤組男子の前でコーンにたたきつけられました。死力を尽くした一戦は、なんと3分21秒に及びました。結果は130対100となり、赤組が制しました。 3回戦・総合 / 後輩の応援も今日一番の声が飛び交った最終戦は、男女混合で行われました。自陣まで引っ張っては別のチームに次々と加勢し、50人の勢いは止まりません。延長戦は、男女1名ずつ、計4人での決戦となりました。この結果、110対120という僅差で白組が勝利しました。
投稿日:2019.09.11
「台風の目」に挑戦するのは7年生と8年生。1チームを4人で構成し、1本の長い棒を持って走ります。コースの途中にはコーンが置かれていて、そこをぐるっと一周回ります。この競技はリレー形式。障害物をクリアしたあと、順番を待つ人たちの頭上に棒を通過させ、足の下に棒をポールでくぐらせ、再度頭上を通過させてポールを渡すまでが流れとなります。 スタート直後から4か所のコーンを順に周っていきますが、旋回のスピードはかなりのもの。内側と外側の選手の配置を工夫し、うまくバランスを取りながら次々とクリアしていく様子は圧巻です。 最後の障害は、2本のバーの連続越え。タイミングを外して足をかけてしまい、落としたバーを自分たちで直して手前からリスタートとなったチームも時々見られましたが、ここはゴール手前ということもあり、待ち受ける自軍の応援の声に逸る気持ちを抑えながら駆けていきます。
両組とも足並みが揃わず棒に引きずられたり、連続バーを蹴り飛ばしたりするなどしながら、勝負の行方は最後までもつれ込みました。先にアンカーチームが出発したのは白組。赤組の追い上げを許さず、午後の競技で3連勝を飾りました。
投稿日:2019.09.11
前半のムカデ競争で走者グループが一巡した後、続く後半は5人6脚(※)でバトンをつなぎます。グループの全員で息を合わせて走らなければいけないこの競技に、焦りは禁物。できるだけ早く次の走者にバトンを渡そうと思うあまり、足がもつれたりベルトが外れてしまったりと、なかなか一筋縄ではいきません。また、真っすぐ前に走って反対側のエンドを目指せばいい、というものでもなく、長めに設置されたバーに当たらないよう列を揃えて前進したり、コーンを回ったりしなければならず、コースの難易度はやや高めの設定です。 特に5人6脚では、コーンを一周するときに内側と外側の人の歩幅に大きな差が出るため、体育祭本番までに随分練習をして調整してきたことがわかりました。 先に競技の主導権を取ったのは白組。ややリードしながら、次々とバトンをつないでいきますが、ムカデ競争の最後を務めた2グループが赤組を大きく上回るスピードで走り、半周の差をつけました。 5人6脚になると、両組とも走るスピードさらにアップ。赤組のリードが続いていましたが、6人の足を結んでいるバンドが外れ、そのリカバリーの間に白組が歩を進めます。いつの間にか1周以上の差をつけ、白組のバトンは6年生アンカーへ。ゴール手前、あと数歩の所でバンドの修正を行うも、大きなリードが功を奏し、勝利しました。 赤組も大きな応援の声を浴びながら、最後の最後まで懸命に走り抜きました。 素晴らしい団結力を見せて退場していく5・6年生に、惜しみない拍手が送られました。
※チームによっては、4人~6人の編成になっていました。
投稿日:2019.09.11
午後の応援合戦は赤組先行。体を思いっきり反らせて声を張り上げます。勝利をつかもうという並々ならぬ思いを乗せた応援歌が、ドームいっぱいに響きました。太鼓の音に合わせ、次々と態勢を変えて演武を見せ、自軍の闘志をさらに上げていくようでした。 白組の応援も赤組のそれに引けを取らず、無駄な動きのない素晴らしい応援でした。 互いの健闘を祈るエール交換、どちらの組も勝利に向かって全力を尽くすことを誓い、統制のとれたパフォーマンスを披露しました。 来賓のみなさんによる審査の結果、午後の応援合戦の得点20点は白組に入りました。