投稿日:2019.09.11
前半のムカデ競争で走者グループが一巡した後、続く後半は5人6脚(※)でバトンをつなぎます。グループの全員で息を合わせて走らなければいけないこの競技に、焦りは禁物。できるだけ早く次の走者にバトンを渡そうと思うあまり、足がもつれたりベルトが外れてしまったりと、なかなか一筋縄ではいきません。また、真っすぐ前に走って反対側のエンドを目指せばいい、というものでもなく、長めに設置されたバーに当たらないよう列を揃えて前進したり、コーンを回ったりしなければならず、コースの難易度はやや高めの設定です。 特に5人6脚では、コーンを一周するときに内側と外側の人の歩幅に大きな差が出るため、体育祭本番までに随分練習をして調整してきたことがわかりました。 先に競技の主導権を取ったのは白組。ややリードしながら、次々とバトンをつないでいきますが、ムカデ競争の最後を務めた2グループが赤組を大きく上回るスピードで走り、半周の差をつけました。 5人6脚になると、両組とも走るスピードさらにアップ。赤組のリードが続いていましたが、6人の足を結んでいるバンドが外れ、そのリカバリーの間に白組が歩を進めます。いつの間にか1周以上の差をつけ、白組のバトンは6年生アンカーへ。ゴール手前、あと数歩の所でバンドの修正を行うも、大きなリードが功を奏し、勝利しました。 赤組も大きな応援の声を浴びながら、最後の最後まで懸命に走り抜きました。 素晴らしい団結力を見せて退場していく5・6年生に、惜しみない拍手が送られました。
※チームによっては、4人~6人の編成になっていました。