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中学校[ニュース&トピックス]

第2回環境整備作業、ありがとうございました

投稿日:2022.08.31

お知らせ 中学校 小学校

 2学期が始まって最初の土曜日、校友会保護者会による環境整備を行っていただきました。機械を使った下草刈りは全体作業に先行して1時間早く始まりました。繫茂した雑の除去、伸びた木の枝払いなど大変な作業でしたが、保護者のみなさんのおかげで、学校敷地内と正門外の歩道周辺は見違えるほどすっきりしました。
 この日は7年生も途中から合流しました。フェンスに絡んだつる性の草に苦戦したり、作業が済んだ場所の草を運び出したりと、協力しながら作業に精を出していました。


 作業があった8月27日は日差しは弱かったものの、気温と湿度が非常に高い日でした。子どもたちのために多くのみなさんにご参加いただき、本当にありがとうございました。

作業開始時、体育館外まわり

保護者のみなさんに、ここまできれいにしていただきました!

清澤龍翔くん(7年)、北信越大会に出場しました

 8月5日(金)、長野市・アクアウイングで行われた北信越中学校総合競技大会(水泳)に、県大会で権利を得た清澤龍翔くん(7年)が200m平泳ぎに出場しました。
 中信大会、県大会、北信越と続いたレースの中では一番良いタイムが出たものの、さすがに北信越大会のレベルは高く、入賞はなりませんでした。
 中学1年生での北信越大会出場は凄いことですが、かつてジュニアオリンピックにも出たことがある清澤くんは、当然、更なる高み(北信越大会の入賞、全中出場)を目指しています。来年、再来年の活躍も期待しています。


写真は、大会競技場での1枚。清澤くん(右)と引率の巣山教頭。
(一部加工。撮影時のみマスクを外しています)

令和4年度2学期始業式 

 8月22日(月)より2学期が始まりました。
 校内のそこかしこで生徒同士、先生との話が弾んでいました。始業式後、1年生の教室では、校長先生のお話を振り返り、夏休みの課題などを順番に提出していました。



【学校長講話】
 今日は令和4年度2学期始業の日です。約1か月の夏休みを、みなさんはどのように過ごしましたか。行動制限のない休みとあって、久しぶりに家族旅行をしたり、祖父母や親戚の皆さんと楽しく過ごしたりしたという生徒も多いでしょう。夏のできごとを通じて何を学んだか、何を感じたか、提出物や先生たちとの話の中で披露してください。
 夏、秋を経て冬まで続く2学期です。この長さに耐えうる体力と生活習慣をいち早く取り戻し、みなさんが充実した学校生活を送っていくことを願います。
 そして、拡大しているコロナ感染症への対策は継続です。密を避ける・不用意に大きな声を出さない・手洗いと消毒の徹底・こまめな換気といったことを、これからもしっかり行い、休校で活動がストップすることがないよう、全員で気をつけましょう。


 さて、今学期の折り返し地点にはさいきょう祭があります。そこに向かってこれから、先生も生徒も全員が一丸となるとき。力を合わせて頑張ってほしいと思います。それにかけて今日は、このほど新聞で見かけた記事について話したいと思います。
 松本市出身で「ALWAYS 三丁目の夕日」などで知られる映画監督の山崎貴さんが中学校3年のときに作った8mm映画のフィルムが見つかりました。「GLORY」という10分超の映画で、地球が滅亡し人類が他の星に移住するというストーリーのSF作品です。非常に高価な機材を知り合いから借り、今のようにパソコンもコンピューターグラフィックもない当時、ベニヤ板やプラモデルの部品などを集めて宇宙船を作り、ある会社の倉庫を借りて撮影したこともあったそうです。
 そんな撮影中のこと、宇宙船が気に入ったものにならなかった山崎さんが、「センスがない」「一生懸命やることといいものを作ることは別のことだ」と発言したことで、接着剤を掛け合うけんかになりました。「夜明けのシーンを撮りたい」と美ヶ原まで自転車を漕いでいったというエピソードもあり、中学3年生ながらこのような発言・行動をとっていた山崎さんの非凡さがうかがえるとともに、この作品に対して「いいものを作ろう」と本気で取り組んでいたことがよくわかります。


 みなさんがさいきょう祭のために力を合わせること。それは大前提です。合奏であれ、合唱であれ、ミュージカルであれ、それは変わりません。一生懸命頑張ることに加えて、いいものを作ろう、心を揺さぶるような作品にしようとする執念がなければ、いい演目にはなりえません。一人ひとりが全力で課題に立ち向かうときには、言い合いやけんかになることもあるでしょうが、才教に集うみなさんの力、舞台にかける執念と魂で素晴らしいさいきょう祭を作り上げましょう。

清澤龍翔くん(7年)水泳競技にて北信越大会出場

 7月16日(土)、長野市・アクアウイングで行われた長野県中学校体育大会夏季大会水泳競技大会に、本校より中信地区予選で標準記録をクリアした4名が出場しました。
 出場者のうち、清澤龍翔くん(7年)は出場した2種目で入賞、その中でも200m平泳ぎでは4位に入り、北信越大会出場を果たしました。
 清澤くんは幼少の頃からスイミングスクールに通い、小学生の時にはジュニアオリンピック出場経験もある実力者です。下のコメントにあるように、本人は今回の結果には満足していない様子ですが、中学1年生での北信越大会出場は快挙であり、今後の活躍が楽しみです。
 他の出場者3名は決勝には進めなかったものの、ベストタイムを更新する選手もいるなど、国際記録公認プールでの晴れ舞台、のびのびと泳ぐことができました。


 北信越大会は8/5(金)、今大会と同じ会場(アクアウイング)で開催されます。


清澤くんのコメント
「北信越大会は参加しなくてはいけないと思っていたので、200m平泳ぎでの出場が決められて、ホッとしている。一方、100m平泳ぎは出場を逃してしまい(清澤君は5位。4位までが北信越出場)、悔しい気持ちの方が強い。北信越大会では、県大会を上回るタイムを出して、今後につなげていきたい」

北信越大会進出を決めた清澤くん

アクアウイングの客席で。会場の五輪マークは冬季長野大会アイスホッケー会場だったことの名残。

オープンスクールを行いました

 7月16日(土)に小学校・中学校併せて9学年の授業を公開するオープンスクールを行いました。
 小・中学校の生活を直接体験いただくものではありませんでしたが、本校で取り組んでいるSTEAM型授業の自由見学として、多くの皆様にご覧いただきました。
 授業公開の後には「STEAMワークショップ」を開催。数学のお兄さん・横山明日希先生を講師に迎え、「平面パズル」を使った作品作りに親子で取り組んでいただきました。
 皆様にはご来校時の健康チェックカード提出、手指の消毒等へのご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。


〇各教室で行われた内容(主なもの)
1年/糸電話を使って音の伝わり方を学ぼう
・糸電話の糸の代わりにいろいろな素材を使い、聴き比べてみる。
2年/お気に入りの本を紹介しよう
・今までに読んだ本の紹介。紹介用ワークシートはiPadで共有し、クラスメイトの紹介を聞いて感想を書く。
3年/わたしが住むまちの紹介
・自分が住んでいる地域について調べたことを、プレゼンテーションソフトを使い工夫して発表。
4年/そろばんを体験しよう
・そろばんアプリを使い、使い方や計算を行う。
5年/プログラミング学習
・イベント型プログラミングについての外部講師による授業。レゴのマインドストームを使用。
6年/災害への「備え」を考える
・研修旅行で自分が見聞きしたことを振り返り、災害への備えについて考える。Googleアプリ「jamboard」も活用し、学びにおける有効性も検証する。
7年/Let's STEAM! Dance完コピ発表会
・既成のダンスを「視聴・覚える・録画・確認・修正」し発表。4名程度のグループでダンス担当やiPad等操作の役割を分担。

1年生の授業から:「おむすびころりん」音読発表、算数「ながさくらべ」

5年生はプログラミング、7年生は「完コピダンス」発表

STEAMワークショップ

空を切る拳、力強く 『武道』授業

投稿日:2022.07.22

お知らせ 中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

 今年も7~9年生で実施した武道の授業。7月7日(木)に7・8年生が、翌週14日(木)に9年生が、信学会理事長の小林経明先生から空手の指導を受けました。2回目、3回目の指導となる8年生と9年生は、昨年までのことを思い出しながら、『平安初段』の形を打っていきます。自分の立ち位置=正面が変わると、向きを変えるのが右へか左へかと不安になり、隣の生徒とお見合いになってクスッと笑うといった場面もありました。


 小林先生と体育科の先生から「筋がよい!」と特にほめていただいたのは9年生。予定していなかった『平安二段』をおおよそ通せるようにまでなりました。始めは重心の移動でふらついたりすることもありましたが、授業の最後には全員が揃った演武を披露。心地よい緊張感の中で、気合の入った突き、「えい!」という掛け声が体育館に響きました。


※写真はいずれも9年生の授業から。感染防止対策のガイドラインに基づき、マスクの着用や換気に配慮しています。

「軽い気持ちが犯罪に...」 非行防止教室

投稿日:2022.07.22

お知らせ 中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

「軽い気持ちでしてしまった、ではすまされません。罪を犯すと多くの人に迷惑をかけ、取り返しがつかなくなります。」
 スクールサポーターである松本警察署の吉田さんが話すことを、生徒たちは真剣に聴いていました。
ニュース等で、薬物やネットへの書き込みなど、軽い気持ちで犯罪に手を染めて逮捕・検挙されるケースを観ることがあります。ときには、それが10代の若者であることも...。
 「万引き」という犯罪は軽くみられがちかもしれませんが、どんなものであれ、金額がいくらであれ、「万引き」イコール「窃盗罪」、つまり軽いものではないということを改めて認識するに至りました。万引きだけではなく、殴る・蹴るといった暴力行為は、相手にケガがなかったとしても暴行罪に問われることがあります。


自分たちの行動でどこにどのような影響がおよぶのか...
人を傷つけてはいないか...
悪いことをして周囲に迷惑をかけていないか...


 こうしたことを考えて行動することの大事さ、自分たちの今後の人生を台無しにしないように生活していくことの大切さを学ぶ機会となりました。


 非行防止教室と銘打った生徒指導講話は7月4日(水)、7~9年生に向けて行われました。


 1学期中、複数回にわたり本校で大事なお話をしてくださった吉田さん、本当にありがとうございました。

交通安全教室(6月の活動から)

 6月24日(金)、全学年を対象にした交通安全教室を行いました。各学年における目的は次のとおりです。
・1~3年:交差点や信号機に注意して、安全に歩行する
・4年  :自転車の正しい乗り方を学び、自転車運転免許を取得する
・5~9年:事故の実例などを視聴し、安全な自転車運転について学ぶ


 この日は、松本市交通安全センターおよび交通安全教育支援センターのみなさんが来校され、学校全体向けてご指導いただきました。


 通学のときだけでなく、歩行者として、また自転車の運転者としての基本ルールを日々徹底し、交通安全に努めたいと思います。

1~3年「安全な歩行について」

自転車の運転について話を聞く4年生

漢字検定「優秀団体賞」を受賞しました

 公益財団法人 日本漢字能力検定協会が主催する「日本漢字能力検定」において、学校法人才教学園が団体(準会場)として令和3年度の「優秀団体賞」をいただきました。
 生徒のみなさんが日々努力する姿勢を評価いただいた、大変嬉しいお知らせです。おめでとうございます。
 本校は今後も、生徒が漢字を習得・活用する機会を通し、基礎学力の定着と伸長に取り組んでいきたいと思います。
 なお、表彰状と盾は7月11日よりロビーに展示しています。


【団体の部・優秀団体賞】
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各部門の年齢層相当級以上の級の合格率が最優秀団体賞に次ぐ上位30団体に贈られます。令和3年度はおよそ3万の準会場の中から112団体が受賞(2021年3月31日付)。

メディアリテラシー講話

 6月8日(水)、「メディアリテラシー講話」を行いました。5~9年生が、インターネットを介したトラブルに巻き込まれないためにどうしたらよいかを松本警察署の方からお聞きしました。


 講師の吉田さんは、過去に起きた事件の紹介を交え、端末を正しく使うことの重要性を説いてくださいました。「ネットにつながる端末を所持すること。それがすでに犯罪に関わり始めているという認識を持って。子どもだからといって、犯罪行為が許されることはありません。」
 また、寝食が後回しになるほどの「ネット依存症」についてもお話があり、画面を長時間見続けることでブルーライトが体にどのような悪影響を及ぼすかなど多くの具体例が示されました。心身の健康と成長のためにも、使用時間は長くなり過ぎないように、とのことでした。


 ネットで調べて解決、と思いきや偽サイトから個人情報奪われることも。情報が正しいかどうかどうかを見極めることは難しいですが、周りの人(大人)にも相談して、トラブルから身を守れる人になりたいですね。
 便利な端末も、間違った使い方ひとつで大きな脅威になる―。
 教育現場でも社会でも、日々の生活になくてはならなくなったデジタルデバイスですが、その一方に潜む怖さがよくわかりました。



※講話は5・6年生、7~9年生で2回に分けて行いました。写真はいずれも5・6年生の回から。