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検定・受賞[ニュース&トピックス]

「一人では成立しない」楽しさ実感  合唱部 重唱大会で金賞

 1月20日(土)、塩尻文化会館レザンホールで行われた第33回中信地区小・中学校重唱大会に参加した合唱部は、小学校、中学校の各部で金賞をいただきました。
「令和2・3年度はコロナ禍のため中止。昨年度は観客のいない会場で歌って帰っただけ。今年度はやっと他校の演奏も聴くことができたうえに、保護者の皆さんにも聴いて頂けるとあって、やっと「歌える日常」が戻ったと思える大会でした」
 そう話す顧問の先生に、当日の様子と今年度の活動について、もう少しお話を伺いました。


*****


 重唱大会は、午前中が中学校の部でした。
 部員4名と8年生から頼もしい助っ人2名の計6人で、アカペラ女声4部合唱「アナと雪の女王」より「レット イット ゴー~ありのままで~」に挑戦しました。
 練習開始が少し遅くなってしまったこともあり、曲の完成まで時間がかかりましたが、それがかえってメンバーの気持ちをまとめることにつながりました。技術的なことも互いに言えるようになり、最後は笑顔でノリ良く楽しく歌えました。"胸を張って自分を力強く肯定し、前に進もう!"という応援歌を、高らかに表現できたと思います。
 コンクールでは正統派の演奏がほとんどで、ポピュラー曲であることが審査にどう影響するか、少し懸念がありました。しかし、本来の曲の前奏、間奏部や伴奏、リズム等をすべてアカペラで奏でることに加え、その伴奏部分と主旋律を歌うパートも次々に入れ替わるという難易度の高さを認めていただけることを期待して、選曲しました。


 午後、小学校の部は7名で中山晋平作曲の「蛙の夜まわり」「しゃぼん玉」をアカペラで歌いました。男子2名が変声期に入り声が出しにくかったのですが、それぞれ工夫し、パートで助け合いながら練習を進めてきました。
 音程を取るのはスムーズでしたが、「歌に表情をつける」ところで戸惑いを見せたメンバー。顧問の目から見ると、みんなひたむきで、普段ハメを外して騒ぐこともなく、歌もキッチリ真面目に仕上がります。それはそれで素晴らしいけれど、もう一歩進めてユーモラスな楽しさなども生み出せればと思いました。そのことを伝えると、メンバーはそれを受けてまた真面目に取り組み、楽しい歌に仕上げることができました。審査員からもとても高い評価をいただくことができました。


 小、中各部での金賞もさることながら、後日学校で行った振り返りの会で、ほとんどの生徒が仲間への感謝を口にしていたこと・・・そこに、何より成長を感じています。
 重唱、合唱は一人では成立しない芸術です。補い合い、また切磋琢磨しながら技術を高めて作り上げるものだと実感できた、今年度の活動でした。
 最後になりますが、雪が降る中、生徒たちを送迎して下さった保護者のみなさん、誠にありがとうございました。


合唱部顧問

本番直前の練習(中学生)

歌い終わった後の中学生。雪が降る中でもこの笑顔

小学校の部でも金賞、おめでとう!

吹奏楽部 アンサンブルコンテスト

 第49回長野県アンサンブルコンテスト中学校の部・松本地区大会が1月7日に行われました。

 例年は1グループが出場していたアンサンブルコンテストですが、今年度は久しぶりに本校から2グループがエントリー。中学生の大会ではあるものの、どちらも6年生から8年生で構成しました。
 人数が多くない分、合わせやすいアンサンブル。しかし、その一方で、指揮者がいないために自分たちでタイミングを揃える、という独特の難しさが内在しています。
 特に小学生にとっては初めてのアンコンであり、まずはアンサンブルの形に慣れるということに大変な苦労がありました。
 それでも、限られた時間の中で音楽をまとめ、演奏することができました。他校の演奏を聴くことは自分たちの課題に気づく機会でもあり、今後の練習につなげられる有意義な大会となりました。
 また、生徒たちは会場係としてドアの開閉や観客の誘導など、運営側としても大会に携わらせていただきました。

 応援してくださった生徒のみなさん、保護者の皆様、活動に携わってくださった皆様、ありがとうございました。


《大会情報》
第49回長野県アンサンブルコンテスト
中学校の部 松本地区大会
令和6年1月7日(日) 松本市音楽文化ホール

管打六重奏 銅賞
マクダウェル作曲 忘れられたおとぎ話より「妖精の国」「仕立て屋と熊」
安永理沙(8年)、荻原知香、須藤爽斗、栁沢美緒(以上7年)、花岡心春、須田未羽(以上6年)

管打四重奏 銅賞
下田和輝作曲「雪合戦」
山崎花峰(8年)、宋語唯、宮下花(以上7年)、細萱千陽(6年)

管打六重奏のメンバー

管打四重奏のメンバー

3学期始業式(2)

〖表彰・個人〗
●第42回全国中学生人権作文コンテスト長野県大会松本地区予選
山本莉子さん 最優秀賞(県大会でも入選)
●中学生の税についての作文
渡邊了介くん 松本地区納税貯蓄組合連合会長賞
●第42回長野県こども新聞コンクール
高藤愛菜さん 優秀賞
湯淺創太くん 優秀賞
●2023年度全国選抜小学生プログラミング大会
樋口陽大くん 長野県大会最優秀賞
※3月に全国大会
●第22回ドコモ未来ミュージアム 絵画部門 小学校1~2年生の部
伊藤百音さん 審査員特別賞

〖表彰・部活動、校内関係〗
〈吹奏楽部〉
●第49回長野県アンサンブルコンテスト地区大会
管打六重奏 銅賞
管打四重奏 銅賞
●学校長賞特別賞
(5年生以上、各学年における2学期定期テスト総合1位)
佐藤くるみさん、増澤真生さん、新保芙佑香さん、横井杏奈さん、小林花さん


【バス会】
 登下校指導担当より、全体に向けて「新しい年の初めにルールなどを自ら見直し、これからも気持ちよく利用できるようにしましょう」との呼びかけがありました。
 スクールバスは公共交通機関と同じであり、安全な登下校のための手段として利用しているものです。バス長、担当の先生を中心に、これまでの利用状況を振り返り、今後も乗車にあたってルール、マナーを守ることを確認しました。


◇◆◇◆◇◆◇


 校長講話にもあったように、年始に本校で起きた停電について、復旧作業に携わっていただいた関係業者の皆様には、多大なご尽力に感謝申し上げます。


<保護者の皆様へ>
 停電復旧作業に伴い、ケーブルの仮設箇所(体育館付近、西門通路の一部)は立ち入り禁止となっています。
 学校長、担任より生徒への注意喚起を徹底しておりますが、保護者の皆様におかれましても来校時は十分ご注意ください。

学校長賞特別賞などの表彰

利用する便ごとに行われたバス会

全校集会・校長講話「今を大切に ひとつひとつ積み重ねて」

 11月8日(水)午後、全校集会を行いました。小松校長は講話で、さいきょう祭を終えたばかりの生徒たちにねぎらいの言葉をかけました。また、講話後に執り行った表彰式では、主に今学期に個人や部活動で活躍、入賞した生徒たちが校長から賞状を受け取りました。


校長講話
 先日の第19回さいきょう祭、あれから早10日が経ちました。
 トップバッターの重責をはねのけ、観客の心を掴んだ1年生。主役級も群集も、すばらしい演技を見せた2年生。きれいな歌声と元気なダンス、最後のポン文字で会場をどよめかせた3年生。シンプルだからこそ難しい演目の中で、私との約束を果たした4年生。
 休符のリズムと共に生み出されるメロディーの難曲と、語りかけるような歌を披露した5年生。生徒、先生が同じ方向を向いて創り出すエネルギーで圧倒してくれた6年生。ゼロから1を創ることの難しさを体感し、独創的な踊りで観客を魅了した7年生。難しい構成だったと思いますが、すべてを自分たちの力で創り上げた8年生。
 思い出をひとつひとつ想起させてくれた9年生。『沈丁花』では溢れる涙を止めることができませんでした。みなさんらしい演目でした。
 そして、才教学園にしかできない演目である全校合唱。これを復活させたくて待ち続けた4年間でした。あの歌声を聞けた私は本当に幸せ者です。伝えたいことが多すぎて、このまま講評をしていると2時間くらいかかってしまいそうですが、言葉では言い表せない感動をたくさんくれたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
 来場された方からの賛辞は、みなさんの努力があったからこそ。そして、自分たちの未来をよくするために大切なのは、今このときです。さいきょう祭で学んだこと、これから目指すものを明確にして、またひとつひとつ積み重ねていきましょう。
 さいきょう祭の後に、私が必ず送っている言葉。今年もそれをお伝えして、話を終わります。


努力よりほかに我々の未来をよくするものはなく、
努力よりほかに我々の過去を美しくするものはない
― 幸田露伴 ―



〖表彰・個人〗
●長野県中学校水泳競技大会中信大会
◇中学2年生の部
清澤龍翔くん(男子100m平泳ぎ/第1位、同200m個人メドレー/第1位)
◇中学3年生の部
藤井篤志くん(男子100m背泳ぎ/第1位、同50m自由形/第3位)
鎌倉賢三くん(男子100mバタフライ/第2位、同100m自由形/第2位)
●長野県中学校英語弁論大会/中信大会
小林花さん 第3位
●令和5年度第1回日本語検定
石川隼也くん 最優秀賞(7級)
田中雫さん  最優秀賞(7級)
熊谷百桜さん 優秀賞(6級)
※日本語検定ホームページ上に石川くん、熊谷さんの受賞コメントが掲載されています
●松本広域消防局 防火ポスターコンクール
荻原健史くん、若林樹くん いずれも優秀賞


〖表彰・部活動ほか〗
〈男子硬式テニス部〉
●長野県中学校選抜交流テニス大会 準優勝
●全国中学校選抜テニス大会長野県予選 準優勝
※県大会の結果、長野県代表として北信越大会(11月3日・石川県)に進出、ベスト4の結果を収めました

〈合唱部〉
●SBCこども音楽コンクール 優秀賞

〈ほか〉
●クイズ税金百科
優勝  Aチーム(9年生女子3名)
準優勝 Bチーム(9年生男子3名)


みなさん、おめでとうございます!

大成功のさいきょう祭。がんばった自分たちに拍手!

すばらしい成績を残し、校長から賞状を受け取りました(表彰式)

クイズで深める「税」への理解 本校女子チームが優勝

 10月28日(土)午後、長野県税理士会館(松本市島立)にて、中学生対抗「クイズ税金百科」が開催されました。税金に関するクイズを通じて租税の役割や重要性を中学生に理解してもらうことが目的です。松本税務署管内納税関係団体連絡協議会が主催する本イベントは、今回が20回目となります。
 クイズは、初級、中級、上級の3段階。チームで解答する問題があれば、1人で解答しなければいけない問題もあります。上級問題では、「ヘルプ」の札を使用して応援団と相談することが可能となり、「自信あり」の札を出した解答が正解の場合はポイントが倍になるという特別ルールも用意されています。


 数年ぶりの会場収録(最近はリモート開催でした)となった今回は、市内3校から4チームが参加、うち2チームが才教学園からの出場でした。本校A、B両チームのメンバーは、放課後数回の学習会と個人での学習を進め、本番にチャレンジしました。
 初級問題終了時点で、Bチーム同率1位、Aチーム同率3位という展開。中級の早押し問題でAチームが頭一つ抜け出し、ここまででAチーム1位、Bチーム2位という状況でした。
 しかし、上級レベルになると、各チームは「ヘルプ」「自信あり」の札を有効に使用し、4問を終えたところでBチーム1位、2位は4点差で他校、さらにそこから1点を追うAチームと続きます。最後の1問が終わるまで、結果がどうなるか分からない熾烈な戦いとなりました。その最終問題はAチームが正解。温存していた「自信あり」カードを使って2倍のポイントを獲得して逆転し、見事、優勝を飾りました。


 才教学園の生徒は、何ごとにも真面目に、真摯に取り組みます。今回もしっかり勉強を重ね対策をして、昨年と異なるメンバーながら学校としては前回大会からの連覇達成です。
 出場した生徒たちは才教学園の代表として清々しく振舞い、「緊張したが楽しめた。出場して良かった」「税のことや社会の仕組みについて学ぶことができて良かった」と感想を述べていました。

優勝インタビューを受けるAチーム

こちらは準優勝のBチーム

ゲストのやまっち、イータ君、アルクマと記念の1枚

「聴く人に伝わる音楽を」 合唱部 こども音楽コンクールに参加

 合唱部はこのほど、かんてんぱぱ SBCこども音楽コンクールの地区(伊那)大会に参加してきました。この大会は、小学生部門と中学生部門に分かれていますが、本校は、小学生も中学生も部員数が少ないため、小中合同チームで中学生部門に参加しました。
 伊那大会は、CD審査を通過した学校が8校参加していましたが、小学生との合同チームはひとつもありませんでした。そのような中でも、優秀賞を受賞することができました。
 審査をしてくださった先生の講評用紙には、「違う声質を上手に生かし、4つあるパートのキャラクターを確立させており、ドラマを見ているような演奏であった」とありました。
 日々、それぞれの声質を生かした発声であったり、歌詞(言葉)を大切に練習してきたりしたことが評価され、部員も喜んでいました。これからも、自分たちが伝えたい音楽が相手に明確に伝わるよう、日々の練習で技術を磨き、表現力を高めていきます。
 応援してくださった生徒の皆さん、保護者の皆様、活動に携わってくださった皆様、ありがとうございました。


 10月29日(日)に開催されるさいきょう祭では、今回優秀賞を受賞した同声四部合唱「けだものが来た」を披露します。他にも、J-POPを1曲披露する予定です。せひ、聴きに来て下さい。


合唱部担当


<大会情報>
令和5年10月9日(月・祝)
かんてんぱぱ こども音楽コンクール 地区(伊那)大会
中学校 合唱の部 優秀賞
 7年生2名、8年生2名、9年生2名、
 6年生4名、5年生3名 計13名
曲名:同声四部合唱「けだものが来た」

本番前の練習

優秀賞の賞状を手に、会場で記念の1枚。

第19回 さいきょう祭

第19回 さいきょう祭


スローガン 飛翔 ~Fly toward a dream


今年は全校合唱が復活し、子ども達は、最高の舞台にしようと日々練習に励んでおります。


今年度は来場制限を行いませんが、各ご家庭で感染予防対策を行っていただくようお願いいたします。


今回のさいきょう祭も子ども達にとってより良い成長の機会になることを願っております。



日時:令和5年10月29日(日)


開場: 9:30


開演:10:00


場所:キッセイ文化ホール(大ホール)



演目順については、PDFファイル(第19回 さいきょう祭プログラム(簡易版))をご参照ください。



ご来場の皆様へ ―お願いとご注意―



さいきょう祭の成功に向け、生徒およびご家族、ご来場予定の皆様には体調管理に努めていただきますようお願いいたします。


◆入場にはチケット(無料)が必要です。


◆途中入場、途中退場をされる際は、受付にチケットを掲示してください。


◆1、2階席は演目中の入退場はできません。小さなお子様をお連れの方は3、4階席(演目途中での出入り可能)をご利用ください。お子様の泣き声や大きな声で演目を妨げることがないよう、周囲への十分なご配慮をお願いいたします。


◆会場内での撮影の際は、後ろの観客の皆様にも配慮し、フラッシュ撮影は禁止といたします。連写のシャッター音等で周囲の観覧の妨げにならないようご配慮願います。


◆会場内は飲食禁止です。ゴミは各ご家庭でお持ち帰りいただくようお願いいたします。


ご不明な点は学校(電話0263-58-0311)までお問い合わせください。


皆様のご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

第19回さいきょう祭プログラム(簡易版)

第19回 さいきょう祭ポスター

清澤くん(8年)水泳・北信越大会7位 ほか出場者も健闘の夏

 石川県金沢市で行われた第44回北信越中学校総合競技大会・水泳競技に本校の8年生1名が出場しました。
 清澤龍翔くんは平泳ぎ100mと200mに県代表としてエントリー。200mにおいて自身のシーズンベスト記録を出し7位入賞を果たしました。6月の長野県中信大会は平泳ぎ100m、200mでそれぞれ2位に、その後の県大会においても両方で3位に入り、北信越大会に臨みました。大会を終えたばかりですが、「来年は平泳ぎと個人メドレーで全国を目指し、決勝レースに出て入賞したい」とすでに1年先の目標を掲げています。
 引率の先生は、「北信越大会は好記録が多くいい刺激となった。全国レベルの中での入賞は今後につながるよい結果。本人の中に、来年もこのプールで泳ぐ(※1)イメージがはっきりしたのでは」と話しています。


 今年の中信大会・県大会には、清澤くんを含め、8・9年生から4名が参加。本校の部活動に水泳はなく、それぞれが所属するスイミングクラブで鍛錬しています。9月の学年別競技会を控えている生徒もおり、学校として引き続き応援していきます。


〈大会情報・主な結果〉※2
第57回長野県中信地区中学校水泳競技大会
令和5年6月25日 松本市・松本市民プール
 バタフライ100m 第1位 鎌倉賢三 1分07秒93
 同    200m 第2位 鎌倉賢三 2分41秒33
 平泳ぎ100m 第2位 清澤龍翔1分09秒54
 同  200m 第2位 清澤龍翔2分28秒05
 ○藤井篤志、高橋悠---長野県大会出場


第62回長野県中学校総合体育大会夏季大会水泳競技大会
令和5年7月22~23日 長野市・アクアウイング
 平泳ぎ100m 第3位 清澤龍翔 1分09秒01
 同  200m 第3位 清澤龍翔 2分29秒14


第44回北信越中学校総合競技大会 水泳競技
令和5年8月4日 石川県・金沢プール
 平泳ぎ200m 第7位 清澤龍翔 2分26秒51



※1 令和6年度全国中学校体育大会は北信越地域で開催予定
※2 記載はいずれも男子関係分

清澤くん、北信越大会7位おめでとう(8月4日・金沢プール)

県大会出場者(左から)鎌倉くん、清澤くん、藤井くん、髙橋さん

県中水泳県大会に4名 それぞれ結果を残す

 本校の9年生3名と8年生1名が、7月22、23日にかけて行われた長野県中学校体育大会夏季水泳競技大会県大会に、中南信予選を経て出場しました。4名は、昨年度に続いての県大会出場になります。
 8年生の清澤くんは、出場した2種目(100m平泳ぎ、200m平泳ぎ)でそれぞれ3位に入り、昨年に続き北信越大会(8月4日・金沢市)へ向かいます。
 引率教員は「予選での泳ぎは焦りも見られましたが、決勝ではその点を修正し記録も伸ばすことができた」と言い、また9年生についても「予選、決勝まで2本を泳げた生徒、自己ベストを更新した生徒と、みんな堅実な泳ぎですばらしかった」と労いの思いを寄せています。
 水泳は、本校に部活はなく、普段はそれぞれのスイミングクラブで練習を積んでいますが、中学校体育連盟の大会は才教学園の名前で出場しています。

プールを背に、出場した4名そろって(長野市・アクアウイング)

令和5年度1学期終業式 4年ぶり対面形式

 7月21日(木)の終業式は、リモート形式ではなく対面で行いました。4年生より下の学年では、従来のかたちで行う式は初の経験となります。


学校長講話
 きみたちの顔を見て、校歌が聞けて、当たり前のことがありがたいという思いをかみしめています。
 1学期始業式では、坂本龍一さんの話とともに、「知るを楽しむ、感じるを楽しむ、創るを楽しむ」ことを大切にしてほしいと伝えました。今日は、漫画家の松本零士さんの言葉を引用しながら話をしたいと思います。日本中で一大ブームを巻き起こした松本先生の漫画はどれもメッセージ性が強く、戦争の虚しさ、人が経験する哀しみや孤独、人間にとって大切な優しさ、人を大切に思う気持ちといった多くのことを私に教えてくれました。
 松本先生は夢を抱える子どもたちに向け、常にこんなことを言っていました。


時間は夢を裏切らない
夢は時間を裏切ってはならない


 少し難しいかもしれませんが、「夢や志を簡単にあきらめるな」ということです。
 あきらめることは簡単だけれども、あきらめた瞬間に、今まで努力していた時間を、きみたちは自分自身で否定し裏切ることになる。絶対にその夢をあきらめなければ、夢は必ず実現していくものです。
 5年ほど前、松本先生の話を直接お聞きする機会がありましたが、そこでもこの言葉で講演が締めくくられました。
 きみたちは今、様々なことを模索しながら勉強を続けていますが、この夏休みに、その夢や志を実現するために、ぜひいろいろな体験をしてください。いろんな人に出逢って話を聞き、自分の知識を広げるのもいいでしょう。芸術やコンサートの会場で本物を見て、聴いて、感性を育てることも大事です。すべての経験を、自分の夢、志の実現の糧にできるように、楽しんで31日間を過ごしてほしいと思います。9年生は勉強中心の日々かと思いますが、それも自分の夢の実現のため。しっかり自分と向き合い、夏を乗り切ってください。
 31日後、一回り大きくなったきみたちに会うことを楽しみにしています。


*****


 生徒は夏の正装に身を包み、凛とした終業式。講堂での校歌斉唱や、成績優秀者の表彰も本当に久しぶりのことでした。
 校長講話に続き、生徒会・さいきょう祭実行委員からスローガンと全校合唱曲のお披露目があったほか、コンクールを控えた吹奏楽部の演奏発表が行われました。

全校での終業式。校長も嬉しそうな表情

先生からのおたより、仲良く目を通す(1年生)

初めての通知票に「ありがとうございます!」(1年生)