始業式終了から数十分後、第Ⅲ期進級式が行われました。
担任から名前が読み上げられた生徒は、すくっと起立。
校長の式辞、最高学年の証である新しいネクタイの贈呈を受けました。
【学校長式辞】
9学年への進級おめでとう。
他学年に比べてやや少ない人数ながら、パワーとパーソナリティ持つみなさんに、期待しかありません。
持ちうる力を思う存分発揮し、最高の学校にしてくれると信じています。
そんなみなさんの心構えとしてほしいのが、政治の場で提唱された『楕円の哲学』です。
例えば、伝統文化を重んじるか、新しい改革かというふたつの観点があったとして、双方の距離感を意識し、意見を尊重しながら、バランスと緊張を保ってものごとをすすめるのが良いとされます。
今年度の才教学園における焦点のひとつは、20年という時間の中で先輩が築いてきたもの。もうひとつは、今年のきみたちにしかできない新たな試みです。
力を合わせ、今までになかった、美しく大きな楕円を描きましょう。
【生徒代表挨拶】9年生代表 辛祐輝くん
入学から9年目。Ⅲ期生となった私達が目指すものは、「文武両道」と「真のエリートとしての人間性」です。勉学にも部活動にも励むことはもちろん、高い学力と品格、責任感を兼ね備えた真のエリート像を後輩に示す存在となります。
Ⅲ期生一同、自らを律し、互いに助け合い、日々精進して才教学園を牽引していくことを誓います。
進級式はこれにて終了。集合写真の撮影に移る前に、先生から渡されたネクタイをていねいに両手で受け取りました。
真新しい青いネクタイに付け替える際は、みんな笑顔を見せながら、「ちょっと不思議な感じがする・・・かも」「すごく似合ってる!」と声を上げて、進級を喜び合いました。