3月4日(火)、一般社団法人松本法人会のみなさんをお招きし、6年生を対象にした租税教室を実施しました。
◆税金って何だろう?
◆税金がなくなった世の中はどうなる?
◆税金はどのようなところに使われているのか?
説明の中で、税金は「みんなが支え合って幸せに暮らしていくために必要なもの」であり、講師の先生は「みなさんにとっては、買い物をしたときの消費税が一番身近な税です」。その税金が、どこで、どのようにどのように使われるのかを私たちが直接決めることはできないのですが、だからこそ税金や選挙についてしっかり学び、意思を反映させることが重要だというお話もありました。
利益を得ることが目的ではないもの、道路や公園といった公共施設を、私たちが長期にわたり安心して使っていくには、税金が必要不可欠だとわかりました。
◆画像:「税金でつくられているものとそうでないもの」仕分けクイズは全問正解!
そうした大切なお話の途中で、ふと生徒の目の前に置かれたふたつのケース。ふたを開けると、合わせて2億円分の模擬紙幣が入っていました。授業が終わってから1人ずつ1億円分を持たせてもらい、その重さを体感する一番面も。「重いー!」の一言が飛び交いました。
生徒からは「税金がない、税金が安ければいいと思っていたけど、そうではなかった」「選挙権を持てるようになったら、誰に投票するべきかをしっかり考えたい」といった感想がありました。また、担任の先生方は、「大人にとっても、税について改めて学ぶ機会になった」と話していました。