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令和6年度中学校卒業式・小学校課程修了式(3)

 在校生を代表し送辞を述べたのは、生徒会長の新保さん(8年生)。そして、昨年は送辞で先輩に感謝を伝えていた安藤さんは、今回、卒業生代表として答辞の大役も務めました。
 おふたりによる送辞、答辞のそれぞれの内容を、少しご紹介します。

送辞
 先輩方との学校生活を振り返ってみますと、いつも私たちの先頭に立ち、引っ張ってくださった姿が思い出されます。体育祭では、正々堂々と競い合い、最後まで諦めずに全力で仲間を応援する姿がひときわ輝いて見えました。ハイタッチで喜んでいただいたこと、負けても「よく頑張った」と迎えていただいた嬉しさは、言葉では言い表せません。9年生として最後のさいきょう祭では過去の全校合唱をメドレーし、全員の個性を輝かせたことに加え、心をひとつにして歌うみなさんから勇気をいただきました。
 それぞれの夢に向かって歩む中で、迷ったり立ち止まったりしたときは、今年度さいきょう祭の全校合唱で歌った『ケセラセラ』を思い出してください。この曲を選んだみなさんなら、『なるようになるさ、大丈夫』と、困難を乗り越えていくと信じています。

答辞
 ここで9年前、ぶかぶかの制服に身を包み、不安と期待を胸にした私たちをこの会場で入学を祝っていただいたことを思い出します。頼もしい上級生に憧れたことを、今も鮮明に覚えています。
 5年生の時に新型コロナウイルスが流行し、休校やオンライン授業が続いた時期がありました。友達とも会えず、行事や日常生活で制限がかかり、当たり前だと思っていたことのありがたさを再認識しました。
 最高学年となった今年、体育祭に向けては、休み時間を削って練習に明け暮れ、勝利に向かって全力で取り組みました。さいきょう祭では、ここまで共に歩み、成長し合った仲間、支えてくれた先生方や家族を想い、感謝の気持ちを込めました。
 人の数だけ想いも意見のある中で、すべてを自分の思い通りにはできません。だからこそ相手の気持ちを大切にして歩み寄り、まとまってこれたのだと思います。
 才教学園を卒業するにあたり、正直、まだ別れたくない気持ちです。もっと仲間や先生方と、いつもの様に他愛もないことで笑い合っていたいです。私たちがこの先に見る景色は違っていても、ここで培った経験を糧に、気高い志を追求し続け、邁進していきます。


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卒業生のみなさん、修了生のみなさん、おめでとうございます。
才教学園で学んだみなさんを、いつまでも応援しています。


◆◇◆ 卒業式のようす ◆◇◆
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