6年生がSTEAM学習の一環として、1月16日(木)にりんごジャムづくりを行いました。
2学期終盤に収穫体験をさせていただいた「道の駅 いまい恵みの里」のみなさんに再度ご協力いただき、学校で調理しました。
同施設の食品加工工場の所長さんから、「皮も使う」と聞き、果実のヘタとおしりの部分も念入りに洗いました。
すでにおいしそうなりんごを薄くいちょう切りにして、小さなかけらもすべて鍋に入れ、砂糖といっしょに煮詰めました。
あたたかく甘い香りが広がり、「早く食べてみたい!」とそわそわの6年生。皮に含まれるペクチンの働きで、添加物を使わない、やさしい味わいのジャムができました。
熱々のジャムをビンに詰め、最終工程の脱気処理へ。熱湯から取り出したビンのふたは少し膨らんでいましたが、冷めるとへこみ、余分な空気が抜けたことが分かりました 仕上げに、自分たちがiPadで作成したラベルを張って「自分だけのりんごジャム」が完成。ぜひご家庭でご賞味ください。
〈生徒の感想〉
・思ったより簡単に、短時間で作ることができた。
・皮付きで作ると、捨てる部分が少なく、ごみ削減にもなる。
・りんご、砂糖、レモン果汁があればすぐできるので、家でも作ってみたい。
〈学年主任より〉
自分たちで食材を加工し保存のきくかたちにした今回の経験は、生徒が食の大切さに気づき、災害時にも役立つ非常食に対する見識を深めることにつながりました。もしものときに、自分や周りの人の助けになるスキルのひとつになると思います。おいしいりんごと学習の機会をご提供くださった「いまい恵みの里」のみなさん、ありがとうございました。
加熱前の量(りんご3個)
かさが減り、きれいなあめ色のジャムができました
びんごと熱湯に入れ、脱気処理