12月6日(金)、生徒会ディベートが行われました。
ディベートは5~8年で学級ごとに開催され、9年生がファシリテーター(進行やサポートをする役)を務めました。
『リモート授業は学校での対面授業よりも、学力向上に効果的である』をテーマに、肯定派と否定派に分かれて活発に意見を戦わせました。
◎肯定派(リモート授業が効果的)の意見
・自分のいる場所で集中して取り組める
・通学その他にかける時間を短縮し、学習時間が確保できる
・スライドや画像の共有ができて便利
・先生や黒板が見やすい位置にカメラなどの配信機器を設置できる
◎否定派(対面授業が効果的)の意見
・実験や実技教科はやはり対面で行われるべき
・直接登校することで生活リズムが整うし、対面で集中した方が知識の定着のためによい
・家など学校ではないところでは、集中を妨げるものが多い
・リモートでは疎外感を感じたり、画面の画像を保存(スクリーンショット)して満足したりしそう
それぞれの主張を発表したあとは、質疑応答、自由発言の時間があり、肯定派も否定派も熟慮して自分たちの主張を述べていました。記録係もグループ内での意見を速やかにまとめるなど、それぞれの役割をしっかり果たしていました。
各教室を巡回してディベートの様子を見た現生徒会役員は、「コロナでリモートと対面(の授業)を両方経験したからこそ、どちらの意見も持っていると思う。無作為に肯定派、否定派に分けられた中で一人ひとりが発言の機会を持ち、論破ではなく相手を納得させられる話し合いのスキルが高くなると思う」と話していました。
◆8年生の話し合いを見守る現会長の安藤さん(後列)