家庭科の授業の一環で11月19日(火)、8年生が実習を行いました。
松本南幼稚園に到着するなり園庭で大歓迎を受け、緊張がほぐれて笑顔になる8年生。幼稚園主任の先生から、「園児たちは、才教のみなさんが来ることを楽しみにしていました。一緒に楽しんで」とおっしゃっていただきました。
教室ではまず、将来の夢を発表しつつ自己紹介。それから、持参した手作りおもちゃの説明をして、一緒に遊び始めました。園児の笑顔と歓声に応えながら、笑顔で声をかけ、自分達よりずっと小さい子ども達に気を配りながら頑張る8年生の姿が見られました。よく考えて作ったおもちゃでしたが、予想外の反応に多くのことを学ぶことができました。
ときに喧嘩をしたり泣き出したりする園児の対応に苦慮していると、担任の先生が助けてくれ、「優しくゆっくり話すと、みんな落ち着いて遊びに戻っていった。幼稚園の先生はすごい」と話す8年生でした。
お別れの会では、幼稚園のみなさんが「とんぼのめがね」「やきいもグーチーパー」、8年生はさいきょう祭で披露した「Tomorrow」を贈り合い、最後に大きな輪を作って「さんぽ」を歌いました。
園長先生から、「楽しく遊べましたか。先日のさいきょう祭で見た『アニー』がすばらしかったことを、今日の歌声で思い出しました。また遊びに来てください」とお話しいただき、8年生は「楽しかった」「また行きたい」と話しながら、ほっとした面持ちで帰校しました。
授業で「幼児の生活と家族」を学習し、7月には学校で「赤ちゃん先生クラス」を実施。これに続く施設訪問として本校生徒の実習を快く受け入れ、貴重な体験をさせてくださった松本南幼稚園のみなさん、ありがとうございました。