11月14日(木)、3年生が社会科「地域の安全を守る~火事からまちを守る」という学習の一環で、学校の目の前にある芳川消防署を見学。当日の様子を、3年生担任・社会科の先生にうかがいました。
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「消防署の1日の流れ」を説明してもらっている最中、突然無線が入り、緊急出動がかかりました。署員、隊員のみなさんは生徒が並んでいる横で準備を整え、あっという間に救急車に乗り込み、サイレンを鳴らして出動していきました。(思えば、私は2年前も、見学中に目の前で救急車が出動する貴重な場面に立ち会っていました)
いつ起こるかわからない事故や救急対応。なので、署員、隊員のみなさんは24時間勤務の3交代制で職務にあたり、私たちが勉強や仕事をしていない時間でも町の安全を守るために日夜活動しています。この仕事に携わるみなさんに対する感謝の気持ちが、一層強くなりました。
それから、庁舎の中と消防車の仕組みを見学。庁舎内では、「もし才教学園で火事が起こったら、どのように連絡が入り、どう出動するか」と、自分たちの視点でとらえやすい説明をお聞きしました。
そして、隊員が実際に防火服を着て、空気ボンベを装着する様子まで見ることもできました。一人前の消防士になるためには、2分以内の着装が目標だそう。子どもたちの視線が集まる中で緊張感ある時間だったと思いますが、今年採用されたばかりというその方は見事2分を切り、子どもたちも拍手喝采でした。
また、子ども達の関心が強い「消防車の秘密」。何本も収納されている消防用ホースは長さ20mで、しっかりと巻かれすぐに取り出せるようになっています。どんな時でも慌てず活動するための工夫が、様々な装置に隠されていました。
芳川消防署の皆様のおかげで、有意義な見学となりました。ご協力ありがとうございました。