2年の上島千茅くんが、2024年度第2回実用数学技能検定の準2級に挑戦、見事1回で合格しました。
8月末に学校で実施した際、「時間を最後まで使って、やり切ったと思う。結果が楽しみ」と話していた上島くん。しっかりと対策をして臨んだ嬉しい結果が届きました。
準2級の試験内容は、およそ中学3年から高校1年の履修内容とされています。数学検定・算数検定のホームページによれば、「簡単な構造物の設計や計算ができる」「斜めの長さを計算できる」「身の回りの事象を数学的に説明できる」などとあります。
このほど、改めて上島くんに話を聞いたところ、「(準2級に合格しようと)がんばった結果が出て嬉しい。8級、7級・・・とレベルが上がっていくけれど、今までで一番緊張したのは4級を受けたとき。理由は、証明の記述が初めてだったから。その後からは、今回の準2級の記述問題でもどきどきしなくなりました」と堂々と答えてくれました。
昼休みには元気に外遊びも楽しんでいる上島くん。話をした日も、友達とサッカーをしていたとのことですが、ふとした時にも数学的な思考になることが多いらしく、「ゴールまでに直角三角形がふたつあるとして、5:4:3という感じで距離と高さ、軌道を考えていた」と・・・!
誕生日のプレゼントに関数電卓をリクエストするほど、算数・数学が大好きだという上島くん。愛読書は軒並み数学関係の書籍で、学校でも読書の時間を利用して楽しく読み進めているそうです。
お気に入りの公式はあるのかと尋ねると、「オイラーの等式!」と即答。「シンプルで、むだがなくて、きれいな式だなと、ぼくは思っているんだけど」
紙の端に、さらりと書いてくれました。(画像の左半分)
次は2級合格を目指して勉強に励んでいて、単なる公式の暗記ではなく、数学的帰納法、不等式の証明など記述問題に備えているそうです。
本文で紹介した以外にも、いろいろな数式や知識を披露してくれた上島くん