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ニュース&トピックス

「水は大切!」 4年生が浄水場見学

投稿日:2024.09.19

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 4年生が9月12日(木)、塩尻市の本山浄水場を見学しました。授業で「水はどこから」を学んできた流れで、映像教材とワークシートを使って事前学習をしてからの現地見学でした。


 初めに見たのは導水管で、その大きさや太さにびっくり。毒物監視池では、取水場から届いた川の水の中に毒物や油が入っていないかを、魚を飼って確認しているということを教えてもらいました。
「あっ!鯉がいる」「何匹いるんだろう?」
 思わず声をあげる4年生に、係の方からはとても頼もしい一言がかけられました。
「今まで、毒物などが確認されたことはないんですよ」


 川から取り込まれた水は、導水トンネル・導水管を通って着水井へ送られます。水量は調整しているそうですが、その音としぶきからわかる水の勢いに驚きました。
 飲料水ができるまでには様々な過程があり、「フロック形成池」もそのひとつ。原水中の細かなごみなどを凝集剤で固めたものをフロックと呼び、まずこれを取り除きます。次の薬品沈殿池でも、ゆっくりと約4時間をかけ汚れを沈め、やがてできた浄水は貯水プールに到着。こうして子どもたちが歩いていくのに従って、水が磨かれ綺麗になっていくようすがわかりました。
 また、沈殿池で沈まなかった浮遊物はろ過装置で取り除かれます。ろ過のしくみについて説明を聞く場面では、フィルターの役割を果たすアンスラサイト、砂、砂利の実物を触らせていただきました。


 見学の最後に、できたての水道水を飲みました。残暑厳しい中での見学で、みんな「おいしい!」と大喜び。蛇口から出る水が飲めることの幸せを実感です。


 当たり前に使えている水の大切さを再認識した4年生は、安心して飲める水ができるまでの長い工程を見て、「水を大切に使わなればいけない」「川を汚さないように気をつける」といった感想を持ちました。
 環境への意識を育み、関心を高める機会を下さった本山浄水場のみなさん、ありがとうございました。

原水が運ばれてくる着水井

ろ過装置の説明を受ける生徒

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