7月12日(金)、3年生を対象に「食品ロス」がテーマの環境教育授業を行いました。
「食品ロス」という言葉は知っていても、その内容まではまだ・・・という子どもたちに、松本市環境・地域エネルギー課の山内さんが、身近な「食」をきっかけに話をしてくださいました。
★1杯のカレーライスができるまで
材料が家に届くまでには、生産、運搬、販売など多くの人が関わっています。そして、おいしく調理してくれる家族もいて、最終的に自分の栄養につながっているのだということを再確認。山内さんからは他にも、賞味期限と消費期限の違い、食料自給率などについても分かりやすく教えていただきました。
★今回学んだこと
①世界には食べたくても食べられない人がいる
②日本は世界からたくさんの食べ物を買っている
③たくさんの食べ物を捨てている
④一人ひとりの小さな取り組みが大切
授業後に3年生が書いた感想には、「給食を残さず食べる」「好き嫌いを少なくする」「感謝して食べる」などの言葉が並んでいました。
★冷蔵庫の中を見て買い物へ お店では「手前取り」
松本市が取り組む『残さず食べよう!30・10運動』の家庭版として、「毎月30日は冷蔵庫クリーンアップデー(冷蔵庫内を点検し、期限間近の食品を調理し食べきる)」「毎月10日はもったいないクッキングデー(廃棄しがちな野菜の茎や皮の調理や、料理のリメイク)」があります。保護者と子ども向けにそれぞれプリントを配ったので、親子間でも話題にしてもらえたかと思います。
できることは限られるかもしれませんが、それでも、小さなことからコツコツと、食品ロスが少しでも減っていくよう各家庭で取り組んでいただくことが一番の成果になりますよね。夏休み、家族で時間を取りやすい日もあると思いますので、ぜひ実践していただきたいです。