清澤龍翔くん(9年=中3)が、水泳競技で3年連続となる北信越大会の出場を決めました。
この大会に一昨年より参加している清澤くんは、中学生として最後の大会となる今回、予選(中信大会)を経て出場した2種目(200m平泳ぎ、200m個人メドレー)の両方で見事1位となりました。
北信越大会の出場権は、長野県で3位以内の選手に与えられます。一昨年、昨年と2年連続で出場してきた清澤くんにとって、各地区の予選を見ても1位は手中のタイムだったため、標準記録を突破したら出場権利が得られる全国大会の出場が目標でした。
初日、200m平泳ぎで表彰台の中央に立ったものの、全国大会標準記録に2秒およばず。2日目の200m個人メドレーも1位でしたが、記録には0.43秒届かずという結果でした。
メドレー最後の50m、自由形の力泳中は「龍翔、ガンバレ!」、「龍翔、行けるぞ!」という大声援。タイムが表示され、全国にほんのわずか及ばなかった時の周囲のため息...。それがひと段落すると、清澤くんの泳ぎを称える拍手が響き渡りました。このように会場と一体となったレースができ、アスリート冥利に尽きたのではないでしょうか。
幼少の頃より水泳を習い、これまでもジュニアオリンピックの出場経験がある清澤くん。現在は長野県ジュニア強化選手に選出されるなど、県内のジュニアトップスイマーの1人です。
「標準記録に届かなかった悔しさはありますが、大切な大会でベストに近いタイムが出せたことには満足しています。北信越でも表彰台に立てるよう頑張りたい」と活躍を誓っています。
このあとの予定は、東御市で県ジュニア選手強化合宿に参加。そこから直接、8月初めの北信越大会[8/8、ダイエープロビスフェニックスプール(新潟県長岡市)]に臨みます。
清澤くんの健闘を祈ります!
〈大会情報・結果〉
第63回長野県中学校総合体育大会夏季大会水泳競技大会/男子
2024年7月13~14日 アクアウイング(長野市)
平泳ぎ200m 第1位 2分25秒87(全中標準2分23秒82)
個人メドレー200m 第1位 2分13秒15(全中標準2分12秒72)