1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 松本警察署による「ネット使い方」教室 3・4年生

ニュース&トピックス

松本警察署による「ネット使い方」教室 3・4年生

 インターネットの安全利用を呼びかける松本警察署の出張講話が6月12日(水)に行われました。3・4年生が、ネットに関わる被害を未然に防ぐために気を付けなくてはいけないことを、松本警察署の方から教わりました。
 今年ももう数回、来校してくださっているスクールサポーターの吉田さんは、「子どもでも犯罪に巻き込まれることはある。学校でこうした話をするのは、みんなや、みんなの周りの人が悲しい思いをしないようにするため。今日の話をしっかり聞いて、心に留めて、自分から危険に近づくことがないように」と、優しく、真剣に生徒に話しかけました。


DSC_0035.png


 吉田さんがネット絡みの事件の話をすると、子どもたちからは「こわい」と声が上がりました。例えば、オンラインゲームをし続け、大人になってから重大な犯罪を起こし逮捕されてしまった人がいること。ほかにも、「課金を許してくれなかったから」という理由で、子どもが親に暴力をふるって警察が出動したこと。管内でも同じような事案が起きているといいます。
 保護者や周囲の人から「もともとこんな危険な行為をする子じゃなかった」・・・こう言われる若者のこれまでを生活を紐解いてみると、低年齢の内から暴力的なオンラインゲームに触れていたことが分かったそう。もちろん、ゲームが悪いというわけでも、すべてのプレーヤ--が犯罪を起こすわけでもありません。しかし、少しずつでも、成長期の脳に刻まれ続けた危険な情報やストレスが、あるとき犯罪というかたちとなって表に出てしまうことがあるそうです。


DSC_0052.png


 「タブレットやスマホの使用、SNS利用に関するルールを守ることが、自分の身を守ることになる」と吉田さん。学校で子どもたちが聞いた話は、ご家庭にも届いていると思います。子どもと大人が一緒に考え、ネット利用が楽しく安全なものであるよう願います。