2年生が5月15日(水)、松本警察署生活安全課・スクールサポーターの吉田さんからいじめ防止に関する講義を受けました。学校では毎年、声掛け事案に関する内容や近年問題となっているインターネットによるトラブルなどについて、松本警察署のご協力のもと様々な講義を受けています。
いじめ防止教室では、いじめが犯罪行動と同じであるということ、いじめを防ぐためにどうすればいいかということについてお話をいただきました。
最初に、「いじめとはどのようなものか」をみんなでワークシートに書き出した後、いじめの定義を知りました。
新たに制定された『いじめ防止対策推進法』には、いじめをしてはいけないことがきっぱりと書かれていて、相手の体を傷つけたり、心を傷つけたりすることはれっきとしたいじめであり、法に触れることだというお話でした。暴行罪や傷害罪、恐喝罪など実際に罪名が挙げられると、生徒たちはより神妙な面持ちで聞いていました。
いじめをしないためには、相手のことを思う気持ちを大切にすることと、人それぞれ物事の感じ方が違うので、自分勝手な判断をしないことを教わりました。そして、いじめを見た時にできることとして、いじめられている子の話をきいてあげることと、すぐに解決できるように家族や先生に相談することをアドバイスいただきました。
生徒たちからは、「いじめは人の心をきずつけてしまうので、いじめられている人を助けたり、声をかけたりしようと思う」「いじめをぜったいにしないで、こまっている人やないている人を助けられる人になりたい」という感想が述べられました。
難しい話だったと思いますが、真剣に講義を受けて、いじめについて考えることができました。