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ニュース&トピックス

幼稚園実習 8年生が「手作りおもちゃ」プレゼント

投稿日:2023.11.30

お知らせ 中学校

 8年生が11月21日(水)、家庭科授業の一環として幼稚園での実習を行いました。9月の「赤ちゃん先生クラス」に続く学年行事です。

 緊張の面持ちで到着すると、園長先生から「園児たちは、お兄さん、お姉さんが来ることを楽しみにしていました。一緒に楽しんで」との言葉をいただきました。年中・年少それぞれの教室では大歓声で迎えてもらった8年生。自己紹介とともに、プレゼントとなるおもちゃを披露しました。
 このおもちゃは、8年生のお手製。これまでに「幼児の体と心の発達」や「おもちゃの役割」を学習した経験を生かし、小さな手でも扱いやすいサイズにするなど工夫しました。
 魚つりやペットボトルボウリング、輪投げなどで一緒に遊び始めると、8年生の緊張は"天使の笑顔"ですっかり消えたようでした。園児と目線が同じになるようにしゃがんで話をしたり、途中で泣き出した子に優しく声をかけたりと、できる限りの気配りをしました。担任の先生が全体を細やかに見ながら園児に接する姿に、「幼稚園の先生はすごい」とただただ感服です。
 実習の最後には、歌のプレゼントとして幼稚園のみなさんが元気いっぱいに「きのこ」を、8年生は「にじ」を送り合いました。そして、全員で大きな輪を作り「ドレミの歌」を歌いました。さよならの時間が来て園を出る8年生に、たくさんの「また来てね~」の声。とても名残惜しくなりました。
 実習に向かう前は「小さい子には慣れていない」と少しの不安を抱えていた生徒もいましたが、終始笑顔で園児とふれあい、全力で取り組めたあたたかい時間となりました。


 今回の実習を快く受け入れ、貴重な体験をさせてくださった松本南幼稚園の皆様に感謝いたします。

遊び方を教える8年生