まつもと市民芸術館のアウトリーチ公演(theatre LAMPON<シアターランポン>による上演)が9月26日(火)に行われました。プロ劇団による学校での演劇鑑賞は長らく控えていたため、生徒たちはこの日をとても楽しみにしていました。
今回上演された『カメレオンの陽気なキャラバン』は、3タイトルのオムニバス形式。全校を3グループに分けての公演は、いずれの回も笑いの絶えない、あっという間の1時間でした。
俳優のみなさんは1人で何役もこなしていて、「本当に6人しかいないのか?」と不思議に思ったほど。息づかいや衣擦れの音まで聞こえるくらいの距離感、照明や道具の配置によって次々と変わる場面、淀みないセリフ・・・先生も生徒も、すっかり舞台に引き込まれてしまいました。
さいきょう祭に向けた練習も本格的になってきましたが、そのような毎日の中でとても贅沢な時間を過ごすことができました。自分たちの演目に活かせる「気づき」を得た生徒も多いと思います。
お忙しい中、すばらしい公演を見せてくださったシアターランポンの皆様、まつもと市民芸術館の皆様、本当にありがとうございました。
《生徒の感想》
・1本目の演目の主人公が、「夢を見てくれ」と頼まれたり、見ていない夢の話を「聞かせてくれ」と頼まれたりしているときの困った顔が印象的だった。
・セリフを言っていない人達にも動きがあって、その場面がより生き生きして見えた。
・さいきょう祭の劇では、「動き」「表情」「セリフ」を場面ごとに変えて、役の感情や学年の歌が会場全体に伝わるように練習したい。ハキハキとセリフを言うところをまねしたい。
・さいきょう祭では、シアターランポンのみなさんのように、みんなに「面白い!」「すごい!」と思ってもらえるような演技をしたい。
『大天使様のお裁き』より
『長い長い郵便屋さんのお話』より
たくさんの笑い声が響きました(4~6年生の公演より)