9月8日(金)、令和6年度生徒会選挙が行われました。
3時間目、5~9年生が講堂に集まり、立会演説会がありました。立候補者4名は、次期生徒会を牽引する立場として、学校生活を送る上での大きな目標と公約を改めて発表。「学年の枠を超えて生徒がつながりを持てるように」「例年以上にメリハリのある学校に」「生徒の意見に沿った学校生活を作る」「5年度に行った活動の継続と、委員会活動を"見える化"する」などと、各自がしっかりと考えを述べました。
直後の4時間目には、同じ会場に投票箱を設置し投票を行いました。生徒たちは、選挙管理委員から受け取った投票用紙で責任ある一票を投じました。放課後には開票作業が行われ、あす9日に令和6年度三役が掲示発表されます。
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なお、今年の立会演説会の場では、次期生徒会を組織する上で大きな改革が行われることも明らかになりました。その内容は大きく3つ。
①応援・文化の各委員会廃止と新しい委員会の設置
②通常委員会の委員長・副委員長のみ9年(今の8年生)内で決定
③学校行事(体育祭・さいきょう祭)における実行委員会組織のあり方
①について、既存の委員会の活動を引き継ぐ委員会が新設され、ベルマークやインクカートリッジ等の回収等を行う「ベルマーク委員会」、社会的支援活動(募金など)を中心に行う「SDGs委員会」を立ち上げます。
②について、今までは9年生全員が委員長・副委員長・書記のいずれかに就いていましたが、「書記」はやる気、信頼感があれば下級生であっても書記になることが可能(9年生でなくてもよい)となります。
③に関しては、「三役だから」「応援委員だから」といった生徒会の役職にとらわれることなく、「熱意があり、その役に就くのにふさわしい生徒」が選出されるとのこと。
次期生徒会は、上のような改革で5年生以上の生徒達への門戸が広がったことに加え、『これからの才教学園をつくっていくのは自分たちである』ということを生徒たちがより強く自覚し、主体的に動く生徒会になりそうです。
立会演説会で話す候補者
”大切な一票”を投じました
開票作業前、選挙管理委員に「選管としてふさわしく、公平を保ち、厳正にやり遂げて」と巣山教頭