松本市が小学3年生向けに実施している環境教育事業。本校でも、その出前授業が9月14日(木)に行われました。環境エネルギー部の方を講師にお迎えし、「食品ロス」についてお話をしていただきました。
私たちの食べる料理にはたくさんの食材が使われていること。世界では深刻な食糧不足に苦しんでいる人たちもいること。しかしそのような中でも、日本では1日あたり、国民1人がおにぎり1個に相当する食べ物を捨てていることなどが、スライドやクイズなどを通してわかりやすく説明されました。三択クイズで自信満々に手を挙げた回答が正解して喜んでいた生徒も、「あー、違ってたー」とこぼしていた生徒も、食べ物があるということのありがたさ、製造・流通に関わるたくさんの人たちや家族への感謝、「もったいない」という意識をあらためることができたと思います。
授業の最後には、食品ロス削減をテーマにした歌「30・10運動応援ソング」を聞き、感想用紙への記入をしました。
講師の方は、「"まだ食べられるもの"を簡単に捨てないで。工夫次第で(リメイク)、もっとおいしく食べられるようになるものがたくさんあります」とおっしゃっていました。
「まだ○○できる」「もったいない」は、食べ物に限ったことではありません。ものを大切にすることについて、ご家庭でも話をしてみてはいかがでしょうか。
《3年生の感想》
・わたしは、まだ食べられる物を捨てたりしないようにしたいと思った。しょうみきげんがすぎていても、まだ食べられるかもしれないし、食べ物はのこさないでしっかり食べようと思う。
・ぼくはごはんをちゃんと食べているけど、世界では10人に1人がごはんを食べられなくてくるしんでいる。45分間に200人がごはんを食べられなくて死んでいるということもわかった。
・食品ロスについて教わった色々なことを、お母さんやお父さんにつたえたいし、食べ残しを減らしたい。
三択クイズで自分の思う答えに手を挙げる3年生