小中全9学年を対象とした交通安全教室が、6月23日(金)に行われました。
全体を大きく3つのグループに分け、1~3年は交差点を渡るときに気をつけること、5~6年生は事故の実験映像などを見て自転車の運転中や歩行時に起こり得る危険について学び、交通安全への意識を高めました。
4年生は自転車運転免許の取得に向け、「自転車の点検」「正しい乗り方」を教えていただきました。松本市交通安全課の方は、「ルール違反や誤った乗り方が事故の原因。みなさんには決してそんな事故に遭ってほしくない。しっかり学ぶ1時間にしてください」と話して本題へ。きちんと整備された自転車に、ヘルメットを正しく着用して乗ること、4年生なのでまだ歩道を走行できるけれど、本来歩道は「歩く人のためのもの」であり、まずは歩行者を最優先に考えよう、といった話がありました。
生徒からはお礼の言葉とともに、「自分は道路を自転車で走ったことがなく、これからに向けて、今日の交通安瀬教室はとても勉強になった。急いでいるとき、交差点を渡るときなど、『止まる・見る・待つ』ことをしっかり守り、自分から事故に遭わないように気をつけたい」と力強い言葉が語られました。
巣山教頭は「たくさんの事故事例を知っている方からの意義ある話ばかり。自分の命を自分で守れるよう、ルール遵守はもちろん、余裕を持った行動をみんなに心がけてほしい」と話していました。
松本市交通安全課と交通安全教育支援センターのみなさん、大切なお話をしていただきありがとうございました。
4年生の自転車安全講習
「交差点で待つときは内輪差に十分注意を」交通安全教育支援センターのみなさんによる講話(1~3年生)