今年度の才教学園特別教育講演会と第2回わくわくプレスクールを6月24日に行いました。
<特別教育講演会>
「自律する子を育てる 脳科学を活用した新時代の学び」
講師:青砥 瑞人先生
(応用神経科学者、DAncing Einstein代表)
本年度の講師には、応用神経科学者で、現在、脳科学や教育の分野のみならず、空間デザイン、アート、健康、スポーツ、文化づくりと垣根を超えてご自身の理論を応用して活躍されている青砥 瑞人先生をお招きし、自律する子を育てるにために、脳科学の視点から見た検証やアドバイスについてお話をいただきました。
序盤は、中学・高校時代を経て、脳科学に興味を持ったきっかけ、渡米・帰国から会社を立ち上げる過程などをお話しいただき、その後は、子育てをする上で「すべきこと」「すべきでないこと」を脳科学分野での学説で検証しながらお話しいただきました。
日常で起きていることや感じていることを、脳科学に結び付けて...というと難解なイメージがありますが、青砥先生には、ご自身の言葉で明るく軽快に、時に身振り手振りやユーモアを交えて語っていただき、とても身近なことと感じることができました。
例えば、一般的に「叱責により、萎縮させることは良くない」と言われていることですが、このようなことを、「活発な時」と「委縮している時」に発せられる脳内物質の違いなどを図表等で解説いただいた際には、「そうだったのか」とたいへん腑に落ちたものでした。
一事が万事、青砥先生は、今まで「そうであろう」「ひょっとして」と思っていたこと1つ1つにエビデンスを付けて、楽しくお話しされ、講演会は「納得がいく」「溜飲が下がる」ことのシャワーを浴びているようで、あっという間の1時間40分でした。
講演会終了後は、書籍販売&サイン会も行われ、多くの方が、青砥先生と朗らかに言葉を交わしていました。
<わくわくプレスクール②>
年長クラス、年中クラスともに、張り切って「かず・もじ・えいご」に取り組んでいました。始まりの挨拶や発言の声も大きく、配られたカードを『まなぼっくす』に丁寧に収める様子は微笑ましかったです。授業後、教室にお迎えに来たお父さんお母さん方に早速、「楽しかったよ」「今日も○○先生が教えてくれたよ」と伝えていたお子さんも。
7・8月は、『オープンスクール』『サマースクール』『さんすう教室』を開講します。日程や参加対象については 子育て支援プログラム からご確認ください。
講演会で話す青砥先生
元気なやり取りが各所で見られた「わくわくプレスクール」