1月18日(水)、8年生が『赤ちゃん先生教室』の授業を行いました。3か月から2歳4か月の乳幼児とお母さん方に"赤ちゃん先生"、"ママ先生"先生として来校いただき、一日の生活の様子を聞いたりしながら幼児の心身の成長について理解を深めました。最初は硬かった生徒の表情は、小さな先生たちが見せるしぐさや笑顔であっという間に和らぎました。この日のために準備した自作のおもちゃで一緒に遊んだり、もっと笑ってもらおうと躍起になる生徒がいたり・・・。マイペースな赤ちゃん先生と、時に必死な8年生との微笑ましい光景が見られました。
0歳の赤ちゃんのほっぺたの柔らかいこと。小さい指にしっかり爪があること。視力がまだ低いので、おもちゃは目で追えるように顔の近くでゆっくり動かすこと。ママ先生のアドバイスを聞いたり実際にふれ合ったりしながら、14歳の心にもいろいろな思いが芽生えたようです。
この授業は「ママの働き方応援隊」信州中央校の主催で、コロナ禍のため3年ぶりの開催となりました。コロナのレベルが下がらず、教科書の文字とビデオでしか学習できないと考えていましたが、このように実施させていただくことができ、本当にありがとうございました。8年生は小さな命を愛おしく感じ、生命に畏敬の念を持つに至り、とても有意義な時間となりました。
生徒の感想
「想像していたよりも手足が小さく、抱っこすると重い」
「何もできないと思っていたけれど意思を持って自己主張していた」
「自分自身も親からたくさんの愛情を受けてここまで成長できた。そのことを認識し感謝したい」
「泣くことは赤ちゃんの気持ちの表現であり、仕事。優しい気持ちで接したい」
「大きな荷物を抱えながら幼児の面倒を見ているママを見かけたらお手伝いしたい」