2学期最後の登校日となった12月17日(木)、大掃除と終業式を行いました。終業式は校内放送を使って行い、生徒たちは放送で流れる校長先生の話に教室でしっかり耳を傾けました。その後は学級活動の時間となり、担任から通知票や模試・定期テストの成績優秀者へ贈られる学校長賞の表彰状などを受け取りました。
【校長講話】
長い2学期、コロナの影響で休校とした日もありましたが、今日を迎えることができて嬉しく思います。様々な行事が延期や縮小の措置を取りながらもほぼ実施できたことは、学校全体が日頃から感染防止に努め、緊張感をもって学校生活を送ってきたからにほかなりません。みなさんの協力に感謝しています。
さて、この2学期から使用しているタブレット端末について。学習を進める中で、みなさんはいろいろなことを実感したはずです。例えば、アプリのおかげで興味を持てるようになったり、勉強の楽しさを感じたり・・・。11月の長野県フェスティバルでは、4年生がタブレットを最大限に活用して素晴らしい発表を行いました。
一方、『学習で使う』というルールの端末を、この目的以外に使ってしまっているという話も私のところには入ってきています。
みなさんが生きていくこれからの時代は、テクノロジーがより進化し、便利で楽しくなります。しかし、これらの発展とともに、私たち人間も2つのパターンに大別されるといわれています。ひとつは「テクノロジーを使って能力を高め、主体的に頭で考え行動できる人間」、もうひとつは「テクノロジーに巻き込まれ、流され、支配される人間」。
みなさんはどちらを目指しますか?
私は、みなさんが持ち前の力を生かして前者を目指し、「仲間と共に未来を作っていく人間」になってくれることを願っています。
生徒のみなさんは、次の言葉をぜひ心に留めておいて下さい。
遠きに行くには必ず邇(ちか)きよりす
意味は、「物事を進めていくには順序が大事である」ということ。やみくもに行動するのではなく、しっかり計画を立てて進めなくては事は成らないことのたとえです。12月6日に召集された臨時国会で、首相の所信表明演説にこの言葉が引用されました。
今何をすべきか。何をしてはいけないのか。1日の中でやるべきことはなにか。ものごとの順序を崩さず秩序ある毎日を送り、頭・心・体を使っていろんな経験をすることに費やす時間もとりましょう。3学期の始めにみなさんが素敵な笑顔で戻ってくることを楽しみにしています。
●終業式を迎えた才教学園ですが、2学期終盤の行事について、今後いくつかを学校ホームページで紹介していきます。
教材やお知らせのプリントなど、持ち帰るべきものを忘れないように
担任の先生から2学期最後のお話
模試1位おめでとう! 今学期もたくさんの生徒に学校長賞が授与されました