投稿日:2021.11.24
11月19日(金)午前、阿智村村長・村議会議長、同村の小学校・中学校の校長先生をはじめとする「阿智村教育文化協議会」14名の皆様が本校を視察されました。視察の目的は、今年度より本校が取り組んでいるSTEAM教育の実践見学でした。
まずは、学校の概要を小松校長、巣山教頭より説明。3時間目は「LEGOブロックによる自動運転自動車作成(5年・プログラミング)」、「長野県フェスティバルに向けての準備(4年・プレゼンテーション)」の授業をご覧いただきました。どちらもiPadを用いた活動でした。
かつて工業高校で校長先生をされていたという教育委員の方からは、「5年生が使っている教材のレベルの高さに驚きました」とのお話が。また同村教育施設にお勤めの方(4年生のお孫さんがいらっしゃるそう)も、「同じ年の子どもが、iPadのアプリケーションを使ってPR動画を作成したことに感心しました」とおっしゃってくださいました。このことは、視察のみなさんから生徒に直接伝えていただいたため、声を掛けられた生徒はたいへん喜んでおり、大きな励みになりました。
4時間目は、小中併せて9学年が学ぶ1~5階の各教室を回りました。1つの建物に、昨年まで園児だった子どもから、高校受験間際の大人びた生徒までが居る光景は珍しいようでした。
その後、質疑応答、給食をいただきながらの懇談と続きました。視察の根幹でもあったSTEAM教育をはじめ、私立学校としての取り組みや、少人数制の教育についてなど、多くのご質問をいただきました。やりとりの中で、こちらが普段気付かないようなこともご指摘いただき、活発なうちに終了の時間となりました。
今回の視察は、同じ教育関係者から、才教学園やSTEAM教育がどう見られているか、評価されているかを知る機になり、本校にとっても大変有意義な機会となりました。