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3年生、芳川消防署見学へ行きました

投稿日:2021.11.24

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 11月11日(木)、3年生が校外学習で芳川消防署へ行きました。「地域の安全を守るために働く人」という社会科の単元で、消防署の方たちがどのように火事からまちを守っているのかを学ぶため、消防自動車や救急車、消防署内の様子を見学しました。


 火災が起こってしまったときに一秒でも早く現場に駆け付けるために様々な努力や工夫をしていることなど、説明がとても分かりやすく、子どもたちの質問にも丁寧に答えていただきました。おかげで、子どもたちは終始興味津々に見聞きし、大切だと思うことは熱心にメモを取っていました。


 見学の最後には、「学校で火災が起きた場合、どのように通信指令課から連絡が来るのか」という訓練を行って下さいました。連絡が入るのを待つ間、子どもたちは口をつぐんで緊張の面持ちでした。訓練とはいえ、実際にアナウンスの声が響き、才教学園の地図や住所などが記された「指令書」が送信されてくると、驚きの声を上げていました。 教科書に加え、インターネットを使えばいくらでも知識を吸収できる時代になりましたが、久しぶりの校外学習を終え、「実際に見て聞いて現場の空気を肌で感じることは、かけがえのない学びである」と改めて感じました。芳川消防署のみなさんに宛てた手紙に、子どもたちは見学の感想と共にたくさんの感謝の思いを綴っていました。



 消防署見学の数日後には、学校内の消防設備がどのようなものか、天井に設置された熱感知器をはじめ、煙感知器や火災報知機等を見て回りました。


 校内のあちこちに消火器が置かれているのは、素早く初期消火に対応できるようにするため。普段は廊下の壁のような存在の「防火戸」や「防火シャッター」は本当の火災のときに閉じられますが、それは火が燃え広がることを防ぐため。もしものときにこれらが作動した場合、設備の情報が集まるところは事務室で、消防署でのしくみと似ていること。


 総じて、防火設備の役割・・・自分たちの安全と命を守る大切なものであることがわかりました。



 子ども達にはこの経験を「見た・聞いた・わかった」で終わりにせず、今後も防火・防災への意識を高め安全に生活するために自ら考え行動に移せるような「生きる力」にしていってほしいと思います。


 見学の受け入れにご協力いただいた芳川消防署のみなさん、このたびは本当にありがとうございました。

救急車の装備について説明を受けています

消防車に収納されているホース(上)と筒先(下)

早く出動するための工夫を聞き(上)、指令室から連絡が入るところも見学(下)