6月29日(火)に4年生を対象に交通安全教室を行い、公道で自転車に乗れるようになる4年生のために正しい乗り方や整備の仕方、注意点をレクチャーしていただきました。
初めに自動車販売店協会の方から、「ゆっくり走れる・安全に止まれる・ルールを守れる」ことができるようになってほしいという話がありました。続いて「ぶたはしゃべる」の合言葉とともに、自転車整備の注意点を聞きました。(合言葉の詳細は文章の最後に載せておきます!)
続いて市役所の交通部、自転車推進課の担当の方から、自転車に乗る際に気を付けることについて学習しました。「ヘルメットをかぶる」「二人乗りをしない」など基本的なお話から、「車道の左側を走る」「右折は二段階で行う」「大型車の脇を走らない」「一時停止ではきちんと止まる」・・・覚えることはたくさんありましたが、4年生は講師の話に耳を傾け、「守れますか?」という問いかけに対し、頼もしく「はい!」と返事。
スライド視聴では車との衝突シーンがありましたが、命が奪われるかもしれない状況は、自分の身に起こりうるかもしれません。息をのむような映像は、みんなの中にしっかり残ったでしょうか。
講習が済み、免許交付式では、松本市長、松本警察署長、松本交通安全協会長それぞれの印がつかれた免許証をいただきました。嬉しい反面、気の引き締まる思いで終えた交通安全教室でした。
本年度はコロナ禍のため、4年生以外は各学年において交通安全教室を行いました。交通安全についてのDVD視聴と、先生方自身の体験に基づく話が中心でしたが、「そんなことがあったの?」と驚くエピソードや、「実際に事故を見て/事故に遭って…」という話まであったと思います。低学年には、横断歩道で止まってくれたドライバーにきちんと頭を下げ感謝の意を表そうということも指導しました。
自転車通学をしている生徒も、「自転車に乗るのはお休みの日が多いよ」という生徒も、誰一人として交通事故や危険な目に遭ったりすることのないように、そして加害者にもならないようにと、切に願います。
【自転車整備の注意点】ぶたはしゃべる
ぶ:ブレーキはちゃんと効くか(左右それぞれ)
た:タイヤは空気が入っているか。すりへったりしていないか。
は:ハンドルは正しい位置に、正しい向きについているか。高さは大丈夫か。
しゃ:車体の状態は正常か。サドルの高さは、自転車にまたがったときに両足のつま先が地面につく程度に調整。
べる:ベルはきちんと鳴るか。