4月6日(月)、新型コロナウイルス感染拡大の影響による一斉休校と春期休業を経て、学校が再開しました。本来であれば全生徒が集合し始業式を行うのですが、生徒は各教室で待機し、校内放送での始業式としました。 【学校長から生徒へのメッセージ】 新入生と在校生が一堂に会する始業式ができず、とても残念です。 みなさんの笑顔、熱いまなざしを見たかった。 みなさんの息づかいを聞きたかった。 突然の休校となった2月29日から、みなさんはどのような思いで過ごしたでしょうか。 何気なく過ごしている日々は決して当たり前ではありません。 毎朝、家族に「いってらっしゃい」の声をかけられ通学すること。 仲間と勉学に励み、おしゃべりを楽しみ、思いっきり遊ぶこと。 こうしたことは、多くの必然や偶然、そして多くの人々の努力によって支えられていると感じたでしょう。 何気ない日々、当たり前の日々が、何よりも愛おしく、何よりも大切です。 みなさんができることを精一杯やって、周囲に感謝しながら過ごしてください。 まずは、感染を防止するために今すべき行動はどのようなものか、常に考えましょう。 学校のみならず公共の場でも、9年生を頂点とするすべての上級生が下級生にその範を示し、才教生としての振る舞いを徹底して下さい。 今しかできないことを、一人ひとり固い決意を持って行いましょう。 苦しい状況下でも才教学園がひとつにまとまって、元気に学校生活を送れる日が一日も早く訪れるよう、すべての生徒に次の言葉を贈ります。
The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.
逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい。
―ウォルト・ディズニー―
一人ひとりが才教生としての自覚をもって凛とした花を咲かせ、学校全体を盛り上げていってくれることを望んでいます。
みんなで力を合わせてこの状況を乗り切りましょう。