12月6日(水)に3年生が、松本市の環境政策課の方から食品ロスについての授業を受けました。
食品ロスとは、食べ残しや調理されずに賞味期限が切れた食べ物のことです。実際に調理されずにごみに捨てられてしまった食べ物の写真を見せていただきました。家庭から出される生ごみのうち、食品ロスはおよそ3分の1を占めているとのことです。
授業の中では、食品ロスを少なくしていくことや食品ロスをたい肥にして新たに野菜を育てるなど循環させることで環境を守っていくことを学びました。また、身近な話題として、買い物をするときに、家の冷蔵庫の中身を確かめてから行くことや、スーパーでの買い物の際は手前の商品から買った方がよい理由をお話しいただき、みんな納得の表情を浮かべていました。その他にも、日本の食料自給率の話や、食べ物に困り栄養不足になることで世界の多くの子どもが亡くなっている現状など、具体的なお話を聞くことができました。
生徒たちは興味をもって授業を受けていて、食品ロスをなくしていくために自分ができることは何かを考えるきっかけを得られました。毎日の給食も大事にいただこうと心に決めた授業になりました。