5年生は6月12日から1泊2日の宿泊研修を行いました。
研修の目的は大きく3つ。
・日本が世界に誇る大企業を見学し、最先端技術を肌で感じる。
・災害の実態を正しく学び、それに対処する方法を身につける。
・長野県を代表する伝統工芸「木曽漆器」から、
手工業の素晴らしさを体験し近代産業との違いを学ぶ。
研修直前の10日(土)には結団式があり、この研修にかける意気込みを「決意発表」というかたちで一人ずつ宣言しました。
出発の朝、引率の先生が「2日間の研修が終わって学校に戻ったみなさんは、必ず今の状態とは違っているはず。この研修を通して大きく成長しましょう。」と呼びかけました。
トヨタ自動車高岡工場では、普段見ることのできない最新の機械と技術の数々を見学させていただき、生徒たちは目を輝かせていました。2日目は県内に戻り、木曽漆器館での箸の絵付け体験。世界に一本だけのオリジナル箸をつくろうと、みんな真剣に取り組んでいました。
学校到着後は保護者のみなさんに迎えられ、研修を締めくくる解散式を行いました。
集団として過ごしながら、お互いの気遣いやメリハリを意識し、楽しさとは思いやることや規律を守ることの先にあるのだと改めて気づくことができたと思います。
たくさんの発見があり、学びにあふれた宿泊研修。今年度からの新たな行事ですが、この経験を大きな糧として生かしてくれるよう期待します。
トヨタ自動車 高岡工場
名古屋市港防災センター
木曽漆器館