投稿日:2016.09.06
8月30日(火)、小学2年生がお店づくりと商品づくりを手がけたさいきょう商店街が開かれ、講堂いっぱいに12のお店が並び、1年生をお客さんに迎えて大きく賑わいました。
生活科の授業の一環として行っているさいきょう商店街。単なるお店屋さんごっこではなく、売り上げ1番を目指してしのぎを削っていく中で、働くことの大変さや喜びを肌で感じ、一生懸命作った品をお客さんが喜んで買っていくことを通じて、働くことが社会貢献につながることを学習の目的とした活動です。
お店を出すにあたって、商品を作る・売る、店構えや陳列を考える…など、自分たちで企画・作業を進めながら、普段買い物で訪れるお店側の工夫や苦労を、身をもって知ることができました。1学期の終わりには、お店ごとに作成した計画書を校長先生に提出。出店許可をもらい、さいきょう商店街への熱が高まっていきました。
商品は牛乳パックやアイスクリームのカップ、包装紙など、捨ててしまうものを材料にして作られたものですが、ところせましと並べられた商品は、不用品とは思えない程に子どもたちのアイデアが詰め込まれた立派な仕上がりでした。
開店中は、元気な「いらっしゃいませ!」の声に誘われ、メインの1年生に加え、2年生の保護者のみなさんと3年生も思い思いに買い物を楽しみました。2年生はお客さんの質問にやさしく答えたり、イチオシの商品をおすすめしたりと奮闘し、どのお店でも商品が飛ぶように売れていきました。去年さいきょう商店街の売り手側を経験した3年生からは、「自分達のときよりいい商品がいっぱいあり、すごいと思った。」「2年生がとても頑張っていたし、1年生がみんな喜んでいてよかった。」との感想が寄せられました。
当の2年生も、「商品づくりは大変だったけど、完売できてほっとした。」「目標の売り上げに届いたかは心配だけど、たくさんのお客さんが来て商品を買ってくれてうれしかった」と、高揚した様子で話していました。