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ライブ先達「高い政治力って何だろう」 松本市議 小林あや先生の講演

投稿日:2016.07.28

第Ⅱ期 第Ⅲ期

 7月19日(火)、中学校1年生から3年生が特別授業「ライブ先達」を行い、松本市議会議員であり、経済地域委員会の委員長も務めている小林あや先生を講師にお迎えして、「高い政治力ってなんだろう?~松本市議会議員の挑戦と課題~」と題して講演していただきました。


小林先生は、「国会議員も市議会議員も、自分一人でなれるものではない。後援会や自分に期待をかけてくれる人たちの応援といった協力があるから、厳しい選挙戦を乗り越え、政治家としての活動ができる」と話しました。また、「多くの市民を代表する市議として、上位当選することがゴールではない。市民の意見を議会に伝えたり、反対に市政や議会のようすを市民に広める活動も行っている」と、市議の仕事について説明しました。


講演後半には、政治に興味を持ったきっかけが波田町の合併問題にあったことに触れ、「住民がお互いを思いやりながら成長でき、安心して暮らせる社会をつくる力こそが高い政治力だと考えている。何のために議員になるのか、議員として何をしたいのか、という強い信念と高い志がないと何も始まらない。みなさんも孤立を恐れず、自分を諦めず、果敢に物事に挑戦してほしい。」と話しました。


 


小松校長は「“政治とは安心をつくるもの”という言葉に、その通りだと思いながら講演を聞いた。中学生のような若い世代には、今日聞いた話を活かし、必ずしも安心とは言えない現実を良い方向へ変えていく仕事をしてほしい。」とあいさつしました。


 


今年行われた参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、これまでより多くの人が政治に参加することになりました。今日の話を聞いた生徒たちも、3年後には実際に選挙権を持つようになります。小林先生の講演を聞き、有権者になるまでに社会を見る目をしっかり養っておく必要があることが分かり、選挙や政治をぐっと身近に感じることができました。